【はじめて戸建てを買う人向け】家の内覧で欠陥・不備住宅を見抜くチェックポイント5つ!

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家を購入するときに「この家は欠陥住宅ではないか?」と不安になる人は多いと思います。僕も、こうした気持ちになったことを覚えています。

現在、「法律の整備などによって欠陥住宅などは少なくなっている」ということになっています。実際、僕が家を購入したときも、仲介業者の営業担当から「いまの家は安心ですから!」と何度も言われました。

確かにいろいろと調べてみると、かつての質の低い戸建てよりかなりいいのだろうと思います。それでも、買主(=僕)、売主、仲介業者を交えた内覧会で、40ヶ所以上の不備を見つけてしまいました。ほとんどが住むうえでは問題ない細かな傷でしたが、いずれは問題が出てくるだろうと思われる不備も一つありました。

以前の記事にも書きましたが、僕たちが数千万円で買う家は、売主にとっては毎年たくさん建てる家のなかの一つに過ぎません。もちろん、職人が真剣に建てた家のほうが多いだろうと思いますが、あまりに杜撰な家があるのも事実です。

注文住宅よりもかなり割安で購入できる建売住宅。ただ、予備知識を持たずに購入すると、欠陥住宅や不備だらけの家を掴んでしまうかもしれません

今回は、はじめて家を買う人でもすぐにできる、物件のチェックポイントを紹介します。

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建物の外観をチェック!

まずは、「ここに問題があったら命が危ない!」というコンクリート基礎をチェックしましょう。目立つびびはありませんか? 面倒でも建物のまわりをグルっと見てまわるといいですよ。コンクリートの性質上、髪の毛ぐらいの(0.3ミリ以下)のびひが入ることがあり、この程度ならさほど問題がないといわれています。ただ、あまりにも大きなひびは欠陥の可能性があります。購入を見送るのがいいでしょう。

次に見るのは外壁です。デザイン性ばかりに注目してしまいそうですが、ひびがないかよく確認してください。特に、現在主流のサイディングの継ぎ目付近が要チェックポイントです。

壁やフローリングをチェック!

まずは、家の傾きをチェックしましょう。もしビー玉が転がっていくようなら完全にアウトです。また、開けたドアが勝手に閉まるような現象が起きたら、建物が傾いている可能性があるので、購入を見送るべきかもしれません。最近は、一般の人が簡単に水平かどうか調べることができる「水平くん」などのスマートホンアプリも出ているので使うといいですね。

室内でのチェックポイントは、壁と壁の継ぎ目です。もし隙間が空いていたら要注意です。雑な仕事をする職人が作った物件かもしれません。「一事が万事」という言葉があります。このポイントだけ考えればさほど問題がなさそうでも、実は壁のなかなど家中が不備だらけかもしれません。

フローリングの軋み、壁とフローリングの間の隙間、各部屋のドアのがたつきなども要チェックです。もちろん、傷にも目を光らせてください。基本的に、引き渡し後には直してもらえません。

→僕の家にあった傷などの不備はこちら

床下をチェック!

家には、床下をのぞくことができる点検口があります。僕の家の場合は、キッチンの床下収納ボックスを外すと、床下に入っていけるようになっています。前に住んでいたテラスハウスも同じ造りだったので、おそらくこれが一般的なのでしょう。

床下をのぞいたとき、基礎に水が溜まっていませんか? 万一、水たまりができている場合は、どこかから水が漏れているということです。放置するとカビの原因になるだけでなく、木を腐らせ家そのものの安全性に関わってくる危険性があります。簡単に水漏れが止まるレベルならいいですが、そうでない場合は購入を見送るべきでしょう。

水まわりをチェック!

キッチンや洗面台などは、一度水を流して止めてみましょう。このとき、必ずシンク下を開けて排水管を見るといいですね。水が漏れずにしっかり流れれば問題ありません。

地震などの災害に強いかどうかもチェック!

2011年の東日本大震災以来、耐震性への注目が高まっています。各社が「地震に強い家」をアピールしていることからも、その傾向がよくわかります。また、地震が原因で起きる津波や洪水に強いことを条件にする人もいることでしょう。

安全性の高い物件を選ぶためには、まずは家の建つエリアを確認しましょう。ハザードマップで危険な地域に入っていませんか? また、埋め立て地や山の斜面など、地盤の弱いエリアではありませんか?

建物の形も大切です。その他の条件が一緒なら、正方形に近い物件のほうが地震に強いといわれています。また、3階建て物件に多いビルトインガレージタイプの物件は、耐震性が心配だという意見もあります。オシャレな吹き抜けも、耐震性から考えるとやや心配だといわれています。

僕と妻は、売主も仲介業者もうんざりするぐらい笑、家中を徹底的にチェックしました。それでも引き渡し後に不備が見つかりました

建売住宅は、うまく選べば間取りも設備も価格も、自分たちにぴったりの家を手に入れることができます。しかし、そのためには買主である僕たち消費者自身がある程度の知識を持って、欠陥や不備を見抜く力をつけなければいけません(これは注文住宅を購入するときも同じだとは思いますが)。プロ級の知識を持つことはできないかもしれませんが、可能な限りの武器を持って内覧に臨みたいですね!

こちらの書籍を参考に書きました!

こんな建売住宅は買うな

著者: 田中勲

出版社:幻冬舎

20年以上にわたり不動産事業に従事してきた筆者が、建売住宅購入前に行っておくべきチェックポイントを解説した本です。知らず知らずのうちに欠陥住宅をつかまされてしまうリスクを軽減します。

「質の高いマイホームを安く手に入れたい」

「一生の一度の買い物で絶対に後悔したくない」

こんな方にぴったりの本です!

こんな建売住宅は買うな

買ってはいけない家と土地

著者:高橋輝

出版社:自由国民社

これからマイホームの購入を検討する方に向けて、不動産を購入するときに大切なことや物件を選ぶときに知っておいたほうがいいことが網羅されています。

土地に関すること、新築一戸建て、中古一戸建て、新築マンション、中古マンション、注文住宅、建築条件付き土地など、物件の種類ごとにチェックすべきポイントとリスクを解説。「家を購入するということ」を全体的に把握するために読んでおきたい一冊です!

買ってはいけない家と土地

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