こんにちは、カオリンです。前回は家の基礎工事についてお伝えしました。今回は家の枠組みと上棟についてです。
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家の建築期間には、「待ち」の時間が結構ある
12月の後半から着工となった我が家は、1月の半ばには基礎ができあがりました。基礎部分のコンクリートが乾いたら、家の柱を建てる作業に入ります。柱の軸組みから上棟までは、一気に1日で済ませるとのこと。上棟日は日どりのいい日を選ぶのが習わしのようで、1週間後の「大安」の日を作業日としました。
(積まれたプレカット材。昔は大工さんが現場で切っていた木材も今は工場での機械加工です)
その日はあいにくの雨……。結局工事は中止となり、2月に持ち越されました。さらに工務店の都合で、最短で職人さんを呼べる日が「仏滅」になるとのこと。気になるなら、日にちは再検討するといわれました。
今までは、引っ越しを先勝の日の午前にしたり、地鎮祭を先負の日の午後おこなったりと、日どりしてこだわってきました。しかし、もともと信心深くないせいもあって、正直今回はどうでもよくなっていました。今までいい日を選んできたから大丈夫だろうということで(テキトーでスミマセン……)最短の作業可能日(仏滅)に、上棟日が決まりました笑
家を建てる作業は、毎日コンスタントに進んでいくものだと思っていた私。いざ工事が始まってみると、天候によって延期されることもあるし、職人さんのスケジュールですぐに取りかかれない場合もあります。また、基礎のコンクリートを乾かしたり、機材や部品の入荷待ちでも待ち時間は発生しました。
根がせっかちなのか、つい気持ちが焦って「なんで作業が進んでないのだろう」なんて思ったこともありました。けれど、予定通りの日程で家は無事完成しました。今思うと、焦っていたことは、現場監督さんを信用していなかったようで申し訳ないです。家を建築中のひとは、不安になることがなにかと多いかと思います。あまり考えすぎもよくないかもしれないと、自分の体験からお伝えしておきます。(でも心配なんですよね~笑)
本当に1日で終わった軸組みと上棟!
ようやく上棟の日がやってきました。今回はさわやかな冬晴れ。仏滅なんて吹き飛ばしそうな青空が広がっています。(実はちょっと仏滅、気にしてます……笑)
我が家の構造は「木造軸組工法」。柱と梁などで縦横の軸組を造り、柱と柱の間に斜めに入れた筋交いで強度を高めた、在来工法ともいわれる一般的な工法です。工法には他に、使われる素材によって「鉄骨造り」「鉄筋コンクリート造り」があります。また、柱や梁の代わりにパネルで床、壁、天井など6つの面の箱を造る、ツーバイフォーと呼ばれる工法も最近見かけます。各工法の詳しい説明に関しては、今回は割愛させていただきますね。(気になる方はこちらのサイトを参考にしてみてください)
朝の8時くらいから作業を開始するとのこと。午前11時に現場に到着すると、すでにここまで進んでいました。
(11時時点。もっと早く来ればよかった!)
いつもは2~3人の職人さんで作業しているのに、この日は8人! 皆さんせわしなく働いています。頼もしい! 上棟式はおこなわないものの、上棟となるこの日はやはり特別です。職人さんたちに差し入れのジュースと「お昼代」を渡しました。そして、この日は上棟まで見守ることにしました。
(12時時点。屋根の一番高い位置にある部材を取りつけると上棟……あの木材? 確信がない)
(15時時点。近所のおうちでお茶に呼ばれている間に壁までできてる!)
魔法のような早さで、午後3時にはここまで完成しました(注意力散漫で、上棟の瞬間を逃してしまっていますが笑)。手際のいい職人さま方、お疲れ様でした!
今回わかったこと
- 家の建築には「待ち期間」が発生する。無駄に焦る必要はない。
- 上棟の日はいつも以上に職人さんたちが頑張ってくれています。心遣いを忘れずに。
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