工務店と専門店、どちらがいいか悩む
前回は、外壁の色が希望していたものにならなかったことをお伝えしました。家の引き渡しを目前に控えた現在も、工務店と協議中です。この件はまた結果が分かり次第、お伝えしたいと思います。
→第1回目の記事はこちらです
今回は、「内装の設備を工務店に頼むか、自分たちで専門店に頼むか」についてそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
家に必要な設備について
新築で快適に暮らすためには、さまざまな設備が必要です。ユニットバスやシステムキッチン、給湯器、インターホンなどは初めから費用に含まれている住宅メーカーがほとんどだと思います。オプションとして追加料金が取られるのは、だいたい以下のものです。
オプションとして追加料金が取られることの多いもの
- 照明
- カーテン
- エアコン
- アンテナ
- 外構(表札、ポスト含む)
どれも生活をするにあたり、早急に必要なものですよね。我が家の場合、外構以外は全て工務店に取り付けてもらうことにしました。(プラス食器棚と食洗器も)。
しかし、今になってみると、専門業者に頼んだほうが良かったかもしれないと思うことがあります。
それぞれのメリット・デメリット
設備を工務店に頼んだ場合と自分たちで専門店から手配した場合の、メリットとデメリットをまとめます。
工務店に頼んだ場合
<メリット>
- 家の引き渡し日には、設備が整っている
- 自分たちで手配する手間が省ける
- 予算の見積もりが立てやすい
<デメリット>
- 選べる商品が限られている
- 場合によっては高くつく
専門業者に頼む場合
<メリット>
- 好きな商品が選べる
- 交渉次第で安くしてもらえるかも
<デメリット>
- 家の引き渡し日に設備が整っていない
- それぞれの専門店をまわるのが面倒
- 予算オーバーする可能性がある
工務店に頼む上で一番メリットとなるのは、引き渡し日に設備が揃っているということです。通常、引き渡し日を過ぎなければ、自分たちで業者を入れたり、手を加えたりすることはできないからです。急いで引っ越しをしたい人にはこちらがオススメかもしれません。
逆に、自分たちで専門店から設備を手配する上での一番のメリットは、好きな商品を選べる点だと思います。住宅メーカーに頼むと、提携している会社の商品の中から選ぶことになります。照明やカーテンをこだわりたい人にとっては、つまらなく感じてしまうかもしれません。
住宅メーカーをどこにするか悩んでいるとき、外構以外の設備をすべて付けた料金を提示している工務店を見つけました(第12回参照)。予算が分かりやすく、リーズナブルだったのでとても魅かれました。なので、今依頼している工務店にも同じように全て設備をつけた状態で引き渡して欲しいとお願いしました。
我が家の照明器具。頑張って3連にしてみましたが……無難なデザインです。
建て替え期間中はなにかと忙しいので、カーテン屋や電気店を自分たちでまわる手間が省けたのはやはり良かったなと思いました。しかし、イケアなどのおしゃれなショップをのぞくと、素敵なデザインの照明やカーテンが沢山あります。しかも工務店が提示してくる無難な商品と同額、もしくはそれ以下の値段で買えるものも……!!
またエアコンについてですが、最新の型にこだわりたい人は家電量販店で購入することをオススメします。工務店オプションのエアコンは、3年前の型でした。夫はそれが気に入らなかったらしく、追加料金を払い最新の型にしてもらっていました。最新だったら、絶対家電量販店で買った方が安かったと思います……。
テレビのアンテナ設置も家電量販店のほうが安い場合があるので、一度見積もりを出してもらってもいいかもしれません。
家はこれからずっと住む場所です。焦って引き渡しまでに揃えようとせず、徐々に気に入ったものを買い揃えていくのもいいと思います。面倒くさいという理由だけで工務店にすべて頼むと、あとで後悔するかもしれません!
今回わかったこと
オプションの設備は……
→時間がないあるいは一気に設備を揃えたい人には工務店依頼がオススメ。
→時間に余裕がある、設備にこだわりたい人は自分で専門店に依頼するのがオススメ。
今回もお読みいただきありがとうございました。次回は外構についてお伝えしたいと思います。
→第1回目の記事はこちらです