新築の内装が完成間近……家具を見にいこう!【第30回】

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前回は、電気スイッチの場所についてお伝えしました。まだ骨組みの印象もあった状態から1週間、内装工事は完成に近づいてきました。

写真①内装

(段ボールの下にはフローリングも敷かれています)

あとはエアコンやシステムキッチンなどの設置と壁紙を残すのみとなりました。そこで、そろそろ新居に置く家具を見にいこうということになりました。今回は、家具選びについてお伝えしたいと思います。

→第1回目の記事はこちらです

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カラーコーディネートの3色を決める!

まずは、友人でこのサイトの管理人である「サラリーマンではない僕さん」の「インテリアの基本」という記事を読みました。これによると、部屋のテーマを決めて家具を選ぶことが大切だとこと。

「片流れの屋根」や「おうとつのない形」、「モノトーンの外壁」などの特徴を踏まえると、我が家は「モダン」に属します。そこで、室内のコーディネートも「モダン」系でまとめることにしました。

テーマが決まったら、次は部屋のカラーです。よく聞くのは「インテリアコーディネートは3色でまとめるとよい」というものですね。広範囲に使う「ベースカラー」、部屋のテーマとなる「メインカラー」、メリハリをつけるための「アクセントカラー」。この3色を基本として、あとは同系色のグラデーションを利用すれば、ちぐはぐな印象にならず、おしゃれに部屋をまとめることができるというものです。

我が家は壁紙がオフホワイト、フローリングがダークブラウンです。オフホワイトは「白」の印象が強い色。必然的にベースが「ホワイト」、メインが「ブラウン」となりました。あとはアクセントカラーですが、私は「ブラック」にしたいと考えました。

暗めのブラウン系の革張りソファに、カーテンやクッションなどの小物は黒を選び、木目のダイニングセットを置けば、落ち着いたモダン(ナチュラルモダンに近いです)な空間がつくれると思ったのです。

写真②モダン系リビング

(部屋の配色としてめざしたのはこんなイメージ)

画像引用元:デキノヤホーム 施工実例

さっそく夫との家具屋めぐりが始まりました。

家具選びでは夫婦の意見がわかれがち……

ニトリ、イケア、個人経営の家具屋など5、6件を夫婦でまわりました。ところが、夫は色や家具同士のコーディネートを苦手としている様子。夫には座り心地やサイズ感など、実用的なことだけジャッジしてもらって、色については私が決めようと思っていました。

「お値段以上」でおなじみの庶民派家具ショップ「ニトリ」にいったときです。「値段とデザイン、品質のバランスがいいな」などと思いながら、私はフラフラと見てまわっていました。すると、離れて家具を見ていた夫が、興奮気味に近づいてきました。

とってもかっこいいソファがあった! 俺、これにする!

過去の経験上、嫌な予感がしました……。夫は派手好きなのですが、コーディネートについてセンスがいいとはいえません。私はブラウン系の革張りと決めていたので、舌打ちしたい思いで渋々夫についていきました。そこで紹介されたのが、こちらのソファです。

写真③イケアの赤いソファ

(ワインレッドのソファ)

え、赤!? まあ、かっこいいけど……そんなの私の計画にはなかった!

夫に「なんでこのソファがいいの?」と聞いたところ、「ガンダムみたいでかっこいい」という謎の答えが……笑 どうやら、赤と黒の層になっているデザインとシルバーの脚がメカニックな印象でいいということのようです。

夫は判断を人にゆだねるタイプなのですが、一度自分が決めたことは頑として譲りません。テンションの高さから、夫の心はすでに決まっていることを悟りました。けれど赤は無理です。私だってとくにセンスが良いわけではないから、「白」「ブラウン」「黒」という無難な3色を選んだのです。

「かっこいいけど、コーディネートが難しくない?」という精一杯の抗議に「このソファを置くだけで部屋がかっこよくなるから大丈夫」というまたまた理解不能の答え……。

いやいや! 絶対ソファだけ浮いちゃうでしょ!

心の声虚しく、この赤いソファは早々に我が家に来ることが決まったのでした……。ちーん……。

今回わかったこと

  • 部屋のコーディネートではまず、テーマと基本の3色を決めること
  • 本当に理想の部屋をつくりたいと思ったら、家具屋めぐりは1人ですべき……?笑


→第1回目の記事はこちらです

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