今回は、住宅を家を買うほとんどの人が利用するであろう住宅ローンについてお聞きいただきたいと思います。
融資確定までの制限時間は2週間
以前の記事でもお聞き頂いた通り、売り主と契約を交わすまで、僕はゆっくりいろいろな金融機関に相談に行って、融資してくれる銀行を探そうと思っていました。
ところが、契約書には「契約から2週間以内に融資してくれる金融機関を見つけないと契約は実質的に無効」という旨の文言がありました。
2週間なら結構時間があるような気がしますが、実はそうでもありません。
融資の依頼は、まず事前審査を依頼し、それが通ったら本審査に進むという手順で行います。
ところが、この事前審査にかなりの時間がかかります。僕の申し込んだ事前審査では、だいたい5日から1週間程度だったと記憶しています。しかも、これは
申請するために必要な書類が全部そろってからです。当然ですが、書類を用意するのにも時間がかかります。
つまり、悠長にいろいろな金融機関をまわって相談をしている時間などないのです。
利用したのは、不動産仲介業者の提携銀行
というわけで、僕が事前審査を申し込んだのは不動産仲介業者の提携する3銀行です。いわゆる「提携ローン」というものですね。たしか、東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行の3銀行だったと思います。
僕としては、ほかの銀行にも相談したかたったのですが、時間の問題であきらめました。
とはいえ、提携ローンにはメリットがあります。
1、審査が早く終わることが多い
僕が購入した土地&家は、ローンを払い切れなかったときのために担保に入ることになります。提携ローンの場合、金融機関があらかじめ物件の担保価値を審査しているので、短い期間で審査が終わることが多いのです。
2、慣れない作業は仲介業者が代行してくれる
ローン締結に必要な多くの作業を仲介業者が代行してくれるので、買主の負担が軽減されます。楽にローン審査の申し込みや契約ができるのですね。
3、金利が低い傾向にある
なによりも大きなメリットは、自分で融資先を探すよりも金利が安い傾向にあることです。これは、「多くの人に自分の銀行でローンを組んでほしい」と考える銀行と「少しでも低い金利で、客を引き付けたい」と考える仲介業者の利害が一致した結果でしょう。
こうした提携ローンを使えば、まちがいなくタイムリミットの2週間に間に合わせることができます。というか、おそらく売主も提携ローンという存在があることを前提に、タイムリミットを2週間にしているのでしょう。
僕は専門家ではないのであくまで推論ですが、仲介業者と銀行の利害に、「早く物件の残代金がほしい」という売主の考えがプラスされた結果、「提携ローンの利用を前提に」「2週間以内の融資確定を」とうシステムができあがったのかもしれません。
ところで、当然といえば当然ですが、家を買うまで住宅ローンについて考えたこともありませんでした。だから、売買契約書の内容を見て仲介業者に言われるがままに提携ローンを利用しました。
でも、いまとなっては「本当にこれで良かったのか……?」と思うことがあります。次回は「住宅ローンの申請 不動産仲介業者提携ローンのメリット&デメリット」についてお聞き頂きたいと思います。
ちなみに、少しでも得にローンを組むのなら、『住宅ローン一括審査申込』がおすすめです。金利の安いネット銀行を中心複数の金融機関に、住宅ローン審査を一括で申し込むことができます!!
仲介業者の提携ローン審査の申し込みと同時に、こちらの申し込みもしておいた方が絶対にいいと思います!! 僕も、自分がローンを組むときにこういうサイトを知っていればよかったのにな、と本当に思います……。
【もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ!】
今回もありがとうございました!