こんにちは! いつもお読みくださり、ありがとうございます!
この企画では、神奈川県にある人気エリアの住み心地や利便性を、実際に現地に行って調査しています。
今回ピックアップするのは、湘南最大の街「藤沢」です。
交通の利便性は? 品川まで37分&新宿まで51分でアクセス
JR東海道線を使えば、品川まで37分で行くことができます。藤沢の人口は多いので混雑しますが、510円でライナー券を購入し「湘南ライナー」を利用すれば、必ず座って行くことができます。ただし、時間によってはボックス席になってしまうことがあるようです。前の人と足がぶつかるのが嫌な方は、時間を変える必要があると思います。
新宿方面に行くときは、同じくライナー券を購入して「おはようライナー」を利用すれば、満員電車に揺られることなく51分で行くことができます。また、若干遅くなる可能性がありますが、小田急線を利用して新宿に行くことも可能です。このときは、ロマンスカーを利用すれば、快適に座っていくことができますよ。
また、藤沢は江ノ電の始発駅でもあります。「鎌倉・江の島にのんびりお出かけ」という場合に利用できます。小田急でも江の島に行くことはできますが、江ノ電のほうが旅行気分を味わえるでしょう。大仏で有名な高徳院や紫陽花で有名な長谷寺なども、江ノ電で行くことができます。
(江ノ電乗り場。11月後半でしたが、多くの人が利用していました)
買い物の利便性は?
駅直結の「ルミネ藤沢店」は「クイーンズ伊勢丹」、「ゾフ」(眼鏡)、アースミュージック&エコロジー(ファッション)などがあり、日常で必要なものをそろえることができます。「スターバックス」や「神戸屋キッチン」などグルメも充実しています。お花が贈りたいときは、「フラワーショップマルヤマ」がいいでしょう。
駅から1分の「OPA藤沢店」も便利です。ファッションからシューズ、雑貨、手芸、眼鏡、旅行、英会話まで、さまざまなショップが出店しています。
(ファッションアイテムの購入に便利です)
少し改まった買い物なら、「小田急百貨店 藤沢店」がいいですね。化粧品からレディースファッション、メンズファッション、ベビー用品、寝具、タオル、ギフトまで、一通りそろえることができます。屋上には「湘南ベルマーレ フットサルコート」があります。サッカーやフットサルは場所が限られていますから、ありがたいですね。
日常的な買い物には、「ダイエー藤沢店」があります。食料品から日常雑貨までそろえることができます。また、ダイエー藤沢店の周辺は商店街になっていて、ラーメンや牛丼など日常的な食事をすることができます。
電化製品がほしいときは「ビックカメラ藤沢店」があります。地下1Fから6Fまでの全7フロア展開なので、たいていの電化製品はそろっています。また、ビックカメラの上には「ジュンク堂 藤沢店」があります。7Fと8Fの2フロア展開で品揃えもよくかなり便利です。
(ビックカメラ&ジュンク堂。電化製品と本はもちろん、かなりのものがそろいます)
ビックカメラの向かいには「さいか屋」もあります。百貨店の老舗と比較すると少し見劣りする感がありますが、セレブリティな女性が多くいらっしゃいました。
医療施設は?
藤沢市民病院をはじめ、多数の病院やクリニックがあります。内科から整形外科、レディースクリニックまで、一通りの医療機関がそろっています。人口1万人に対して15か所以上の医療施設がある計算なので、安心して生活することができますね。
藤沢にはどんな新築一戸建てがある?
では、藤沢にはどんな物件があるでしょうか。
価格:4,580万円
間取り:4LDK
土地:114.65平方メートル
建物:87.25平方メートル
旗竿地ですが、全室南向き(やや南西寄りですが)で明るそうです。1階のLDKと洋室をつなげれば18帖以上の部屋として使うこともできそうですね。また、地味ですが、トイレの位置にもそれなりの配慮があります。時々、「リビングから一切のクッションなく直接トイレ」や「キッチンの隣がトイレ」などの間取りを見ることがありますが、あれは良くないと思います笑 この間取りなら、2階東側の6.2帖の洋室を子ども部屋に与えるといいかもしれませんね笑
インターネットで検索してみた結果、2駅隣の茅ヶ崎と比較するとやや高め。金額が変わらなくても、土地や建物の面積が小さかったり日当たりが良くなさそうだったりと、実質的に相場が高いような印象を受けました。
藤沢と茅ヶ崎は東海道本線で10分弱の距離ですから、相場が気になる方は茅ヶ崎を選んでもいいかもしれません。
幸せに暮らせる街、第一位!?
「藤沢駅」でなく「藤沢市」という観点では、2014年に学研パブリッシングが発表した「主婦が幸せに暮らせる街」で第1位を獲得しました。小学6年生までの医療費が控除され、待機児童も激減。子育てサービスも充実しています。図書館や温水プール、公園もたくさんあるので、子どもを育てるのにはぴったりな環境です。
お隣の駅である辻堂のテラスモールを中心にショッピングモールが充実。遊べるところも多く、楽しく生活できそうです。サーフィンのイメージがありますが、本当に好きな人は鵠沼海岸のほうに住むといいでしょう。ただし、夏場は海水浴エリアとサーフィンエリアが分かれますので注意してくださいね。
ちなみに、ホルモン焼を食べられる方は、藤沢駅から徒歩3分の「まさるや」がオススメです。
ただ、自衛隊の厚木基地の影響で、航空機の騒音が気になります。中古住宅の場合は、エリアや建てられた時期によって防音工事助成金がもらえる可能性があるので、購入前に確認するといいですね。
今回は、藤沢駅(と、藤沢市)をピックアップしました。住宅を購入するときはさまざまな条件を総合して考えるものですが、物件がやや高めであること以外は茅ヶ崎よりは生活しやすそうです。特に、子育てに関してはオススメです。
これから家を買う方の参考になれば幸いです!