新居に引っ越し後のマナー|どこまであいさつする? 向こう三軒両隣とは?

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前回は、新築の戸建て分譲住宅には基本的にはカーテンレールがついていないということについてお聞きいただきました。

今回のテーマは、引っ越し後のマナーです。挨拶する範囲や挨拶の品、その適切な価格についてお聞きいただきたいと思います。

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近所の人にあいさつしておくべき理由

最近では、引っ越ししても近所の人に挨拶をしない人が増えているといいます。なんだか難しい社会学系の本を読むと、その理由は主に2つ指摘されています。

1つめは、時代の変化とともにお隣や近所の人と密接に関わらなくても生活していけるようになったこと。もう1つは、わざわざ近所の人に引っ越してきたことを伝えると危険にさらされる恐れがあることです。これは特に女性には大きな問題だと思います。このご時世、近所にどんな人が住んでいるかわかりませんから、こう考えるのは当然のことだろうと思います。

でも、これは賃貸のアパートなどに住む場合の話。戸建てに引っ越すのであれば、絶対に近隣の人に挨拶しておくべきです。

戸建てに引っ越すということは、長期間にわたって同じところに住むということですよね。「嫌になったら引越せばいいや!」というわけにはいきませんから、近所の人と良好な関係を築くのは非常に大切なことです。

たとえば町内会の人とうまくいかなければ、ゴミ出しや総会のときなどになにかと嫌な想いをするかもしれません。万一、あらぬ噂を立てられてしまえば、その後非常に生活しづらい30年が待っているかもしれないのです。

極端な話ですが、町内会費の支払いを拒否したばかりにゴミを収集してもらえない、なんて話も聞いたことがあります。
なにごとも最初が肝心です。しっかりと挨拶して、近所の人と良好な関係を構築する第一歩にすると良いと思います。

向こう三軒両隣とは?

とはいえ、どこまで挨拶すればいいのでしょうか。それまで、僕は賃貸のアパートにばかり住んでいたので、「とりあえず両隣と下の階の部屋に挨拶しておけばいいか」という感じで挨拶に行っていました。でも、戸建ての場合はどこまで?

それで僕が思い出したのが、日本に昔からある「向こう三軒両隣」という言葉です。これは、「自分の家の向かい側にある3軒の家と、自分の家の左右2軒の家とは親しく交際しましょう」という意味の言葉です。そうであれば、とりあえずこれに当たる家の方にはしっかりと挨拶をしておいた方が良いでしょう。実際、このおかげで両隣のご夫婦と良好な関係を築いていると思います。

そのほか、挨拶をしておいた方が良い家は?

「向こう三軒両隣」以外にも挨拶をしておいた方が良い家があります。

まずは、町内会長さんです。町内会長さんにしっかり挨拶をしておくことで、その後、なにかと助けてもらえることが増えます。ただ、町内が広い場合は、自分の住んでいるブロックのブロック長さんや班長さんでも良いでしょう。

また、住宅街の場合、ゴミ置き場がどこかの家の近くにある場合があります。これから自分たちもそのゴミ置き場を利用させてもらうわけですから、ここにもしっかり挨拶しておいた方が良いでしょう。

旗竿地の場合に挨拶しておくべき場所

僕が住むような旗竿地の場合は、これだけでは足りません。旗竿地は、四方を家に囲まれた土地です。ということは、両隣だけでなく「裏の家」が存在するということです。

またもや比率がめちゃくちゃな図ですが(笑)、イメージとしてはこのような感じです。

挨拶はどこまで イメージ

というわけで、2件の裏の家とその両隣にも挨拶をしておきました。特に片方の裏の家のお庭とうちの庭が隣接していてよく顔を合わせるので、挨拶をしておいて本当に良かったと思います。

挨拶の品とその価格は?

では、引っ越しの挨拶にはなにを用意すれば良いでのでしょうか?

妥当なのは、お菓子やタオルでしょうか。

お菓子を選ぶときは、最低でも賞味期限が1ヶ月以上あるものを選びましょう。ただし、お菓子には「洋菓子が好き」とか「和菓子じゃないと……」など、各家庭に好みがあります。また、タオルはたくさんありすぎて困っているという家もありそうです。

そこで、生活していれば絶対に必要になる消耗品を用意するという方法もあります。具体的には、「洗濯用洗剤」や「台所用洗剤」、「ハンドソープ」などが良いかもしれませんね。

少し大変ですが、予め先方の家族構成がわかっていれば、それに合わせることも可能です。たとえば、赤ちゃんがいる家には無添加のベビーソープを用意すれば、少しは気が利いています。

価格は、一律500円から1,000円で良いでしょう。あまりに高いものだと相手も恐縮してしまいます。こちらとしても新築の購入費用と引っ越し費用、家具代などでカツカツになっている時期だと思います(笑)

熨斗(のし)をつけることも大切です。お店の人に、なぜ熨斗が必要なのかを伝えれば適切なものを選んでくれますが、基本的には赤と白の蝶結びのもので良いでしょう。

ちなみに、うちはターミナル駅にある百貨店で選んだタオルにしました。同じ値段のタオルでも、近所のお店で買ったタオルよりは、百貨店の包みに入ったタオルの方が格好がつきます。「いいカッコしただけかよ!」というツッコミが入りそうな気もしますが(笑)、こういうのが意外と大事なのではないかなと思います。また、百貨店の店員さんも慣れていますので、間違いのない熨斗を選び短時間で印刷してくれます。

戸建てに引っ越すということは、その地域の人と一緒に数十年生活していくということです。はじめにしっかりとした印象を与えて、楽しく明るい未来を作っていけるようにしたいですね。

次回は、「戸建て住宅の防犯対策 もっとも有効なたった1つの方法 家の購入後にはじめて知ったこと④」についてお聞きいただきたいと思います。
今回もありがとうございました。

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