新築一戸建てや中古一戸建て、マンションなど住宅の形にかかわらず、購入する物件を探していると、わからない用語に出会う機会が多くあります。このコーナーでは、さまざまな住宅用語について説明しています。
今回ピックアップするのは、「容積率」
容積率とは、土地面積に対する延床面積の割合のこと。
……まったく意味がわかりません。
簡単な例を出して説明しましょう。以下のような土地があったとします。
・土地面積:100㎡
・容積率:160%
この場合、2階建て物件なら、1階と2階を合わせた延床面積で最大160㎡の家を建築することができるということです。つまり、「1階80㎡+2階80㎡」という非常に大きな家を建てることができるわけですね。もちろん合計して160㎡になればいいので、「1階120㎡+2階40㎡」という個性的な家にすることも可能です。
ただし、中古住宅のなかには増改築を行っているものも多くあります。その結果、建ぺい率や容積率を超えている物件を買ってしまうと、将来的に建て替えるときには、購入時よりも小さい家にしかできなくなってしまうので要注意です。中古住宅を購入するときには特に、建ぺい率や容積率を確認するようにしましょう。
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