前回までにお伝えしたとおり、「雨漏りのする家で冬を迎えたくない!」という思いで、10月末から引っ越し、打ち合わせを同時に進めることになった私たち。
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ハードスケジュールすぎて、この頃のことは正直あまり記憶にありません笑
(引っ越しが終わるとあっという間に解体です)
住宅の打ち合わせはものすごく重要な作業です。
ここで決定したものにサインをしたら、基本的には後からは変えられません。できれば我が家のように慌てて行わず、しっかり本腰入れて取り組んでください!(色々と反省する点が多いのです泣)
今回から数回に分けて、本契約後の打ち合わせの内容と自分たちの反省点についてお伝えしようと思います。
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本契約後の打合せで決めること
工務店と本契約を交わしたあとの打合せの内容は次のとおりです。
- 間取りの話し合い
- 外観の話し合い
- 内装・設備の選択
まずは、設計士さんとの話し合いで間取りを決めていきます。
間取りと外観の大まかな希望は、契約前の話し合いですでに伝えてあります。担当営業さんが希望に沿った家の図面も作成してくれています。これをもとに設計士さんと実際に建築可能なものか精査していくのです。我が家の場合、1階のリビングと和室の間に壁を設けず、引き戸で仕切るようにしたかったのですが、柱の関係で一部壁にすることになりました。
また、契約前には伝えられなかった要望も伝えました。
- 階段の位置と2階の部屋の配置がいまいち気に入らないので直してほしい。
- 2つのバルコニーが壁で分かれていたのでつなげてほしい。
この2点を取り入れてもらいました。
図面に関しては、結構希望を通してもらって満足しています。例えば「バルコニー同士をつなげる」なんて無理かなと思っていましたが、柱の位置などを考慮してもらい、叶えることができました。
素人考えで恥ずかしいと思ったことでも、とりあえず言ってみることが大切。そのとおりにはならなくても、プロの知識で代替案を色々と考えてもらえるかもしれません。
間取りが決まったら、外観、内装の打合せに入ります。
把握しきれなくて失敗!
間取りは設計士さんにお任せする部分が多かったのですが、外観や内装は自分たちで選択していかなくてはなりません。この項目がとにかく多い! 1ヶ月かけて6回の打ち合わせで決めていきましたが、選択したものをすべて覚えておくのは至難のわざです。以下、決める項目です。
■外観
- デザイン
- 外壁の色
- 窓のデザイン
- サッシの色
■内装
- フローリングの色
- たたみの色
- 壁紙
- サッシの色
- 玄関扉
- 部屋扉
- 収納の仕様
- 靴箱の色
- 階段の色
- 階段手すりのデザイン
- システムキッチンの色
- 食器棚の色
- ウォークインクローゼットの仕様
- 玄関タイルの色
- トイレの色
- ユニットバスの浴槽と壁の色
- 洗面台
- 照明
- 照明スイッチの位置
- エアコン
- コンセントの位置
これらすべてを全体の調和を考えながら決めていくのって、かなり高度ではないでしょうか。
サンプルは用意されていますが、立体的な組み立ては頭の中だけでしなくてはならないのです……。
(ショールームには、こんな感じでサンプルがたくさん並んでいます)
我が家は把握しきれなくなって、頭がパンクしました。打合せ担当さんがその日の決定稿のメモを残しておいてくれます。けれど、簡潔なメモなのでどうしても「ホワイト」や「モダン系」など、大雑把な表現になり、具体的に思い出すことが難しくなります。
これについては、とにかくすべて写メを取っておけば良かったなと思いました。
サンプルは貸してもらえるものとショールームでしか見られないものがあります。写真で残しておけば思い出す手がかりになり、床や壁、建具の組み合わせを考えるときに役に立つと思います。また、家具を選ぶときにも重宝しそうです。項目が多いので、担当さんはどうしても急ぎ足になります。プレッシャーにめげずに、選んだサンプルの写真ぐらいは撮らせてもらってください。
今回わかったこと
- 住宅の打合せはとても大切。慎重に選択すべし。
- 間取りの要望は無理だと思っても一応伝えてみる。
- 決めたサンプルはすべて写メに撮っておく。
今回もお読みいただきありがとうございます。次回も住宅の打合せについてお伝えします。
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