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少しずつ春が近づき暖かくなってきましたが、静岡県伊東市へ温泉旅行に行ってきました。宿泊したのは、「海辺の露天風呂のホテル」がキャッチフレーズの「伊東パウエル」。
今回は、このホテルについてと周辺の観光について書いてみたいと思います。
目次
伊東パウエルの魅力は?
まずは、伊東パウエルの魅力をお伝えします。
海を望む客室&露天風呂
伊東パウエル最大の魅力は、客室の前に広がる海。
朝にはこんなに美しい日の出を見ることができます。
露天風呂の前にも同じように、大きな海が広がっています。温泉に浸かりながらボーッと海を眺めていると時が経つのを忘れてしまいますよ。
ちなみに、伊東温泉は平安以前に発見されたともいわれる歴史のあるお湯。1650年(慶安3年)には徳川家光に献上されました。これを機に江戸庶民のあいだで評判となり、江戸時代中期以降は、湯治場として栄えたそうです。
伊東パウエルの源泉「湯川33号」は伊東でも屈指の泉質といわれ、海辺露天風呂は源泉かけ流し、内風呂はかけ流しと循環を併用しています。湯温は41.9℃ですが、冬季は温度を上げるため60℃のお湯を少しだけ加えているそうです。
刺身&牛豚2種のしゃぶしゃぶ
料理がおいしくボリュームたっぷりなのも魅力的です。今回利用したのは、「お刺身&牛豚しゃぶしゃぶ 大好評の欲張りお得プラン」。その名前の通り、なかなか贅沢な食事を楽しむことができました。
(刺身の盛り合わせ)
(生しらす)
(しゃぶしゃぶ用のお肉)
お肉は牛と豚が6枚ずつ、合計12枚で2人分です。少し少ないような気もしますが、料理全体のボリュームがかなりあるのでちょうどいいぐらいの量でした。また、しゃぶしゃぶといえば牛肉のイメージが強いかもしれませんが、豚肉のしゃぶしゃぶも非常においしかったです。ちなみに、つけダレはポン酢のみ。できればゴマが欲しいところですね笑
(炊き込みご飯)
(みそ汁)
(料理名はわかりませんが、非常においしかったです)
(こちらも料理名はわかりませんが、おいしかったです。もち米かな)
どれも非常においしかったです。ただ、残念だったのは、説明が一切なかったため、自分がいったいなにを食べているのかいまいちわからなかったこと。せめて品書きの紙はほしいと思いました。
朝食バイキングは?
朝食のバイキングも非常によかったです。特によかったのはこれ!
生のひものを自分のテーブルで焼いて食べられるのです。これが本当においしくて、これだけでも「このホテルの朝食でよかった」と思えます。
伊東パウエルの残念な点は?
景色がいい! 温泉がいい! 料理がいい! と、美点ばかりに思える伊東パウエルですが、いくつか残念な点がありました。
伊東パウエルの残念な点1 掃除が行き届いていない
このホテルに宿泊してもっとも残念だったのは、掃除が行き届いていないことでした。特にひどかったのは、部屋に置いてあるグラスです。
わかりづらいので拡大してみます。
グラスの底に緑色のカビのようなものがこびりついています。それも半分近くのグラスにです。
当然清潔なグラスが置いてあると思った僕は、そうと知らずにカビの上からお酒を注いでしましました。飲んでいる途中で気づいたのですがそれ以上飲む気になれず、この旅行のために準備したお酒を捨てることになってしまいました。
洗面所の「石けん置き」もひどかったです。僕の前に泊まった人が使ったままのドロドロになった石けん水が残ったまま。そして、担当した人は石けん置きを洗わず、その上に石けんが入った袋を置いたようです。そのため、石けん置きを触った瞬間にヌメっとした気持ちの悪い感触が……。
さらに、浴衣の羽織も最悪でした。おそらくしっかりクリーニングしていないのでしょう。前に使った人が食べ物をこぼしベタベタになった羽織が、そのまま部屋に置いてありました。
ホテルや旅館に「清潔さ」を求める人は多いと思います。そういう方にとってはあまりよろしくないかもしれません。
伊東パウエルの残念な点2 接客がひどい
伊東パウエルに到着したときのこと。駐車場の場所を聞こうと車で敷地に入ると、係員がやってきました。そこで、こんなやりとりが起きたのです。
係員「お名前は?」
僕「●●です」
係員「えぇっ!?」
僕「すみません、●●です」
係員「(名簿にチェックをつけながら)ああ、●●さんね……。車は何台で?」
僕「一台です」
係員「はっ!?」
僕「いや、あの……」
僕は運転席の窓を下げて話をしています。そんなに聞こえないはずはないと思うのですが……。もしも聞こえなかったとしても、「すみません、もう一度いいですか?」ぐらいの表現をしてほしかったですね。
伊東パウエルの残念なところ3 セキュリティが甘いのでは?
大浴場の脱衣場には、ルームキーをしまうロッカーのようなものはありません。そのため「ルームキーは必ずフロントへお預けください」という旨の張り紙があります。
問題はここからです。通常、こういった場合はフロントの人から再び鍵を受け取るとき、「部屋番号」と「名前」を聞かれることになります。ところが伊東パウエルでは、フロントの方にルームナンバーを伝えると、何も疑われることなく鍵を受け取れるのです。これでは悪意のある誰かに自分の部屋の鍵が渡ってしまう危険性があります。
伊東パウエルの残念なところ4 露天風呂が心配
まさに絶景ともいえる伊東パウエルの露天風呂。泉質もよく非常に気持ちよく浸かることができました。ただ、気になるのは、海からこちらがどう見えているのかということ。
(伊東パウエルのウェブサイトより)
こちらの画像の通り、海に向かって左右には堤防があります。露天風呂は3Fにあるのでお湯に浸かっているあいだはまったく問題ありませんが、立ち上がったら丸見えです。
特に右側の堤防はかなり近くにあるため、万一カメラのレンズなどがこちらを向いていたらすぐに気づくと思いますが、心配ではあると思います。(心配しすぎかもしれませんね……)
伊東パウエルに宿泊した感想、まとめ
【よかった点】
・温泉は絶景! 泉質もいい!
・料理はボリュームたっぷりでおいしい!
【残念だった点】
・清潔感はない
・接客はNG
・盗撮や覗き、セキュリティが心配
伊東温泉周辺の観光情報
伊東周辺には、「伊豆シャボテン動物公園」や「大室山登山リフト」、「伊豆高原の桜並木」、「城ケ崎つり橋」などの観光スポットがあります。ただ今回は土日だったこともあり、どこも非常に混雑していました。そこで「道の駅 伊東マリンタウン」を利用することにしました。
(道の駅マリンタウンウェブサイトより)
ご覧の通り「道の駅」とは思えない外観です。ここには日帰り温泉のほか、港を眺めながら浸かる足湯やワンちゃん足湯があるのですが、僕たちは遊覧船「はるひら丸イルカ号」に乗ってきました。
1周約45分のコースを楽しんで大人一人1600円。特徴は、船のなかから海底の魚たちを見ることができることです。
(水が澄んでいればもう少し綺麗に見えるはず)
ただ、水が澄んでいないとなかなか綺麗に見えないので、デッキに出てカモメたちに餌をやるといいと思います。個人的には、遊覧船の周りをものすごいスピードで飛ぶカモメのほうが、魚よりも楽しめました。オススメです。
(船内から窓越しに撮影)
伊東パウエルに宿泊した感想と近くの観光情報を少しだけ紹介しました。これから伊東を旅行しようと考えている方の参考になれば幸いです。今回もありがとうございました!
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