賃貸から持ち家になると、自分の責任でさまざまなことをやらなければならなくなります。家のメンテナンスもその一つです。賃貸のときは、大家さんの責任とお金で、不具合に対応してもらうことができました。持ち家になると、自分の責任とお金で修繕をおこなわなければならなくなります。滅多に不具合は生じないのですが、たまになにかがおこると僕のような素人には大変です。
先日、エアコン本体と室外機をつなぐ配管のテープがボロボロになっているのに気づきました。
(冷媒管がまる見え……!)
家の表側から見えないように設置してもらっていたので、全然気づきませんでした。いつからこうなっていたのでしょうか……。どうやら家の南東にあるため、紫外線による劣化が起きてしまったようです。
このままだと断熱などに問題が生じそうな気がしたので、自分でテープを巻いて補修してみることにしました。
今回、使用したのはこちら!
因幡電工 高耐候性粘着テープ 50mm×20m UVT-50-I
エアコン本体と室外機をつなぐ配管の処理には、プラスティックカバーで覆う方法とテープでまとめる方法があります。テープの種類は、「非粘着性」のものと「粘着性」のものの2種類。いろいろ調べてみたところ、素人でも使いやすいという「粘着性」のものを選びました。また、南東側であることを考えて対候性のあるものにしました。
ではさっそく作業を開始します。(独自のやり方ですが……)
目次
劣化したテープを剥がす
まずは古くなったテープを剥がします。触ってみるとまったく強度がなく、完全に劣化していることがわかりました。
ネット情報によれば、古いものの上から巻き付けても問題ないそうです。ただ、ここまで劣化しているとさすがに……。一度、古いものを剥がしてから改めてテープを巻き付けたほうが綺麗に仕上がるでしょう。
剥がしたテープがこちら。
(コケが生えちゃってるよ……)
巻き付けるときのコツ3つ
劣化したテープを剥がしたら、ネットで仕入れた知識と実際の配管を見て感じたことを総動員して手順をイメージします。
配管の下のほうからテープを巻いていく
人間の心理的特徴なのか、なんとなく上から順々にテープを巻きたくなりますよね。でも、実は下から巻いていくのが基本です。テープの継ぎ目が下を向くため、水が入りづらくなります。
イメージ図を作ってみました。(伝わりますように……笑)
20~30センチ程度ずつ切って作業していく
僕のエアコンのようにすでに設置されたものは、基本的に配管が壁ギリギリに接しています。とてもテープのロールを通す隙間がないので、20~30センチ程度に切って少しずつ巻き付けるやりやすいでしょう。
補強のためのテープを適宜入れていく
こちらを見てはじめて知ったのですが、テープはただ巻かれているだけではないようです。束がバラバラにならないよう、補強が入っているんですね。僕も同じ場所に補強を入れることにしました。
完成した様子がこちら!
予想通り曲がっている配管にテープを貼る作業はやや難航したのですが、なんとか完成しまいた。プロがやったようにはいきませんが、とりあえず、いいかな……笑
(みなさんならもっと上手にできると思います)
今回学んだこと
・エアコン本体と室外機をつなぐ配管は、プラスティックカバーで覆うほうがいい
→家の裏側だったこととお金の問題でテープにしましたが、ケチらなければよかったです。
・配管に巻くテープは「粘着性」を選べば作業しやすい
→うっかりテープ同士がくっついてしまってもすぐに剥がせます。粘着力は落ちませんよ。
・「対候性」のテープを使えば劣化に強い
→南側の配管にテープを使う場合は特に大切
因幡電工 高耐候性粘着テープ 50mm×20m UVT-50-I
今回使ったテープです。テープ同士がくっついてしまっても、すぐに剥がすことができますよ。粘着力は落ちません。また対抗性なので劣化しづらいのも特徴です。