前回は、日照権トラブルの問題や第一種低層住居専用地域についてお聞き頂きました。今回は、最寄り駅から歩いてみないと気づかないことについてお聞き頂きたいと思います。
昼間の印象
前回までにお聞き頂いたように、モデルルーム見学会では多くのことを知ることができました。そんな見学会のあと、担当者と一緒にマンションの建設現場まで行ってみました。この移動には黒塗りのタクシーが使われ、「ああ、不動産屋の車で移動する賃貸物件の内覧とは次元がちがうのだなあ」と思ったりしました笑
とはいえ、実際の生活では毎日タクシーで出かけ帰宅するわけにはいきません。検討していたマンションは高台の上に建設中。マンション側は最寄り駅から徒歩8分としていますが、本当に10分でつくでしょうか。
というわけで、スマートホンのストップウォッチ機能をセットし歩いてみました。
時期は残暑の厳しい8月終わり。高台の上に向かって歩くので、汗がダラダラ出てきます。また、木々が多く、薮蚊が大量にいることもわかりました。必死で歩いたこともあり、結果的には10分ちょっとで着きましたが、これは結構厳しい……。
また、昼間にも関わらず人があまりいないようでした。2、3人とすれ違う程度です。みなさん、仕事に出ているのでしょうか。それにしても、少なすぎる気がします。夜は、もっと人が少ないのでしょうか。
夕方歩いてみるととんでもないものを発見した!!
昼間の人の少なさに疑問を持った僕は、夕方もう一度、同じ道を歩いてみました。すると、とんでもとんでもないことに気づきました。駅から裏道に入るまでは多くの人が歩いているのですが、裏道には人がまったくいません。街灯は比較的多いようですが、明るさには限界があります。そしてそれだけでなく、こんな立て札がいくつもあるのです。
「痴漢多発! 注意!!」
「痴漢は犯罪です」
これには驚きました。それまで僕が住んでいた地域では、こういった立て札を見ることはなかったからです。この道では、そんなに痴漢の被害に遭う人がいるのだろうか。住むのが僕一人だけなら問題ないのですが、まだ20代の嫁も一緒であることを考えるとどうなんだろう……。僕は考えてしまいました。
その後、別の駅を利用することで、この問題は解決できることがわかりました。でも、物件を購入したら使うことになる道を歩いてみることで、さまざまなことに気づくことができるようです。できれば、朝昼晩の時間別に最低1回は歩いてみることをオススメします!
次回は、「モデルルームに行くのが不安な方やメンドーな方必見!! スタッフの対応について」についてお聞き頂きたいと思います。今回もありがとうございました!!
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