こんにちは、カオリンです!
前回は、住んでから気づいた我が家の反省点についてお伝えしました。やり直したいと思う箇所もありますが、新しい家での生活はやはり快適です。
今回は、大切なマイホームを長くきれいに保つための日々のお手入れや、定期的なメンテナンスについてお伝えします。
(妹が新築祝いに我が家の絵を描いてくれました)
目次
6か月点検時に教えてもらった家の手入れ法
新築に住み始めてから、早いもので9か月が経ちました。真新しかった床や壁、水回りも使用感がではじめました汗 さぼった掃除のしわ寄せは、大掃除のこの時期に一気に押し寄せてきます……。
来年こそは日々の掃除をきちんとしようと決意。とりあえず、家の6か月点検で工務店の職員の方が教えてくれた、家のお手入れ法を試してみることにしました。
「へえー」と驚くようなお手入れのコツを教えてもらったので、いくつかご紹介します。
床は、基本的にワックスを塗る必要なし。拭き掃除でOK。もしワックスを塗る場合は指定のものを。
床材によって使用するワックスが違うようです。ワックスを塗りたい場合は、事前に工務店に確認してみたほうがいいかもしれません。
壁クロスの手垢汚れは、中性洗剤をぬるま湯に溶いたものを雑巾に含ませて軽く拭き取る。仕上げに濡らした布で洗剤が残らないように拭く。
身近な中性洗剤といえば、食器用洗剤です。特別な壁紙用の洗剤を買わなくていいのは嬉しいですね。
建具の動きが重くなったり音が気になったりする場合は、レールや戸車にシリコンスプレーを塗布。油系潤滑油は使わない。
潤滑油として有名なクレ5-56はオイルスプレーなので、プラスチックや木材に使うと劣化や変色を起こしてしまいます。シリコンスプレーなら浸透せず表面に潤滑成分の皮膜をつくるので、建具にも使えます。
こちらは、クレが販売しているシリコンスプレーです。従来のクレ5-56と同じように金属にも使えますが、襖や障子の建具や、タンス、カーテンなど、さまざまなものに使用OKです! 油のにおいがしないので、部屋のなかでも快適に使えます!
KURE(呉工業) シリコンスプレー (420ml) 潤滑・離系剤 [ 品番 ] 1046 [HTRC2.1]
さらにお手入れ法ではないのですが、注意点として聞いたことが目から鱗だったので紹介します。
トイレットペーパーを使った場合は「大」で流す。
(トイレの流水ボタン)
トイレの流水には通常「大」と「小」がありますよね。女性のみなさま、小をしたら小で流していませんでしたか? 工務店の職員の方いわく、これはダメだそうです。小の水量は、男性の小に合わせて設定されているからとのこと。男性は小の場合トイレットペーパーを使いませんよね。女性は使います。トイレットペーパーを流す場合は、もよおしたのが大であれ小であれ「大」で流さなければ、詰まりやすくなっていくそうです。
(全部のトイレに共通することではないかもしれません。あくまで我が家の節水タイプのトイレの場合の話……としてお伝えします)
以上、プロから教わった家を長持ちさせるちょっとしたコツでした。せっかく建てた新築なので、汚れが悪化する前に防いでおきたいと思います。
10年後のメンテナンスのために……
時が経つにつれ、外壁は塗装がはがれひび割れてきます。外壁の塗り直しは10年が目安とのこと。さらに15年、20年と経つと内装や水回りも劣化してきます。放っておくと家の寿命が縮んでしまうので、定期メンテナンスは避けて通れないものです。
(外回りに砂利を敷くのも汚れを防ぐ1つの手ですが、はがれやひびは防げません)
外壁の塗り直しにかかる費用はなんと約150万円! 竣工後の家にも手間とお金はかかり続けるのですね……涙。
仕方ありません。10年で150万円貯めるために、月15000円の貯金を始めることにしました。これから住宅ローンを組む方は、こんなメンテ貯金の額も想定して、月々の支払額を決めた方がいいかもしれませんね!
今回わかったこと
大切な家を長持ちさせるためには、日々のお手入れとメンテ貯金が大切!
この連載は、今回で最終回となります。途中記事が遅れたせいもあり、書き終わるのに1年以上もかかってしまい申し訳ありませんでした。
これから家を建てる方の不安が少しでも和らぐような情報提供ができていたら嬉しいです。今までお読みいただいたみなさま、どうもありがとうございました!
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