マンションの資料と戸建ての資料はまったく違うので注意が必要

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前回は、役職男から聞いた2つの話についてお聞き頂きました。

今回はマンションの資料と戸建ての資料についての勘違いについてお聞き頂きたいと思います。

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マンションの資料と戸建ての資料はちがう

役職男に一種の頼もしさを覚えた僕でしたが、この日僕はネットで見つけた物件の詳しい資料だけもらって変える予定でした。マンションの購入を検討していたときは、少し性急にことを運ぼうとしすぎたかもしれないと、自分なりに考えていたからです。

ところが、ここで大きな勘違いが判明します

僕は資料をもらうという目的を役職男に伝えました。すると、役職男の顔には「?」マークが。
「資料ですか? いま渡しましたが……」

僕の手元には、間取り図が1枚。そう、多くの戸建て住宅には間取り図以外の資料などないのです!!

マンションのときはモデルルームの様子から建物の構造、地域環境、ローンに関する知識まで、さまざまな資料が用意されていました。

でも戸建て住宅の場合、こういったものを用意しているところは大規模な分譲地を除いてほとんどありません。

 紙の資料

マンションと戸建ての売上額の差

でも、よく考えて見れば当然です。

たとえば、僕の見に行ったマンションは3,000万円から5,000万円の部屋を合計100戸以上販売します。全て売れれば数十億円の売上になるわけです。でも、大規模な分譲地でなく数軒単位で販売している戸建て住宅の売上はせいぜい数千万円から数億円です。

こう考えると、マンションと戸建てではプロモーションにかける金額に差があるのは当たり前なのです。

これに気づいた僕は落胆しました。以前にも書いたように、僕はとりあえず資料をもらおうと思ってやってきたのです。じゃあ、なんのためにやってきたのか……。

仕方なく「帰ろうかな~」と思っていると、役職男が一言。

「じゃあ、現地に行ってみましょうか」

え? 現地に行くって?

現地は車で30分以上はかかる場所です。

「大丈夫ですよ! 車でお連れするんで!!」

こうして僕は役職男と若い担当者と一緒に現地に向かうのでした。でもさ、建築中の家だよね? 何を見るのよ……!?

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