今回は、仲介業者の営業マンと物件をめぐっていると誰でも一度は遭遇するであろう、「営業マンの下手な演技」についてお聞き頂きたいと思います。
営業マンにしてみれば、どうにか早く契約をとりたいために演技するのだと思いますが、下手なんだ、これが笑
営業マンの「下手な演技」
さて、掘り出しもの物件および双子の家の内覧も終わり、あとはこの物件を買うか買わないかを考えるだけというころ……。
僕と嫁の背後で、役職男が突然スマホで誰かと話しはじめました。
役職男「ええ、はい、あ~そうですか。わかりました、ちょっと聞いてみます」
役職男は、スマホを耳から離すと僕と嫁に言いました。
役職男「実はですね、僕たちよりも1時間ぐらい前にこの物件を内覧した人がいて、いま会社に戻っているらしいんですけど、この物件を気に入ってるみたいなんですよ。ただ、まだちょっと迷ってるらしいんですね。で、もし、いまフリーターさん(※僕のことです)が決めてくれれば、会社の方に言って迷ってる方のお客さんとの契約は止めますけど、どうします?」
僕と嫁は顔を見合わせました。
この話、おそらくウソだと感じたからです。
この話がウソだと感じた理由は2点あります。
1、役職男のスマホの向こうから誰の声も聞こえなかった。
役職男は、僕と嫁からさりげなく遠ざかりながら電話をしていました。でも、所詮は小さなリビングのなか。スマホの向こうから会社の人の声が聞こえるはずです。
2、僕たちの1時間前にこの物件を内覧する人がいる可能性は極めて低い。
僕たちは開店とほぼ同時に仲介業者に行きました。そしてすぐに、弾丸内覧ツアーに出発したのです。そのとき、仲介業者には僕たち以外の客は1組しかいませんでした。仮に、その方たちが僕たちのすぐあとに内覧に出たとして、何百何千とある物件から偶然にも同じ家を選ぶでしょうか。その確率は非常に低いと考えられます。
こうした理由から、僕と嫁は直感的に、役職男がウソを言っていると感じたのでした。
そうまでして契約をとりたいのでしょうかね(笑) やっぱり、不動産業界って「ブラック」なのでしょうか。
こんな営業マンには注意! 「下手な演技」の代表パターン
というわけで、不動産業者の営業マンにありがちな「下手な演技」について、代表例をまとめてみたいと思います。ぜひ、参考にして頂ければと思います(笑)
【チェックポイント】
- 内覧中、突然 営業マンのケータイに電話がかかってくる。
- その際、ケータイの着信音が鳴らない。あるいは、バイブ音しない。
- 電話の向こうにいるはずの人間の声が聞こえない。
- 電話を切ったあと、「他の方が契約したいと言ってるみたいなんですよ~」などと言ってくる。
営業マンが契約をとるために必死なのはわかりますが、こちらは数千万円もする高~~~い買い物をする立場。下手な演技にだまされないように注意したいですね!!今回もありがとうございました。
次回は「僕が購入する家を決めた理由 最後は嫁の一言が決め手となった 『太陽光発電付き、4LDK、約3,100万円』掘り出しもの物件の購入を決意」についてお聞き頂きたいと思います。
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