こんにちは、カオリンです。
いつも「築45年の家建て替え企画」を読んでいただきありがとうございます。
「住宅建築業者選び編」も4回目となりました。この業者の検討期間が一番大変だったので、どうしても記事が長期にわたってしまうことをお許しください。
第1回目の記事はこちらです。
今回は、家を建てる時に一度は考えるであろう和室についてお聞きいただきたいと思います。
新たに発覚した家に求める条件
夫の気に入っていたH建工(第5回目「建て替えで起こる夫婦間の対立 住宅建築会社選び①」参照)は、モデルハウスの見学には行ったものの、予算の都合上早いうちに候補から外れました。
それからは、総費用(本体価格+付帯工事+その他費用)合わせて2,000万円以内で収まる家に限定して探し始めました。そうなると、本体価格は高くても1,200万円くらいまでに抑えなければなりません。
私の気に入った工務店Fの家(第5回目参照)は本体価格980万円。予算は軽々クリアしています。けれどもこの価格で本当にきちんとした家が建つのか。若干、不安です……。
私たち夫婦は、この不安を解消すべく見学にいきました。
工務店F社の支店は、私の家から徒歩7分の距離にあります。到着すると、若くて爽やかな営業さんが迎えてくれました。たまたまかも知れませんが、住宅メーカーの営業さんは若くて割とイケメンの方が多いです。(奥様方のハートを掴むため? という疑念が……笑)
さて、お目当ての「980万円の家」です。
実はF社は、注文住宅と建売住宅の両方を販売しています。規模が大きい工務店は、両方を扱っていることがよくあります。イケメン担当者さんに聞いてみると、2つ隣の市に販売中の建売住宅があるとのこと。さっそく爽やか営業マンの車で20分。足を運んでみました。
建売住宅なので、無駄な装飾のないシンプルな状態です。980万円の家に対して不安を感じていた私たちは安心しました。内装のデザインは簡素で物足りない面もありますが、造りはしっかりしていて住みやすそうだと思ったのです。
しかしここで、夫はある重大な事実に気が付いたのでした。
「そういえば仏壇ってどこに置く?」
はっ、そうだ。我が家には夫のご両親がまつられた立派な仏壇があったのでした。
モデルハウス巡りはH建工とF社で2件目。それなのに、仏壇を置く和室が必要なことに、ここで初めて気がついたのでした……。
和室はいる? いらない?
少し前までは、洋風な家でも一部屋ぐらいは和室が備わっていました。しかし現在は、和室がない家というのも比較的多いようです。
その理由の一つは、メンテナンスにかかる費用。一般的なフローリングよりも価格が高く、張替えなどにお金がかかります。ベッドの普及で、布団で寝る人が少なくなったことも挙げられるようです。
今までの様な大きな仏壇を持つ家も少なくなっています。そのかわり、小さくておしゃれな洋室向けの仏壇というのが人気なようです!
(出典:kuyoのカタチ)
これに買い替えようかという案も出ました。
ただ、我が家の仏壇は、従妹のお坊さんから頂いた大変高価で威厳があるものらしいのです。やはり捨てられないという夫の決断で、家選びの条件に「仏壇が置ける和室」が加わったのでした。(早く気づけよ……私たちっ)
現在は和室のない家が多くなっています。ただ、好みにかかわらず和室を用意しなければいけない場合もでてきますから、モデルルーム見学の前に一度検討してみるといいかもしれませんね。
次回は「地元工務店の激しいバトル」についてお聞きいただきたいと思います。今回もありがとうございました。
第1回目の記事はこちらです。