こんにちは、サラリーマンでない僕です。
妊娠発覚と同時に切迫流産であることが発覚した妻。決してメンタルが強いとは言えない妻ですが、当時は本当に辛そうでした。そのときのことはこちらの2つの記事に書いてありますので、もし興味があればお読みください。
妻は現在妊娠6か月目に入り、いまは毎日胎動を感じながら幸せそうにしています。一時はどうなることかと思いましたが、正直「ほっ」としています。
そして先日、仕事や僕の体調などの関係で先延ばしにしてしまった安産祈願にいってきました。向かったのは東京・日本橋の水天宮……ではなくて、横浜にある水天宮です!
今回は安産祈願に行くタイミングや初穂料の金額などを紹介します。
安産祈願はいつ行けばいいの?
「安産祈願なんて出産前ならいつでもいいでしょ」と思いませんか? 実は僕がその一人でした。
日本には古くから「妊娠5か月目に入った最初の『戌の日』に安産祈願のお参りをする」という風習があります。犬は一度にたくさんの子どもを産むにもかかわらず安産であることから「戌の日」に安産祈願をおこなうようになったといわれています。
妊婦さんはこの日、腹帯を巻くことになっています。ただ、腹帯は正直なところお腹を支えたり保護したりするに便利なものではありません。最近は巻かない妊婦さんも多いようですよ。
「戌の日」っていつ?
「戌の日に安産祈願することはわかったけど……それっていつ?」と思いますよね。そこで、2018年の「戌の日」をまとめます。
3月/7日(水)、19日(月)、31日(土)
4月/12日(木)、24日(火・大安)
5月/6日(日・大安)、18日(金)、30日(水)
6月/11日(月)、23日(土)
7月/5日(木)、17日(火)、29日(日)
8月/10日(金)、22日(水)
9月/3日(月)、15日(土)、27日(木)
10月/9日(火)、21日(日)
11月/2日(金)、14日(水)、26日(月)
12月/8日(土)、20日(木)
「戌の日」に体調や都合が悪かった場合は……?
日本の風習では、妊娠5か月目の「戌の日」に安産祈願することになっています。でも、その日の体調が優れているとは限りませんよね。妊婦さんの体は刻一刻と変化していますから、たまたま体調が悪いことも考えられます。また、仕事を続けている妊婦さんは、予定を調整できないこともあるはずです。
大切なのは、家族みんなで妊婦さんと赤ちゃんの安全と健康を祈ること。無理に「戌の日」に合わせて体調を崩しでもしたら本末転倒だと個人的は思っています。
(「横浜水天宮」のウェブサイトによると、撫でると安産になり母乳の出がよくなるという狛犬)
安産祈願の服装は?
安産祈願へ行くときの服装はカジュアルすぎるものでなければ大丈夫です。妊婦さんの体に負担のないことを最優先しましょう。男性はジーパン+ジャケットぐらいでも問題ないと思います。
本殿は風が入って寒いことがあるので、冬はできるだけ暖かい服装で行くといいのではないでしょうか。僕はジーパンとタートルネックセーター、Pコートというスタイルでしたが、浮いてしまうことはありませんでした。横浜水天宮の場合、靴を脱がずに祈願できたので、うっかりブーツを履いてしまった僕にとってはありがたい限りでした。
御初穂料はいくら? 包み方は?
初穂料とは、祈祷やお祓い、祝詞などの謝礼として神社に支払うお金のこと。日本人はもともと、神様に祈りを捧げる儀式のときは、農作物を奉納してきました。年ごとにはじめて収穫した農作物である初穂もその一つでした。そうだとはいえ、初穂を奉納することは事実上不可能です。そこで初穂の代わりとして納めるようになったお金が初穂料というわけです。
安産祈願をするときの相場は、5,000円~1万円。できればピン札で用意したところですが、多少の折れであれば問題ありません。必ず「のし袋」に入れて受付に出しましょう。表書きには「御初穂料」の文字と夫婦の名前を明記してください。
お札の向きにも注意するといいですね。「人物を上&表」にして内袋に入れるのがマナーです。
(つたない字ですみません……笑)
僕たち夫婦が安産祈願に行ったのは日曜でしたが、午後ということもあって比較的空いていました。一緒に祈願したのは僕たちを入れて3組。30分ほどで終わりました。さほど時間がかかるわけではないので、体調と相談しながら行ってみるといいのではないでしょうか。