2階建て?3階建て?3階建て物件のメリット3つ&デメリット4つ

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前々回、まさかの掘り出しもの物件を見つけた僕は、さっそく役職男に電話をかけました。すると、役職男もそれとは別に紹介したいがあるとのこと。そこで、僕と嫁はもう一度役職男が勤める仲介業者に足を運びました。

紹介されたのは、主に3階建ての物件。

実は、このときまで、僕と嫁のなかに「3階建ての家を買う」という発想はありませんでした。ですから、役職男に3階建ての物件を紹介されても、それがいいのか悪いのかよくわかりませんでした。

というわけで、今回は3階建て物件のメリット&デメリットをまとめてみました。

2階建て? 3階建て?

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3階建てのメリット

3階建て物件ののメリットは以下の通りです。

駅に近い場所に建っていることが多い

いわゆる「閑静な住宅街」は、基本的に駅から離れたところに設置されています。こういった場所は、建築物の高さに関する規制のある「低層地域」に指定されていることが多く、3階建ての住宅を建てられないことがあります。

一方、駅の近くは「商業地域」や「近隣商業地域」に指定されており、建築物の高さに関する規制が緩いのが特徴です。ただし土地の単価が高いため、広い土地を確保することができません。その結果、駅の近くには小さな土地を有効に使うために工夫した、3階建て住宅が多く存在するのです。

3階の風通しが良いので、夏の夜はとても涼しい

3階の居室は高いところにあるため、風通しが良い傾向にあるようです。夏場、網戸だけで寝ることができるので、冷房が苦手な方にとっては良いのかもしれません。

3階の部屋は、冬の昼間はとても暖かい

当然ですが、暖かい空気は高いところへ上っていきます。すると、冬の昼間、3階は比較的快適に過ごせる場所になります。南向きの日当たりが良い場所なら最高だと思います。

3階建てのデメリット

3階建てのデメリットは以下の通りです。

2階にLDKがあることが多い

駅の近くに建っている3階建て物件は土地が狭く、隣接する家との距離が近いことが多いようです。そのため、採光やカーポートのスペースなどを考えると、リビングを2階に設置せざるを得なくなります。つまり、生活の中心が2階になるのです。

そうすると、ゴミを出すときや誰かがインターフォンを鳴らしたとき、お米などの重い荷物を家に入れるときなどは、必ず1階と2階を往復しなければならなくなります。若いときは良いかもしれませんが、年齢を重ね足腰が弱ってくると、なかなか厳しいかもしれません。

水まわりが1階でバルコニーが3階、あるいは屋上という矛盾が起きやすい

木造の3階建ての場合、風呂や洗面所は基本的に1階にあることが多くなります。これは、重量のある設備を高い位置に置くと、建物が不安定になるためです。

一方、日当たりや土地面積の問題から、バルコニーは3階や屋上に設置されることが多くなります。すると、1階で洗った洗濯物を階段を使って3階まで運ぶという、非常に大変な作業を毎日繰り返さざるを得なくなります。

これも、30代40代の若いうちなら良いかも知れませんが、50代以降は非常に苦労することが予想されます。

 階段

いつも狭いスペースで生活しなければならない

3階建て住宅は狭い土地を少しでも有効利用するために建てるものです。

たとえば、20坪の土地に家を建てるときのことを考えてみます。ここでは、容積率や建ぺい率は考慮せず単純に計算しますが、3階建ての場合60坪の床面積をとることができます。

しかし、各階の床面積が20坪であることに変わりはありません。つまり、いつも解放感のない狭い空間で生活しなければならないのです。

ちなみに、同じ60坪の床面積で解放的に暮らすためには、駅から離れたところに60坪の土地を見つけて平屋を建てるか、床面積60坪のマンションに見つけるのが、一番良い方法だと思います。つまり階がわかれていない方が解放的な空間が作れるということですね。

まあ、なかなか難しいですけど(笑)

3階の部屋は、夏の昼間はとても暑い

メリットの3番目の反対です。夏の昼間、3階の部屋はどうしても暑くなります。冷房が必要になりますから、電気代もかさむことになるかもしれません。

以上、3階建て住宅のメリットとデメリットをまとめてみました。

僕と嫁は、このなかでもデメリットの1と2をどうしても受け入れることができず、役職男から紹介されたいくつかの3階建て物件の購入を見送ることにしたのでした。2階建てか3階建てかでお悩みの方の参考になれば幸いです。

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