前回、外構工事の予算と設備を決めました。今回は外構工事を外部業者に頼むことにした経緯をお話したいと思います。
外構工事を工務店下請け業者に頼むべきか、外部業者に頼むべきか、悩んでいる方へ参考になればと思います。
→第1回目の記事はこちらです。
まずは予算を比較してみる
引き渡しの1か月くらい前に工務店と外構の打ち合わせをおこない、プランと予算を出してもらいました。工務店としては、外構工事を自分たちのところで頼んでもらいたいので、やたらと仕事が早かったです。
ただし、欲しい設備を全部つけてもらうとどうしても予算オーバーになってしまいます。外構専門の業者に頼んだ方が安くなると聞いたことがあったので、早急に探すことにしました。
地元の業者の中で、HPに施工例と予算を提示しているところに絞って探していきました。そして、比較的安く仕上げてくれそうな、小さな会社を見つけました。早く工務店と比較したかったので、さっそく現地を見てもらい、打ち合わせをおこないました。
見積書を比較すると、同じような内容で外注業者の方が40万円くらい安くなりました。下請けは、工務店に渡す中間マージンが発生するわけですが、ここまで差がつくとは思っていませんでした。
見積書には、工事内容別に詳しく内訳が記載されています。「工事費」や「清掃などの諸経費」が安くなるのは予想していました。しかし「フェンス」や「化粧ブロック」で同じ製品が指定されていても、外部の業者の方が安かったです。
外部の業者の方がアイテムの選択肢が多かったことも、予算を抑えられた要因だと思います。色や質感のグレードを下げ、価格も抑えることができました。
工務店と外部業者、それぞれのメリット・デメリット
予算だけで考えれば外部業者で決定なのですが、もちろん工務店下請けに頼むといいこともあります。下請け、外部それぞれのメリット・デメリットをまとめます。
【メリット】
●工務店下請け
・引き渡し日に合わせてつくってくれる(場合によっては少し遅れる)
・営業担当がまとめて話を進めてくれるので、煩わしいやりとりが減る
・アフターフォローが充実
・工事や人柄に対しての信頼感が出来上がっている
●外部業者
・価格が抑えられる
・設置するアイテムやできる工事の選択肢が多い
【デメリット】
●工務店下請け
・高い
・設置するアイテムやできる工事の選択肢が少ない
●外部業者
・引き渡し後の工事になるので、完成が遅れる
(コンクリが固まるまで駐車場など使えなくなる)
・ゼロから打ち合わせをおこなわなくてはならない
・信頼できる会社かどうかわからないので心配
結局我が家は安さをとって外部に頼みました。ただ、最終的にはきちんと工事は終わったものの、勝手に来ない日があったり、予定がどんどん遅れていったりと心配な日々も過ごしました。その点では、大きめの建築業者は、顧客に対するフォローがしっかりしているなと確認できました笑 とは言っても、今のところ、外構の不備は認められないので、結果オーライです。それに、かなり予算を抑えられたので、芝生のドッグランもつくってもらっちゃいましたから!笑
今回わかったこと
外構工事は、工務店下請けと外部業者それぞれのメリット・デメリットを把握し、自分たちに合った方を選ぼう!
次回へ続きます!
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