こんにちは、カオリンです。まずは前回の記事から、さらに一週間経った建築工事の様子をお伝えします。
→第1回目の記事はこちらです
リビング階段の工事が進行中ですね。ちなみに、柱下部のオレンジ色の部分は、防腐防蟻剤です。木造住宅では、地面から1mまでは塗布しなければならず、防蟻処理の有効期間は5年とのこと。5年を超えたら再度防蟻処理をした方がいいと、現場監督にいわれました。
そして、電気の配線工事も進んでいました!
お風呂部分の配線。
黒い枠のところにコンセントとスイッチがつきます。
配線といえば、実際に住み始めてから感じたことがあります。今回は、我が家の電気配線について、良かった点、悪かった点をまとめてみたいと思います。
我が家の配線 良かった点
住宅の打合せで間取りが決まると、コンセントやスイッチの位置などを決めていきます。間取りに比べてあまり時間が割けないので、さっさと決めていかなければなりません。大半の配線は設計士さんが決めてくれていて、そこに変更があれば口を挟むといった感じでした。
ただ「どうですか?」と聞かれても、なにが正解なのか想像だけではよくわかりませんでした。とりあえず、寝室に1つ、リビングに1つ追加で設置してもらいました。これは実際に住んでみて良かったなと感じました。まず掃除機をかけるとき便利です。がらがら遠くから引っ張ってこなくて済みます。また無駄に延長コードを使わなくて済むので、部屋がすっきりします。
コンセントは多くつけておいて悪いことはないと思います。テレビや冷蔵庫といったメイン以外にも、蚊取りノーマットや空気清浄機、間接照明など、思っている以上に使用する家電はたくさんあります。1か所につきプラス3,000円くらいで追加できたので、少し多めに設置しておくことをおすすめします。
我が家の配線 後悔している点
失敗したなと思った点は2つあります。まず照明のスイッチの場所について。照明のスイッチは、見た目と使い勝手の良さを考えて、まとめて1か所につけることが多いと思います。
玄関部分のスイッチ。どれがどれだか……
ただし、あまりまとめてしまうのも考えものだと感じました。上の写真のスイッチは、外照明2つと玄関、ガレージの照明のスイッチが同じ場所に設置されています。見た目はすっきりしていいのですが、問題はどれがどのスイッチかわからなくなってしまうことです。また、ガレージは少し離れた位置にあるので、時々、消し忘れてしまいます。
打合せのときに、オプションで「スイッチに場所の名前を入れられる」と提案されましたが、見た目を考えると少し抵抗がありました。使い勝手の点からいえば、各照明の近くにそれぞれのスイッチをつけるのがベスト。そのうえで見た目と使い勝手のバランスを考えながら設置していくのがいいと思います。
上の例でいえば、玄関の照明は玄関ドアを開けてすぐのところに、外照明2つはリビングドアの脇(現状の位置)に、ガレージのスイッチはガレージの中につけるのが良かったのかもしれません。
2つ目の失敗した点は、PC周りの配線です。
PC用カウンター。
コンセントが端ではなく中央寄りについています。
PC作業用につくってもらったカウンターです。なぜかコンセントの位置が端になく、少し右に空間があります。カウンター下に置いているプリンターもここから繋げているので、プラグがすごく邪魔です。せっかく広めのカウンターなのに使いきれず、左寄りに作業しています……。打合せの段階でもっと考えていれば、端かカウンター下に設置してもらっていました。
PCや電話など、配線が多いものの周りは、よく考えてコンセントの位置を決めないと後悔すると思います。配線工事の段階で、コンセントやスイッチの設置場所に納得できなかったら、直せる場合もあるようです。私は工事の段階でも気づきませんでした!! うう、後悔……。
基本的には満足している電気配線ですが、細かい部分には反省点がいくつかあります。これから配線を決める方は、我が家の失敗談をぜひ参考にしてみてくださいね!
便利に暮らすための電気配線まとめ
- コンセントは多めに設置しておくと便利!
- スイッチは各照明の近くに!
- PCや電話周りの配線は慎重に!
今回もありがとうございました!