こんにちは、カオリンです。
少しご無沙汰してしまいましたが、息子ともども毎日元気に過ごしています! もうすぐ5ヵ月になる我が子は、最近何でも口に入れるようになってきました。除菌シートでおもちゃを拭く作業に追われる日々です笑
さて、我が家には出産前から飼っている犬と猫がいます。赤ちゃんと犬と猫……というと、みんなで仲良く日向ぼっこしているような、平和なイメージが湧くと思います。でも実際はいろいろと大変でした……。
今回は、犬と猫が待つ我が家に息子がやってきた日から今までの過程を綴りたいと思います。同じようにペットを飼っていて、これから赤ちゃんを迎えいれる予定の方は、なにか参考になるかもしれません。
赤ちゃんが来た日の犬猫の反応
我が家には6年前にペットショップで購入した柴犬と、5年前に居ついてしまった元野良の茶トラ猫がいます。どちらも室内放し飼いで、赤ちゃんが生まれるまでは私と夫と犬と猫、家族4人という感じで仲良くやっていました。犬も猫もとても甘えん坊で、隙あらば私の膝に乗ってくるような性格でした。
犬友(犬の散歩中によく会うおばさん)からは、「柴犬は優しいし、飼い主さんが大事にしているものは一緒に大切にする。だから、赤ちゃんが生まれても大丈夫」という話を聞いていましたが、
「ウチの犬はダメかもなあ……、嫉妬でいじめちゃうかも……。猫も引っ掻きそう……」
と、不安にかられていました。そのため、赤ちゃんには絶対近づけないようにしようと思っていました。
そして、赤ちゃんがやってきた当日……。
久しぶりに会った犬は、まず私にしっぽをぶんぶん。そのあと、不思議そうに赤ちゃんを眺めました。私は犬に息子を紹介し、離そうとしました。しかし犬は、優しく赤ちゃんの足の裏をぺろぺろと舐め始めたではありませんか!
「我が犬よ! 疑ってごめん! 君はなんて優しいんだ!」
とても感動したのを覚えています。ただ雑菌が心配ですぐに除菌シートで子供の足を拭きましたが笑 ちなみに、猫はまったくの無反応でした笑
日に日にしょんぼりしていく犬
犬猫がお気に入りだった日当たりのいい和室を赤ちゃんの寝室にしてしまったので、初めはみんなそこに入りたがりました。でも、新生児の頃はとくにペットの毛や雑菌に気を使っていたので、もちろん和室に彼らは入れません。何回か叱っているうちに、犬は自然と中に入らなくなりました。部屋の入口で、ただ黙って私と赤ちゃんの様子を見ています。
今までずっと私を独占していた犬。寂しくないわけがありません。けれど私は、赤ちゃんのお世話で手いっぱい……。犬はどんどん、しょんぼりしていくように見えました。怒るでも甘えるでもなく、ただ黙って遠くから私と赤ちゃんのことを見ているのです。
私はそんな視線を感じながらも、育児に精一杯で犬をかまうことができませんでした。
ちなみに猫は、かまってもらえない&行きたい部屋に行けないストレスから、私の足元に来ては噛みつくようになっていました笑
苦肉の策の住み分け
3ヵ月くらい経つと、息子がずりばいもどきを始めました。さらに母親が離れると泣くことも増えたので、リビングの床で息子と過ごせる環境を整えようということに。そうなると、今までのように犬猫が自由に家の中を行き来しているようでは危なくなります。
ちょっと、いやかなり、かわいそうだとは思ったのですが、とりあえず、犬と猫のスペースを確保して、基本的にはそこから出さないことに決めました。
これによってさらに2匹のストレスが増えるかもしれない……。本当はみんなで一緒に楽しく暮らしたいけど、なにか事故が起こったらみんなが不幸になる。でも……。
悩みましたが、なんだかんだ言ってやはり息子が一番かわいかったのだと思います。
犬はリビングの一角に仕切りをつくってそこに入れました。猫は2階の1部屋にキャットタワーや猫ベッドなどを置いて住まわせることにしました。
それでも私を見捨てなかった犬猫
住み分けを始めて、私自身は余計な心配をしなくて済むようになり、少し気持ちが楽になった気がします。息子も昼夜の区別がだいぶつき、お昼寝もまとめてとるように成長。
そこで、息子が起きる前の朝やお昼寝中を、犬猫タイムにあてることができるようになりました。
今まで散歩やご飯以外はあまりかまってあげられなかった犬猫……。さぞや怒ってることだろうと、申し訳ない気持ちで頭をなでると……まるで何事もなかったかのように、喜んでくれるではありませんか!
犬はしっぽをふりふり、お腹を見せて撫でてアピール。猫は体をすりすり、やっぱりお腹を見せて撫でてアピール。
何度も心の中で「ごめんね」と謝りました。
犬猫の写真でいっぱいだったスマホの写真、最近では息子しか撮っていなかったこと。
「おはよう」「おやすみ」のあいさつをないがしろにしていたこと……。
「毛を落として歩くな」とか理不尽な要求を言ってしまったこと笑
それでも待っていてくれた犬と猫。まだ寂しい思いをさせてしまうことも多いと思いますが、少しずつ犬猫タイムを増やしていきたいと思っています。そして、息子がもう少し成長したらみんなで遊びたいな……と夢見ています!
今回わかったこと
今回は、つらつらと、とりとめのないことを綴ってしまいました。お読みいただきありがとうございます。次回に続きます。