はじめまして、サラリーマンではない僕と申します。住宅について書かれたサイトやブログがたくさんあるなか、こちらをご訪問くださりありがとうございます。
僕はもともと、家を購入することに大反対していました。
「家を買う=最大の悪」とまで考えいました。
それは、子どものころのあるトラウマ的な経験があったからです。
でも、いまは戸建てを購入して、とても充実した生活を送っています。まさか自分が家を持つことになるなんて……。まだ時々、不思議な気持ちになります。
なぜこのような変化が起きたのでしょうか。まずは、ブログについての説明と僕のプロフィールをお読みいただけたら幸いです。
管理人の住宅に関する歴史
僕が6歳のころ、両親が中古の一戸建てを購入しました。世の中全体がバブルの好景気に浮かれ上がっていた時代ということもあり、土地50坪以上の家だったと思います。
ところが数年後にバブルが崩壊し、父親が勤めていた会社が倒産。瞬く間に家計は火の車になってしまいました。当然、せっかく買った一戸建ても手放すことに。このときの母の言葉を、僕はまだ忘れることができません。
「住宅ローンの返済に毎月20万円以上払っていたの。それでもこの家は自分たちのものにはならなかった。ということは、毎月20万円以上ものお金を払って借りていたのと同じなのよ」
大人になったいまなら、ごく当然の考え方だとわかります。しかし、小学生の僕には非常にショックな言葉でした。
だいたい、あんなに大きな家がなくても充分生活することはできたはず。その前に住んでいたのは小さなアパートでしたが、僕にはこれといった不満はありませんでした。もし成長するにつれて手狭になったら、部屋が一つ多い賃貸マンションかアパートに移ればよかっただけのこと。少なくとも毎月20万円以上のお金を出してまで家を買う必要はなかったのです。
このあと、職を失った父は地方の小さな町から、生まれ育った東京に戻ります。僕は田舎町に残らざるを得なかったので、家族はバラバラになってしまいました。それ以来、家族がみんなで一緒に暮らしたことは一度もありません。
「家を買ってもいいことなんてない……!」
僕は次第に、こう考えるようになっていきました。
その後、数度の引っ越しを経験しましたが、いずれも賃貸です。高校生、大学生、社会人になっても、「家を購入する=最大の悪」という式が僕のなかにありました。「どんなに金持ちになっても、家だけは買うまい」と考えていたのです。
変化が訪れたのは、「結婚してもいいかもしれない」と考える女性(現在の妻)と付き合いはじめてからでした。
結婚するということは子どもが生まれる可能性があるということです。僕は、子どもにはなるべくいい環境で育ってほしいと考えていました。特に、若者から高齢者まで多様な年代の方と長いあいだ良好な関係を築きながら成長してほしいと思っていたのです。そして「駅近の賃貸マンションではいけない」と考えるようになりました。
その後、婚約直後に物件を探しはじめ、入籍前に購入。まだ子どもには恵まれていませんが、あえて駅から離れた住宅街で生活しています。
「家を買ったらこうなった!」について
「家を買ったらこうなった!」では、サラリーマンではない管理人が住宅を購入したときの話や友人が家を建て替えたときの話などを中心に、住宅や投資、副業などの情報を発信しています。
このブログでやりたいことはたった2つです。
・読んでくださる方にとって少しでも意味のある情報をお届けしたい!
これだけです。
僕はもともと家を買うことには大反対でした。そんな気持ちの背景には先ほど読んでいただいたような、住宅に関する残念な記憶がありました。また、家を購入すれば自由に引っ越すことができなくなりますし、住宅ローンの返済義務が長期にわたりついてまわります。家を買うなんてリスクだらけじゃないか――。そんなふうに思っていました。
でも、いまはちがいます。
家を買うって素晴らしい!
本気でこんなふうに思っています。
どれだけマンションの訪問販売が来ても親戚が家を購入したと聞いても「はいはい」と一蹴していた僕が、こんなふうに感じるとは思いもしませんでした。「事実は小説よりも奇なり」という言葉がありますが、本当にその通りだなと思います。
そうだとはいえ、家を購入するのははじめてのこと。家の探し方から仲介業者との接し方、住宅ローンの組み方まで、なにもかもわからず困ったことをよく覚えています。
こんなことを友人に話すと、「同じように困っている人がいるんじゃない?」との返答が。「確かにそうかもしれない……」と感じ、このブログをはじめました。
考えてみれば「家を購入する素晴らしさを伝えたい!」、「読んでくださる方にとって少しでも意味のある情報を届けたい!」というポリシーはありがちかもしれません。それでも3年以上かけて300本近くアップした記事には、こんな気持ちが詰まっています。
管理人「サラリーマンではない僕」ってどんな人?
一言でいうと、「“一生を生き抜く力を手にするためにはどうすればいいか”を常に考えている人」です。
「サラリーマンではない僕」という名前は、このブログを以前「サラリーマンではない僕が家を買ったときの体験談」というタイトルで運営していた名残りなのですが、僕がサラリーマンとして働いたことは1年しかありません。しかも、正社員ではなく契約社員です。
もっといえば、出社初日からぶん殴られるようなブラックな業界でした。このときの年収は216万円(税込)。さらに月の平均残業時間は160時間という過酷な環境で体を壊し、1年で辞めてしまったというわけです。
それから12年、僕はフリーランスとして働いています。……嘘です。「フリーランス」と名乗れるようになったのはごく最近のことで、長いあいだ「フリーター」として生活していました。もっとも酷いときの年収は100万円にも満たなかったと記憶しています。壊れた体が影響し、まともに働けなかったのです。
しかし、両親に頼ることだけはしたくありませんでした。申し訳ないというよりも、僕の小さなプライドを満たすためだったような気がします。
そしてこのころから“一生を生き抜く力を手にするにはどうしたいいか”を模索しはじめました。お金もコネもなくお米しか食べるものがないような生活のなかで身につけたスキルは、いまも僕を支えています。年収は100万円から200万円、400万円に。昨年は、どうにか600万円を超えました。
それでもいまも、“一生を生き抜く力を手にするにはどうしたらいいか”と常に考えています。
すべては妻との生活を守るためです。
妻は会社員として働いていますが、これからの時代はいつ職を失うかわかりません。また、妊娠すれば収入の低下は避けられません。また、まだまだ続いていくと思われる長い人生には、なにが待ち受けているかわかりません。
妻や(これから出会うであろう)子どもになにかあったとき誰が守るのか? 当たり前の話ではありますが、僕しかいません。
僕にとっては、「一生を生き抜く力=一生、家族を守り抜く力」です。
発信している情報
→僕が建売住宅を購入したときの体験談です。物件探しの様子や最終的に選んだ家の詳細、契約や住宅ローンについてなど、はじめから終わりまでを綴りました。読んでいただければ、建売住宅購入の流れや注意点がわかると思います。
→僕の友人のカオリンが家を建て替えたときの体験談です。家を建て替えることにした理由や業者選び、設計や仕様、外構や家具にいたるまで書いてもらいました。建売住宅とは違った注意点があります。
→僕の趣味は風水です。いま住んでいる家を購入するときも風水については気にしました。家や土地全体に関わることだけでなく、リビングやキッチンといったあらゆる部屋の風水についてまとめています。
→実際に購入すると家に対する興味がなくなりそうな気がしますが、僕の場合は逆にどんどん増していきました。ここでは、主に家を購入したあとに勉強したことをコラムという形でまとめています。自分でいうのもおかしな話ですが、内容がどんどん深く濃くなっていきます。自分が家を購入する前に読んでおきたかったです笑
→僕が住んでいる神奈川県には人気エリアがたくさんあります。こうした街を実際に訪れ、レポート記事にまとめています。
→家を探しているとわからない言葉に出会うことがあります。こうした悩みをスッキリ解決できるような用語辞典を目指しています。
・コネタ
→住宅や株式投資に関するコネタを紹介しています。オススメのホテルやレストラン情報なども発信中です。
→副業や住宅ローンなどの情報をリリースしています。太陽光発電の売電額や格安スマホの節約効果なども検証しているので家計改善の参考になると思います。
・株式投資
→家を購入したあとにはじめた株式投資について書いてあります。初心者の僕が成功したときや失敗したときの経験をまとめているので、同じようにビギナーの方に役立てていただきたく思います。
長くなってしまいましたが、僕のプロフィールとこのブログについて紹介しました。
家を購入することは最大の悪だと思っていた僕だからこそ伝えられる「家を持つことの素晴らしさ」があると思います。
気になるタイトルがありましたら、ぜひお読みいただきたく思います!
免責事項
このブログでは住宅や株などさまざまな記事をアップしておりますが、あくまで情報を発信することを目的としたものです。購入や投資の勧誘を目的としたものではありません。最終的な判断は、ご自身でお願い申し上げます。
また、記事内容には細心の注意を払っておりますが、その正確性や安全性を保証するものではありません。当ブログの情報に基づいて被ったいかなる損害についても責任を負うことはできませんので、あらかじめご了承ください。