家を買ったら町内会の班長になることがある! 仕事の内容とメリット&デメリットは?

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町内会_回覧板

家の購入とほぼ必ずセットになっているものに「町内会」への加入があります。ただ、かつてと違い加入しなくても生活に困ることは考えられません。そのため、加入するべきかどうかについては意見が分かれるところだと思いますが、しばらく購入した家に住むことを考えているのなら加入すべきだと思います。(加入しないことで起きうるトラブルについては、別の機会に書こうと思います)

町内会に入ると、数年に一度必ずまわってくるのが「班長」の順番です。引っ越してきて約3年半。ついに僕も「班長」と呼ばれる立場になってしまいました。

今回は、班長の仕事内容と、そのメリット・デメリットについて書いてみたいと思います。

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町内会の班長、仕事の内容は?

僕を含めて初めてやる人はなにをすればわからないと思います。班長の仕事は、主に以下の通りです。

町内会費(自治会費)の集金

僕のうちが所属している班には約20世帯があります。そのすべてから町内会費や各イベントにかかる費用を集金します。毎月1ヶ月分を回収するところもあるようですが、うちの地域の場合は1年分をまとめて集めることになっています。1ヶ月あたりの会費は300円。1年分で3,600円を各世帯から集めます。

ちなみに、うちのエリアには少し大きめのアパートが2棟建っていますが、町内会費を集める必要はないようです。おそらく不動産業者が家賃と一緒にまとめて集金し、銀行振り込みによって自治会に支払っているのだと思います。いずれにしても、集金する世帯が減るというのは班長にとってはありがたい限りです。

回覧板名簿の作成&回覧板をまわす

多くの場合、回覧板にはその地域の人の名簿が貼り付けてあります。閲覧した人は、その名簿に○をつけて次の家にまわすわけですね。

この名簿の作成も班長の仕事です。1年間、入居も転居もなければ年度頭に作れるだけで済みますが、もし何世帯も入ったり出て行ったりしてしまうと、そのたびに作成しなおさなければなりません。ワードかエクセルで少し直すだけですが、地味に面倒な作業です。僕が班長でいるあいだは入居も転居もないことを願うばかりです笑

ちなみに僕が町内会の場合、回覧板に入れる書類は自治会から届けられるので、作成の必要はありません。ただ、最初の回覧板に「新任のあいさつ」的な文章を一緒に入れておくと、町内会費の集金がスムーズになると思います。

その他

懇親旅行や納涼会の運営に参加することもあるようです。

町内会_掲示板

班長のメリットは? 近い将来への準備になる

班長になることのメリットは、近所の皆さんに顔と名前を覚えていただけることです。

以前の村社会とは異なり、近隣の方とお付き合いをしなくても生活に困ることはほぼないと考えられます。

しかし、購入した家にしばらく住むつもりであれば話は別です。僕は少なくても10年以上はいまの家に住もうと考えています。そのあいだに、きっとさまざまなことがあると思います。

もっとも大きなイベントは子どもの誕生です。僕は、子どもにはいろいろな人との関係のなかで感性を磨き、社会性を身につけてほしいと思っています。ご近所に住む大人やそのお子さんは、子どもにとってもっとも身近な他者です。こうした人たちとしっかり交流するためにも、自分の顔と名前を覚えてもらうことは大切なことだと思います。

また子育てをするなかで、わからないことに直面することが出てくると思います。こうしたときに頼りになるのは、やはり近隣の方です。できるだけ仲良くしておけば、困ったときに手助けしていただけるかもしれません。

見返りを求めたやや“ズルい”理屈かもしれませんが、班長をやることのメリットにこうしたことが含まれるのは事実ではないでしょうか。

班長のデメリットは?

班長になることのデメリットは、職務に時間がかかるということです。集金、回覧板の作成など、いくら効率化しても班長の仕事をこなすためには時間が必要です。また、月に一度は役員会議があります。僕のうちは共働きですから、出席するために予定を調整しなければなりません。こうした時間をどう捻出するか、任期である1年間は考えなければなりません。

地域によっては、高齢者の力が強く、若い夫婦(特に奥様)が負担を強いられることもあるようです。幸いうちは近隣の方には恵まれているのでさほど心配していませんが、できないことははっきり「NO!」という勇気も大切だと思います。

ただし、相手の心証が悪いと、よくない噂が立てられてしまうかもしれません。近所の方から嫌われたり、子どもが仲間はずれにされたりしては、せっかくの班長のメリットが台無しです。旦那さんでも奥さんでも、仕事で角を立てずに断ることに慣れているほうが担当するといいかもしれませんね。

班長の仕事内容とメリット・デメリットについて紹介しました。1年間、無事に「班長」を乗り切ることができるでしょうか。今後も少しずつ班長の仕事について紹介していきたいと思います!

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