こんにちは、サラリーマンではない僕です。
うちの住宅ローンはまだ2400万円弱残っています。このままの金利が続いたと仮定して繰上返済しなかった場合、「完済は65歳を超えてから」という計算です。また現在、妻が妊娠のための準備を進めています。順調に子どもが生まれたとすると、ますますお金がかかることが予想されます。いまのところ夫婦共同名義と夫婦別々で貯金できていますが、そのペースは否が応でも鈍くなるでしょう。
そこで出てくるのが「節約」という選択肢です。恥ずかしながら、僕はこれまで「節約」というものをあまりよく考えていませんでした。
今後の生活を考えると、そういってもいられません。できるだけ出口を締めて将来に備えなければ……!
ただ、こういうことはなかなか夫婦の足並みがそろいません。どちらかだけが躍起になっても、もう片方は白けるか反発を抱くだけということにもなりかねないわけです。
そんなわけで、まずは僕が節約の意識を持ってみることにしました。そうだとはいえ、自分ではあまり無駄使いをしているつもりはありませんし、どこをどうやって削ればいいのかわかりません。まずは自分がどんなお金の使い方をしているか把握する必要があります。
そこで試してみたのが「おカネレコ」という家計簿アプリです。これを2週間使ってみた結果、早くも自分の消費の傾向が見えてきました。
目次
「おカネレコ」ってどんなアプリ? 個人情報は登録不要なので安心
おオカレコには主に2つの特徴があります。
1、個人情報の登録が一切不要!
おカネレコでは、個人情報の登録が一切不要です。名前や住所はもちろんのこと銀行やクレジットカード、メールアドレスの登録さえ必要ありません。お金を扱うだけに情報の流出は心配になるものですよね。この点を心配しなくていいのが、ユーザー側のもっとも大きなメリットだと思います。
2、ざっくりした支出の把握から厳密な家計の計算までシンプルに操作できる!
おカネレコへの支出入力はとにかくシンプルです。
・金額を入力
・「入力」ボタンをタップ
たとえば、「食費」カテゴリーをタップしてから数字キーで「500」とタップ、最後に「入力」ボタンをタップするだけ。これでアプリに「食費/500円」というデータが入力され、円グラフや棒グラフ、カレンダーなどに自動反映されます。
オフィシャルサイトにあるような「2秒で入力!」はさすがに無理ですが、5秒あれば充分入力できます。また、10秒あれば「××店でランチ」といった備考欄を入力することができますよ。
支出だけでなく収入も入力できるので、厳密な家計管理までできますよ。毎月変動なく同じ収入がある方は、一度設定すればあとは毎月自動的に入力されます。(僕には毎月同じ額の振り込みがあるので、これは便利です)
僕は2週間でどのようにお金を使ったか?
僕が2週間(2017年11月9日~11月23日)までに使った支出の詳細です。「とりあえずざっくりした支出を把握しよう」という使い方なので、厳密ではありません。このほかにアマゾンで本を購入しました入力はしませんでした。
このように円グラフで表示できるので非常にわかりやすいですよね。
Suicaへのチャージがもっとも多い
僕はコンビニや飲食店でSuica決済することはないので、ほぼすべて交通費での支出ということになります。仕事での移動なので仕方ない部分はありますが、こんなにお金を使っているとは思いませんでした。
「お菓子・ジュース」への支出が「食費」の6割にもなる
「お菓子・ジュース」というカテゴリーですが、「肉まんやあんまん」などの間食もこのカテゴリーに含まれます。おカネレコを使う以前から「少し多めかもな」という自覚はありましたが、まさかここまで多かったとは……。
メスを入れるとしたら……
メスを入れるとしたら、やはり「お菓子・ジュース」の項目でしょう。水分補給のためのお水の購入は「ミネラルウォーター」という別カテゴリーを用意してあるので、ここには純水に間食に使ったお金が記載されます。まったくの無駄とはいい切れませんが、もう少し削減することができそうです。しばらくできるだけ間食を我慢しようと思います。(低血糖で倒れない程度に……笑)
ちなみに、この円グラフをカレンダー表示するとこのようになります。
17日と21日に入力がありませんが、1日中家にこもって仕事をしていたからです。一方、23日はややお金を使っています。仕事の帰りにたまには……と思って1杯だけ飲んだからです。13日と22日にSuicaにチャージしたので、この2日間も出費が多くなっています。日によってこういった違いがあることがわかるのも、参考になりますね。
「おカネレコ」を使うときの注意点
おカネレコだけに限りませんが、家計簿を継続することは難しいものです。僕はいまでこそフリーランスの収入と経費をしっかり精算するようになっていますが、家計簿やお小遣い帳的なものを続けられたことはありませんでした。
そこで考えたのが、「なにかを買ったらその場で入力すること」です。「ま、あとでまとめて入力すれば」と考えるとどうしても面倒になります。でも、たとえばコンビニでなにかを購入したら、お店の外ですぐ入力すれば手間はかかりません。なにせ入力はたったの5秒です。1件ずつこまめに入力するのが長続きさせるコツだと思います。
ちなみにおカネレコには、入力忘れ防止のアラーム機能があります。毎日決まった時間に「入力忘れはありませんか?」とスマホの画面に表示されるので、絶対に思い出すことができますよ。アラーム時間は自分で設定することができます。
僕が最近使い始めた家計簿アプリ「おカネレコ」を紹介しました。メスを入れられそうな「お菓子・ジュース」を節約すれば、毎年1~2万円は節約できそうです。「たったのそれだけ!?」という気もしますが、子どもが生まれたときのオムツ代の足しにはなるかと……。とにもかくにも節約の意識が生まれたのでがんばりたいと思います!