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マンションのメリット
安全性の高い地域に建設中だった
以前の記事にも書きましたが、僕の検討していたマンションは地盤がかたい高台に建設中であったため、津波や洪水、土砂災害などに強いという特徴がありました。
グレードの高い設備が整っている
キッチンやパウダールームなど、一般的に利便性やデザイン性の高いものが用意されていることが多いようです。同価格帯の戸建住宅と比較すると、そのちがいがよくわかります。特に水まわりに差がでるような印象があります。
広々使える
たとえば、床面積が100平米だと仮定します。戸建の場合は、これが2フロアに分けられていますが、マンションの場合は、1フロアに収まっています。当然、空間を広々と使うことができます。物件を見るときに床面積ばかりに気を取られがちですが、2フロアにまたがっている戸建と1フロアに収まっているマンションでは、こうしたちがいもあるのですね。
防犯面や防災面に優れている
マンションの場合、オートロックがあることや管理人さんが常駐していることがほとんどで、防犯面に優れています。また、鉄筋コンクリートであるため地震や火事などの防災面にも勝っています。自分一人ではなく、夫婦や家族で住むことを考えると、重視したいポイントです。
防音性が高い
分譲マンションの場合、防音性が高く、子どもが走りまわったり楽器を弾いたとしても問題ないことが多いようです。ただし、廊下には聞こえることが多いので注意が必要です。
保温性が高い
鉄筋コンクリートのため気密性が高く、保温性に優れていることが多いようです。マンションを購入した友人は、冬でも半そでのTシャツで過ごしていると言っていました。
その他
・管理人さんがいるので、共用部分は掃除してもらえる。
・24時間ゴミ捨てできることが多い。
マンションのデメリット
僕たちが検討していたマンションにはデメリットもありました。
多額の管理費・修繕積立金がかかる
前回の記事のとおり、僕が当時検討していたマンションを実際に購入していたとすると、管理費と修繕積立金だけで1,332万円(50年)かかることになります。当時、約3,000万円のローンを組もうと思っていましたのですが、このローン以外に4割以上余分にお金を支払わなければならないのです。
固定資産税が高くなる
マンションは戸建住宅と比べると減価償却期間が長いため、固定資産税も多くかかります。
資産価値が下がる
マンションを購入しても土地の所有権は手に入りません(正確には少し手に入るらしいですが……)。実質的には建物だけだと考えるのが正しいでしょう。将来売却することになったときには当然、資産価値はかなり下がっているはずです。また、賃貸として貸し出そうと考えても、僕が検討していたマンションは最寄り駅から10分の高台の上。借り手がつくかどうかは微妙なところです。
駐車場代が高い
戸建の場合は駐車場まで含めて代金に含まれますが、マンションの場合は駐車場を別に借りなくてはなりません。もちろんマンションの敷地内にあるのですが、月に1万円から1万5千円かかるかかります。管理費や修繕積立金と合わせると、なかなかの金額です。
改めて整理すると、利便性や快適性に関わることがメリットとして挙げられ、金銭的なことがデメリットに挙げられるようです。結局は、自分のなかでどちらを重視するかということだと思います。
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。次回は「マンションを買う? 買わない? 僕と嫁が出した結論は?」についてお聞き頂きたいと思います。