前回は、戸建購入を決意した僕がネットで物件を見つけ、仲介業者に電話するところまでをお聞き頂きました。この日から、僕と嫁の濃~い日々が始まったのです。
その期間は、たったの1ヶ月!!
いま振り返っても、この期間でよく満足する家を手に入れたものだと、自分のことながら驚いてしまいます。
「仲介業者に行くとは戦いに行くこと」だと思っていた
僕が電話したのは県内でも大手の仲介業者でした。それまで住宅を購入しようとは考えてもみなかった自分でも聞いたことのある会社です。
はじめて訪れたときに思っていたのは、とにかくナメられてはいけないということ。僕はフリーターですが、仕事で着なければいけないことがあるのでいくつかスーツを持っていました。このなかから一番引き締まって見えるスーツを選んで着て行きました。
一生住むかもしれない家を買いに行くのだから、つまらない物件を掴まされてはいけない……。自分としては、戦いに行くような気分でいたのです。
出てきた担当者は……
さて、受付に声をかけると、マンションのモデルルームと同じようにパーテーションで区切られたブースに通されました。周囲のブースでは、平日にも関わらず何件かの打ち合わせが行われています。内容や表情はわかりませんが、ところどころ漏れ聞こえて来る声のトーンから真剣な感じが伝わってきます。
待つこと5分。
担当者の男性が2人やってきました。ん? 2人……?
どうやら若い方の男性が僕の電話を取った方。とすると、隣にいるのは? 名刺交換をすると……
まさかの役職者でした!!
いや、さすがに日本人でしたけど……。
どうやら、僕の電話を取った若い方はまだ新人で勝手がわからないため、役職者の方が担当することになったようです。胸をよぎる一抹の不安……。
住宅業界の役職者です。結構、強引な手段で物件を売りつけられそうな気がしませんか?
考えすぎかな~とも思いましたが、結果的にこの不安は、担当者と一緒に物件を選ぶなかで8割当たっていることがわかってくるのです。どう当たっていたかに関しては、次回以降の記事で書きたいと思います。今回もありがとうございました。
【家を購入するなら、こちらの記事を読んでから】