せっかく戸建てを購入したのだから、気持ちのいい空間で生活したい! ここでは、理想の部屋を作るための、インテリア術を紹介します!
第3回目の今回は、「ダイニングテーブル&チェアの選び方」です!
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- ダイニングテーブル&チェアはセットで考える
- ダイニングテーブルの選び方のポイント
- チェアの選び方のポイント
ダイニングテーブル&チェアはセットで考える テーブル面と座面の高さの差(差尺)に注意
インターネットやカタログを見ているとつい忘れがちになるのですが、ダイニングテーブル&チェアは2つで1つです。
セットで販売されているものを購入するときは問題ないのですが、テーブルとチェアを別々に購入するときは要注意。うっかりすると、せっかくの購入したお気に入りのテーブルとチェアが使えない……ということになりかねません。
そこで、まず考えたいのはテーブル面から座面までの「差尺」です。「差尺」とは、テーブル面と座面の高さの差のこと。これを、27cmから30cmにすると食事がしやすくなるといわれています。テーブルにひじを置いたとき、ちょうど直角になるぐらいですね。
(この画像のような感じです)
ダイニングテーブルの選び方のポイント
ダイニングテーブルは、部屋の広さにあった大きさのものを選ぶといいですね。
ただ、一人が食事するためのスペースは、「幅60cmから70cm×奥行き40cmから50cm」が必要だとされています。また、テーブルのまわりにはチェアを動かすためのスペースも必要です。
これをもとに計算すると、4人がけのダイニングセットを置くためには、約2.3畳のスペースが必要になります。
また、テーブルが長方形が丸形かによっても必要なスペースが異なってきますので、それぞれの特徴を紹介します。
■長方形のテーブル
- 丸形のテーブルとくらべ場所をとらない
- 一辺を壁につけることで、スペースを節約することができる。
- 子どもがいないあいだは、片方の辺に夫婦(カップル)で隣り合って座ることができる。
■丸形のテーブル
- 長方形のテーブルとくらべ場所をとる。
- 全員がはす向かいに座ることになるので、自然な姿勢で隣の人と会話ができる。
- 4人用のテーブルをつめることで、5人まで座ることもできる。
ちなみに、うちの場合は合計約14畳のコンパクトなLDKなので、長方形の4人用ダイニングテーブルを選びました。
チェアの選び方のポイント
チェアを選ぶときは、適度にリラックスして食事ができるものを選ぶといいですね。
チェックポイントは、以下の通りです。
- 座面が大きすぎるもの&背もたれが後ろに大きく開きすぎているものは避ける
- アームチェアの場合、アームの部分がテーブルの天板の下に収まるものを選ぶ
- 足がしっかり床につく高さのものを選ぶ(一般的な座面の高さは42cm)
- やわらかすぎないクッションのものを選ぶ
- 深く座ったときに、太もものうしろに圧迫感のないものを選ぶ
最近はインターネットで物を購入することもあると思いますが、長時間座るチェアはできるだけ試し座りして、自分に合ったものを選ぶのがオススメです。また、試し座りをするときは、部屋で座るのと同じように靴を脱いで行うのがポイントです。
今回は、ダイニングテーブル&チェアの選び方を紹介しました。もう少し紹介したいことがあるので、次回は「ダイニングテーブル&チェア 選び方のポイント(後編)」になるかもしれません。
今回も、ありがとうございました!
※この記事は、以下の書籍も参考に書かせていただきました。
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