こんにちは、カオリンです。
前回、住宅選びで生じる夫婦の対立についてお伝えしました。その後、気になるモデルハウスはとにかく見学に行ってみることにしました。
今回は、私たちの失敗談から、住宅展示場やモデルハウスを巡る際に、注意した方がいいと思うことを2つあげさせていただきます!
注意点① 多くまわりすぎないこと
私たち夫婦が前回の2社を含め、資料請求をしたのは全部で7社。実際にモデルハウスまで足を運んだのは6社です。資料をもらったところへはほとんど行きました。
いまさらですが、これは多すぎます笑
SUUMOのアドバイスにも、資料請求の目安は10社、実際に連絡を取るのは3社ぐらいに絞り込むのがよいと書いてあります。
では、なぜそんなにまわったのか?
楽しかったからです!笑 (きっぱり)
知り合いはアンケートに年収を書いた途端、誰も相手にしてくれなくなったと言っていました(たぶんひやかしがバレただけだと思いますが……)。
幸い我が家には「遺産金」と「土地持ち」という二大柱があったため、皆さん快く迎え入れてくれました。上客扱いされるのは気持ちがいいものです。
でも、それが後悔のもとでした……。
まず、モデルハウスに行くと軽く現状を聞かれアンケートを書かされます。
(アンケートはこんな感じ。年収はやはりマストです笑)
本気で購入しそうだなと判断されると、間取りやローン返済プランなどを提案したいから、後日また来てほしいと言われます。
相手は「提案を見てからお返事をいただければ結構」というスタンスで話をします。そうすると、こちらとしては、「じゃあ何社かに提案してもらい見比べてから判断しようかな」と思ってしまうわけです。
しかし売る側にとっては、せっかく来た客を逃す手はありません。2回目来た時点でロックオンです。
「どの工務店を気に入っているのか」「どこを直したら納得するのか」など質問攻めにあい、なかなか帰してくれません。最後には「もう一度来てくれたらもっといい提案をします!」と言われ、私たちは渋々また来る約束をしてしまうのでした。(だったら最初からいい提案をしてくれればいいのに……)
業者同士が競り合ってくれるのは、買い手にとって有益なことです。ただ、私たちの場合はあまりに数が多すぎました……。営業さんも本気でぶつかってきますので、断るのもなかなか大変です。私たちは結局5社と、数回のやりとりを行いました。正直言って疲れます。
やはり、できるだけ早めに2社に決めて、その中で競い合っていただくのがベストだと思います。
注意点② 豪華すぎるモデルハウス
住宅展示場の中のモデルハウスは、最大限に豪華な設備をつけて実用性のないお洒落な家具(透明なアクリルの椅子とか)を置いているところがほとんどです。開放的でオシャレなオープンキッチンになっているところも多いのですが、実際に生活をはじめたら常に綺麗にしておかなければなりません。共働きや小さなお子さんがいる家庭などでは、少し目隠しがあった方が実用的でしょう。
モデルハウスにはこういったリアルな日常が欠けています。一歩足をふみいれた途端に魔法にかけられてしまうのです笑
(こんな感じでいちいちオシャレ笑 画像参照元:AliExpress)
モデルハウスはオプションを付けまくったものだと頭では分かっていますが、残像として心に植えつけられます。その結果、「素敵な家を建ててくれる工務店」というイメージが残ります。
しかし、
「住宅展示場内のモデルハウスはどこも似ているな」
というのが私の率直な感想です。
なるべく早めにリアルな建売予定のモデルハウスか、実際に購入者の方が建てた、オープンハウスの見学会に出向いた方が参考になると思います。
豪華な家を建てたら、それに見合った家具を置かなければ様になりません。そこまで考えての予算です。
夢見心地のまま何十年も生活するわけにはいきません。
夢を膨らませるのは最初の1週間くらいにして、なるべく早めに現実とすり合わせて候補をしぼっていくことをオススメします。そうでないと私たち夫婦のように無駄な労力と時間を費やしてしまうことになるでしょう……。
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今回もありがとうございました。次回もモデルハウスでの体験記をお聞きいただきたいと思います。