前回は、ついに依頼する工務店をF 社に決めたことをお伝えしました!
……のですが、最後のダメ押しで和室の畳を琉球畳(一般的な畳より高い)にしてもらうサービスを勝ち取りました!笑
結構強引かも……笑 でも、粘れば粘るほど工務店はサービスを追加してくれることがよくわかりますよね笑
そんなわけで、なんとか夫も納得、仮契約へと進みました。
(琉球畳 出典:琉球畳どっとこむ)
今回は、仮契約から工事が始まるまでの流れについてお伝えします。
→第1回目の記事はこちらです
仮契約から本契約までの流れ
私たちがF 社と仮契約を結んだのは、10月の第3週目でした。本契約は手付金として100万円を収めてから行うとのこと。数日のうちにお金を振り込み、次の日曜日に本契約を結ぶはこびとなりました。
ちなみに私たちの場合、総額1928万円のうち100万円を契約時に、1000万円を中間金として上棟前後に、残りを引き渡し時に支払うという決まりでした。住宅メーカーによって、前払い金の金額や払う回数には差があるようです。
家が建つ前にお金を渡してしまうことにはなんとなく不安があります。
ただ、契約金や中間金を2,3回に分けて支払わせることは、どの住宅メーカーも行っているようです。あまりにも高額な前払い金(契約時に50%など)を請求してきた場合は、経営を疑ったほうがいいかもしれません。
さて、5ページにおよぶ契約書の説明を受け、書類に捺印し、無事本契約も終了。工事開始から家の引き渡しまでには約4カ月かかるとのこと。「いつから建て始めましょうか」と聞かれ、「雨漏りが心配なのですぐにでも建て直してほしい」と伝えました。すでに懐かしい人物と化してしまった月亭可朝似の屋根修理業者(第2回参照)に、「雪が降ったらますます危ない」と言われていたことも心にひっかかっていたからです。
(建て替えのきっかけとなった屋根の劣化。いつ見てもひどい……)
ということで、引っ越しまでのスケジュールはかなり慌ただしいものになりました。
本契約からの引っ越しまでの流れ
最短の日程でお願いすると、11月20日前後には解体作業に取りかかれるということでした。それには11月16日までに引っ越しを完了しておいてほしいとのこと。本契約を交わしたこの日は10月18日だったので、あと1カ月後です。
引っ越しまでの1カ月でやるべきことが沢山ありました。
まず「ローン申請」と「設計に関する話し合い」です。
ローン申請についてですが、各金融機関への審査は、契約前からF社におこなってもらっていました。本契約の時点でまだ申請はおりていませんでしたが、数社の審査を通る見込みは立っていました。申請が通ったら本申し込みの手続きとなりますが、あとは待つしかありません。
ちなみに、住宅ローンを組むのなら『住宅ローン審査なら【住宅本舗】』のようなサイトを試してみるのがオススメです。業者が勧めてくる一般的な店舗型の銀行は金利が高い傾向があります。
でも、こういったサイトなら、金利の安いネット銀行を中心に、複数の金融機関に一括して住宅ローン審査を申し込むことができます。
うっかり業者に言われるまま店舗型の銀行で契約すると、現在の最低金利より0.4%~0.5%程度高い金利でローンの契約をしてしまうこともあるそうです。「たったの0.5%」と思うかもしれませんが、よく考えてみると35年で数百万円も多く利息を払う計算になります。
入力に20分程度かかりますが、たったの20分で数百万円の節約になります。たったの20分で、将来の子どもの学費や病気に備えての貯蓄、家族旅行やちょっと贅沢な食事を楽しむだけの余裕ができるのです。20分くらい大きな問題ではありません。
『住宅ローン審査なら【住宅本舗】』のようなサイトで、一番安い金利でローンが組める銀行を探すべきだと思います。
設計に関する話し合いは、契約を結ぶ前にすでに散々要望は伝えていたので、ほぼ案は固まっていたといえます。ですが最終的な調整と、壁紙や照明、水回りの設備の選定など決めるべきことはまだ沢山ありました。1カ月では終わらないが着工までに決めれば間に合うということで、引っ越しや解体と並行して進めることになりました。
(契約後の話し合いはサンプルが揃っているショールームで行います)
さらに
- 引っ越し業者を決める
- 引っ越しの準備をする
- 仮住まい先を決める
- 近所に挨拶にいく
などなど……。
1カ月のうちにやらなければいけないことが急に押し寄せてきました。我が家は築45年。夫と今は亡き夫のご両親の45年分の思い出の品が、たっぷり詰まったままです。つまり、非常にものが多い家なのです。
これ、無理だよね……。工事を遅らせてもらうしかないか!? いや、一度決めた以上やり遂げてみせる!! もう底冷えする冬はむかえたくない!!
今回わかったこと
住宅メーカーと契約を交わしたら、一気に事態は動き出す。
すぐに家を建てたい場合は、引っ越しの段取りや仮住まい先など、事前にめぼしをつけておかないと慌てます!! 次回に続きます。
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