不動産仲介業者の提携ローン|メリット3つ&デメリット1つ。この1つがなかなか大きい!

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前回は、家を購入する契約を売主と結んでから住宅ローンの事前審査までの時間が非常に短いことと、不動産仲介業者の提携ローンのメリットについてお聞き頂きました。

今回は、提携ローンのデメリットについても触れて行きたいと思います。

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提携ローンのメリット

まずは、提携ローンのメリットをおさらいしたいと思います。

審査が早く終わる

購入する物件の担保価値についての審査を、あらかじめ金融機関が行っていることが多いので、短時間で審査が終わることが多いのが特徴です。(とはいえ、5日から1週間程度はかかります)

審査の申請に必要な作業の多くを仲介業者が代行してくれる

これにより、買主は慣れない作業に取り組まなくても良くなるので、簡単に申し込みや契約ができます。

金利が低い傾向にある

これが一番のメリットです。提携ローンを利用すると金利が優遇されることが多いので、自分で融資先を探すよりも低い金利でローンを組むことができる傾向にあります。

これは、「多くの人にローンを組んでほしい」と考える銀行と「少しでも低い金利を提示して客を引きつけたい」と考える仲介業者の利害が一致した結果だと思われます。

以上が提携ローンのメリットです。簡潔にいうと、「作業の手間を省いて、比較的安い金利でローンを組むことができる」ということでしょうか。

握手

提携ローンのデメリット

では、デメリットはなんでしょうか?

実はほかの金融機関より金利が高い場合がある

仲介業者に言われるがままに提携ローンを利用することの最大のデメリットはこれです。この場合の「ほかの金融機関」とは、主にネットバンクを指します。すでにご存じのこととと思いますが、ネットバンクの金利は店舗型の銀行と比較して低い傾向にあります。

たとえば、僕がいま組んでいる住宅ローンの金利は、「1.075%(半年ごとの金利見直し/変動型)」です。

しかし、SBIネット銀行などネットバンクのなかには、「0.90%(10年固定)」というものもありますし、「0.795%(変動型)」というのもあります。(※2015年1月現在)

家を購入するとき、実は僕もこうした金融機関でローンを組もうと考えていました。しかし、まったくの素人だった僕は、仲介業者に言われるままに提携ローンを利用してしまったのです。これは本当に後悔しています。

ちなみに、「1.075%」と「0.795%」の金利の違いを金額に直してみると以下のようになります。

金利1.075%の場合

借入金:3,000万円
金利:1.075%
1年目の利息金額:32万2500円

金利0.795%の場合

借入金:3,000万円
金利:0.795%
1年目の利息金額:23万8500円

差額

322,500円-238,500円=84,000円

差額は、84,000円!!

もちろん元本が減るほど差額は小さくなりますが、これはなかなかの金額だと思いませんか?

仲介業者は当たり前のように提携ローンを勧めてきます。また、こちらが「念のためほかの金融業者にも相談してきます」と言っても、「とりあえず事前審査の結果を待ちましょう!」などと言って止めようとします。仲介業者としてみれば、提携ローンを使ってもらう方がありがたいからですね。

でも、負けてはいけません。

もちろん、絶対に提携ローンがいけないというのではありませんが、ほかの銀行で好条件でローンを組める可能性があるのなら、そちらも検討してみるべきだと僕は思います。この一手間で支払い総額が100万円単位で変わるかもしれないわけですから。

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仲介業者の提携ローン審査の申し込みと同時に、こちらの申し込みもしておいた方が絶対にいいと思います!! 僕も、自分がローンを組むときにこういうサイトを知っていればよかったのにな、と本当に思います……。

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住宅本舗で住宅ローンを一括審査|口コミや危険性、手数料は? 個人情報が漏れることなく安心して利用できる

次回は、「高すぎる不動産仲介手数料を、ほんのすこーしだけ節約する裏ワザ」についてお聞きいただきたいと思います。今回もありがとうございました。

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