「ペアローン」や「連帯債務」とは? 夫婦で組む住宅ローンの違い

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サラリーマンの平均給与の低下や女性の収入の上昇の影響もあってか、夫婦2人で住宅ローンを組むケースが増えています。やや古めのデータで恐縮ですが、2015年7月28日発行の「SUUMO(スーモ)」によると、マンションを購入した人あるは購入を検討している人のローンの組み方は以下の通りです。

・1人で住宅ローンを組む…79%
・2人で住宅ローンを組む…21%

2人で住宅ローンを組んだ(これから組む)人は2割以上。かつてであれば考えられないぐらい高い割合なのではないでしょうか。ただ、2人でローンを組む方法は、実は2つあります。「ペアローン」と「連帯債務」です。いったいどのような違いがあるのでしょうか。

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ペアローンとは?

ペアローンとは、夫婦で別々に住宅ローンを借りる方法です。それぞれが自分で借りたローンの返済義務を負って返済します。たとえば3,000万円の家を購入する場合、夫と妻のそれぞれが1,500万円のローンを組んで、別々に支払っていくということです。

この場合、同じ金融機関から借りるのが原則ですが、フラット35と民間ローンを組み合わせることも可能です。

連帯債務とは?

夫婦2人の年収を合算して、借入金額を増やす方法です。夫婦のうち片方が「主債務者」、もう片方が「連帯債務者」となりますが、返済義務は平等に負うことになります。

ペアローンと連帯債務の共通点と相違点は?

ペアローンと連帯債務には共通点も相違点もあります。

共通点1 住宅ローン控除を2人分受けられる

住宅ローン控除とは、所得税などから10年間で最大400万円が戻る制度です。ただし、あくまで「最大」ということに注意してください。実際には「所得税+住民税の13.65万円」限度です。

ペアローンの場合、夫婦2人が住宅ローン減税を受けることができます。ローンの金額や収入などの条件によっては、控除額が多くなるケースもあります。

共通点2 すまい給付金を2人分もらえる

すまい給付金は、一定年収以下の人が最大30万円もらえる制度です。共働きで子どもが16歳未満の場合かつ年収463万円以下だと、年収と持ち分に応じて給付金をもらうことができます。この年収はあくまで目安なので、役所に行くなどして確認するといいでしょう。また、給付は購入後1回のみです。

相違点1 事務手数料に違いがある

事務手数料とは、お金を貸してくれる銀行などに支払うものです。これが意外と高額で、借入金の2%程度を支払うのが一般的です。仮に3,000万円のローンを組むと60万円を支払わなければならないということですね。

一括で支払うのが困難な場合は、利率に0.2%加算されることがあります。「たった0.2%ぐらいなら」と思うのはかなり危険です。3,000万円の0.2%は6万円。もちろん元本が低くなるにつれてこの額も下がっていきますが、原則的にローンを組んでいるあいだずっと上乗せされるのです。合計するとかなりの金額になります。

ペアローンは夫婦それぞれがローンを組むので、事務手数料も2人分必要です。一方、連帯債務の場合は1人分のみが必要となります。

相違点2 団体信用生命保険

団体信用生命保険とは、債務者が死んでしまったときや高度障害等によって働けなくなってしまったときに、支払いが免除になるものです。通常、民間ローンの保険料は金利に含まれており、フラット35では任意の加入で毎年保険料を支払うことになります。

ペアローンの場合、死んでしまったほうだけの返済が免除になります。連載債務の場合、主債務者が死んでしまったときだけ返済免除になります。ただし、連帯債務者が死んでしまったときにも返済が免除になる保険も販売されています。詳しくはローンを検討するときに相談するといいでしょう。

納得して住宅ローンを選ぶには

納得して住宅ローン選ぶには、「住宅ローン審査なら【住宅本舗】」というサイトを見ておくといいと思います。住宅ローンを組む銀行を見つけるには、一行ずつまわって個別に交渉しなければなりません。これには、信じられないぐらいの手間と時間がかかります。その上、審査の結果、融資してもらえなかった……という事態になれば、その手間と時間が無駄になってしまいます。

とはいえ、仲介業者に勧められる提携ローンを利用するのはよくありません。確かに提携ローンを利用すれば手間と時間を省くことができますが、高い金利になってしまうことが多いからです。

そこで利用したいのが、このサイトです。

パソコンやスマートホンから住宅ローンを一括申請。しかも、店舗での金利より0.5%程度も安く組める場合があります。「たったの0.5%」のようにも思えますが、よく考えてみると35年で数百万円も安くなるケースもあるわけです。

最大6銀行に一括で仮審査を申し込めるので、そのなかから一番条件のいい銀行でローンを組むことができます。

入力に20分程度かかるのが手間といえば手間でしょうか。たったの20分で数百万円の節約になるので、申請だけでもしない手はありません。

節約した費用は、こんなことにまわすといいかもしれません。

・家族旅行→ヨーロッパがいいですか? アジアがいいですか?
・家族での食事→レストランの予約を取っておきましょう。
・お子様の将来の学費→私立大学の学費分ぐらいは、このサイトで節約したお金で支払えるかもしれません。
・病気やケガに対する貯蓄→数百万円あれば、大抵の病気やケガに対応できます。
・旦那さんや奥様へのプレゼント→サプライズで家族の絆を強くしましょう。

住宅ローン
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今回は、ペアローンと連帯債務の共通点と相違点を紹介しました。これから住宅ローンを組む方の役に立てば幸いです!

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