産院の決め方のポイントは? 最終的に私が重視したのは……【第6回】

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こんにちは、カオリンです。

前回までは、2回にわたり不妊治療中の気持ちや出来事についてお伝えしました。結婚してから約3年間、不妊に悩んでいた私。ところが開き直って「まあ、子供がいなくてもいいか」と思い始めた途端に妊娠したのでした!

知り合いの高齢出産の女性たちにこの話をすると、みんな私と同じような気持ちの頃に子供を授かったと言っていました。諦めれば妊娠するということではありませんが、ストレスやプレッシャーからの解放は大切かもしれませんね。

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これからまた、妊娠中の出来事を書いていきたいと思います! 今回は、出産する病院を決めた経緯をお伝えします。

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通っていた病院では出産できなかった!

妊娠してから赤ちゃんの心音を確認するまで通っていたのは、自宅から一番近い個人の産婦人科医院。こだわりがなかった私は、最初に受診した縁もあるしここで出産しようと思っていました。ところが、この病院では出産の受け入れをしていなかったのです。

看板に「産婦人科」と記してあれば、普通出産までおこなっていると思いますよね? どうやら以前は出産もおこなっていたらしいのですが、なにか問題が起きて出産は扱えなくなったようです(ご近所さんから聞いた噂話なので定かではありませんが笑)。「産婦人科」と書いてあっても、そこで出産できるとは限らないのですね。

そういうわけで、産院選びをすることに……。通っていた医院で妊娠32週までの妊婦検診は受けることができるようでしたが、なんとなく出産する病院で妊婦検診も受けたいと思いました。このように考える方は多いようです。ただ、妊婦検診だけ職場から近い病院で受けたい方や里帰り出産を予定しているという方は、出産と検診が別の病院でも特に問題はないようです。

仕事も辞め里帰り出産の予定もなかった私は、早めに病院を選ばなくてはと悩みはじめました。

自分にとって重要なポイントとは

こだわりはなかったはずなのに、いざ産院を選ぶとなると迷いました。市内で出産できるところは大きな大学病院1つしかなかったのですが、近隣の市には個人の産婦人科医院が数ヶ所あったからです。

さっそく情報収集をはじめましたが、これがなかなか難しいものです。ネットである病院の口コミを調べたところ、「はっきり言ってくれる先生で信頼できた」という意見もあれば、「厳しく怒られて嫌な思いをした」という意見もありました。人によって受け取り方は違うので、結局その病院が自分と合っているかどうかがポイントということになります。でも、それは実際に通ってみないとわかりません。本当に嫌なら途中で病院を変えることもできますが、できれば同じところに通い続けたいですよね。

出産経験のある友人や近所の主婦の方にも話を聞いてみました。「あそこの食事はおいしかったよ」「先生は忙しそうだけど助産師さんが親切だった」「評判がいいから待ち時間が長かった」「女医さんで安心した」などと、各病院に対して色んな情報を教えてくれました。

ところが、こうした情報を聞いたことでますます迷うことになりました。結局、どこの病院も一長一短だと思ったからです。

もちろん「設備に問題がある」とか「とびぬけて癖のある変わり者の先生がやっている」とか、そんな噂を聞けば避けるものです。ですが、意見を聞くのはみなさん無事出産を終えた方たちですから、それだけで「あの病院は信頼できるわよ」という話になります。

……ここまで考えてハッとしました。

自分なりの基準を持つことが大切だということに気づいたのです。私が一番重要だと思うのは、「母子ともに無事に出産を迎えられる病院である」ということ。

出産を迎えるとき、私は高齢出産の部類に入る36歳になっています。しかも、初産です。体力的な自信はありません。もしかしたら合併症を引き起こす可能性もあるし、生まれてくる赤ちゃんに万が一のことがあるかもしれません(そうなって欲しくはありませんが汗)。そう考えた結果、市内の大学病院に決めました。

大学病院や総合病院なら産科だけでなく他の科とのつながりもあるので、トラブルがあったときスムーズに対応してもらえます。小児科もあるし、NICU(新生児集中治療室)などの環境も整っています。

こうして家から一番近い、市内の大学病院に決定したのでした!

今回わかったこと

産科選びのポイントは個人によって違うので、評判だけでなく自分の体の状態やおかれている環境を考慮して選ぶこと

今回もありがとうございました。次回に続きます!

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