僕が家を買ったのは2013年の9月。引き渡しはそれから1ヶ月後だったので、ちょうど丸3年が経ちました。いまのところ僕と妻の二人暮らしなのですが、妻が30歳を過ぎたこともあり「そろそろ子どもがほしいな……」という気がしています。
そんなとき、駅を歩いていると、こんな表紙が目に飛び込んできました。
いままでマンション版のSUUMO何度も手にとってきましたが、注文住宅版ははじめてです。僕は戸建てで家を買ってしまったのですが、「よい子に育つ間取りってどんなだろう?」と気になりさっそく読んでみました。
感想をいうと、やっぱりすごかったです! さすがSUUMO!
注文住宅版のSUUMOは毎月第3火曜日発行。そろそろ駅でも見かけなくなってきたので、見逃してしまった人のために少しだけ内容を紹介します! (著作権保護の観点から、すべてを紹介することはできません……)
目次
よい子に育つ間取りのポイントは!?
今回の特集に登場した専門家は、一般社団法人子育てマイスター協会代表の石川幸夫さん。石川さんによると、よい子が育つ間取りにはポイントがあるようです。
社会とつながる玄関や庭がること
子どもは家という安心できる空間で、少しずつ社会を学んでいくのそう。そして、主体的に社会や関わることを学んでいくために大きな役割を果たすのが、庭や玄関なのだそうです。
そういえば、僕もいまの家の庭で裏の方とお話しをしたことがあります。これと同じことを子どもにも体験させることで自然と社会性を身につけていくということでしょうか。
自己肯定感を育てるお手伝いの場がある
お手伝いには、家族の一員としての役割を果たすことで自己肯定感や、さらに上手にお手伝いしようという向上心、もっと喜んでもらうための工夫など、成長を促す意味があるそうです。
僕の母親は、「お手伝いをするのは子どもの義務」と思っていた節があり、お手伝いをしたことで喜んでもらえた記憶はほぼありません笑 母親の考えが正しかったかどうかは置いておいて、やはり子どもがなにかしてくれたら少し大げさにでも喜んで見せなければいけないんだろうなと思ういます。で、できるかな……笑
親の姿から学ぶ会話の場がある
子どもは親との会話から、人との接し方や考え方を学んでいくそうです。そのためにも、家族が集い会話する場はとても大事なのだとのこと。
大人になってみて思うのは、もし別の親に育てられていたらまったくちがう性格に育っただろうなということです。そうすると、僕の姿を見ながら子どもの人格は形成されるわけで、かなり責任重大では……笑
おもしろい間取りやアイディアをピックアップ!
さて、よい子に育つ間取りのポイントはわかりましたが、具体的にはどんな間取りがいいのでしょうか。いくつかSUUMOに掲載されたものをピックアップします。
けんかしてもすぐに仲良くなれるきょうだいの笑顔がいっぱいの家
大阪府Yさんは、夫+妻+長男+次男+長女の5人家族。元気盛りの子どもが3人もいて、すごく賑やかそうですね。
住まいに希望したのは、「家族の顔がいつでも見える間取り」だそうです。広いリビングを設け、上部を吹き抜けに。2階の子ども部屋のロフトにも、吹き抜けに面して窓をつけているのだとか。たとえケンカをしても、声が聞こえたり顔を合わせたりすることで、仲直りするきっかけがたくさんある家にしたかったそうです。協調性や社会性が育ちそうですよね。
うちの場合は、すでに建売を購入してしまったので完全に真似することはできないのですが、なるべくリビングなどで家族が顔を合わせる仕掛けを作れば、同じような効果が得られるのかもしれないなと思います。
こんにちは、ありがとう あいさつが自然と身につく家
僕のようにフリーランスで仕事をしていると、あいさつはある意味で命です。子どももしっかりとあいさつできるように育ってほしいと思います。
東京都のSさん邸は、玄関を入るとすぐにリビングという作り。真っ先に家族と顔を合わせて「ただいま!」と言える間取りになっています。来客があったときも、自然とお言葉を交わすことになりそうですね。もちろんプライバシーは守られるように配慮されています。
これはめずらしいですよね。うちは玄関を入ってドアを開けることでリビングへと入れます。リビングに入らなくても2階に行ける仕組みになっているので、子どもが思春期を迎えた場合はどうやってリビングに顔を出させるようにすればいいのかいまから思案しています笑 どうすればいいのでしょうか、どなたかわかる方、教えていただけませんか?
一緒に読むから楽しいね 親の姿を見て学べる間取り
東京都のNさん邸は、リビングの片隅に「図書スペース」が設けられています。これも面白いですよね。
実は、僕の家も夫婦そろって本好きなので、家には2000冊近い本&マンガがあります。結婚前から、一つの部屋を図書室にして子どもと一緒に本を読もうという話をしていました。まだ子どもはいませんが、図書室はすでに完成しています笑
ただ、Nさん邸が面白いと思ったのは、「リビング→図書スペース→子ども部屋」という導線になっていること。自然と本に手が伸びそうでいいですよね。本当にうらやましいです。
たとえば、階段や廊下に本棚を置くなどして子どもの目に自然と本が入るようにすれば、同じような効果が得られるでしょうか……。
僕は、本も社会性を身につけるための一つのツールだと思っています。もちろん、本ばかりでうちにうちに籠られては困りますが、子どもにはできるだけ本を読んでもらいたいと思います。
親の姿から学び取れるコーナー
子どもから見える場所に親の書斎を作るというのも「いいな」と思います。今回のSUUMOには、みんなが使う階段脇に父親の書斎コーナーがある家が紹介されています。絶対に階段脇がいいというわけではなく、家族が過ごすダイニングやリビングに親たちのデスクコーナーがあれば、子どもに趣味を楽しむ姿や真剣な表情を見せることができますよね。
いま、僕は一つの部屋を書斎として使っています。でも、子どもが少し大きくなったら、なるべく視界に入るところで仕事するように工夫しないといけないかもしれないですね。
僕たち夫婦にはまだ子どもがいませんが、子どもが生まれたあとのことを考えるのにとても参考になりました。やはりSUUMOはすごい! というか、毎週・毎月、こうした情報を無料で提供してくれるなんて、リクルートさんすごい!
この記事のアップは2016年10月14日です。「SUUMO注文住宅」の次号が出るのは10月18日ですから、もしかしたら今号があるかもしれません。気になる方は、ぜひ駅へ!!笑