妊娠中期のひどい便秘について|溜まっているのに出ない辛さ……【第12回】

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こんにちは! カオリンです。今回は、妊娠7ヵ月前後に襲われた「便秘」についてお伝えします。少し汚いお話ですが、健康な妊娠生活を送るためには大切な内容なので、お付き合いください!

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たかが便秘とあなどっていたら……

もともと快便だった私。妊娠初期はつわりに苦しめられることはあっても、便はきちんと出ていた方だと思います。もちろん、食べる量が少ないので便の回数は減っていましたが、気になるようなことはありませんでした。

ところが、妊娠6ヵ月頃から便秘に悩まされるようになりました。つわりが終わり、一番食べていた頃だと思います。それなのに、2、3日おきにしかお通じが来ない。しかも、カチカチの便が少量だけ……。そんな状態が1ヵ月間くらい続きました。

「気持ちが悪いけど妊娠中は便秘になるって言うし、しょうがないのかな……」と諦めていました。

しかし……!

妊娠7ヵ月目に入り、1週間くらい出ない日が続いたある日、猛烈な腹痛に襲われました。子宮が痛いのではありません。明らかに腸、肛門界隈に起こっている痛みです。とにかく便を出さなくてはと思い、トイレにこもりますが、カチカチに固まりすぎて全然出てきません。

こんなにいきんだら、赤ちゃんが出てきてしまうかも! あまりの苦しさにそんなバカなことまで考えだす始末……。2時間くらい汗だくになりながらトイレで格闘しましたが、全く出ませんでした。

そんな状態の最中に、旦那が帰宅。あまりの辛さに私は開口一番、「きゅ、救急車を呼んで!!」と懇願してしまいました。

最終的に私がとった行動……

結果からお伝えしますと、救急車を呼ぶことはありませんでした笑 理由が理由なだけに、ちょっと冷静になって対処法を考えようということになったのです。

そこで、ネットで便秘解消法について調べ、取った方法が「摘便」です。詳しくはここでは割愛させていただきますが(同じ悩みをお持ちの方はぜひ「てきべん」で検索してください!)、要するに「手で掻きだす」のです。便秘の方が病院に行くと、看護師さんがこの処置をしてくれるみたいです。私はセルフ摘便で対処しました笑

長期間の便秘では、固い便が蓋のように出口を塞いでしまい、溜まっているのに出せない状態になっています。ということは、その蓋を取り除けば、あとは自然と開通……摘便は効果テキメンでした! なんつって。

そんなわけで、この時はどうにか助かりました。もうこんな思いをするのは嫌だと思い、便秘を解決する方法を探し出しました。

本当に便秘に悩んだら

まず、市販の便秘薬はどうかと思い薬局に行きました。案の定、お店の薬剤師さんに「妊婦さんはまず医師に相談してもらった方がいい」と言われました。そこでとりあえず、便通のよくなるものを食べようと思い、ヨーグルト、納豆、イモ類、キャベツ、フルーツ類などを摂るようにしました。

ただ、これらは妊娠してからずっと食べ続けているものだったんですよね。長期的な摂取による便秘の緩和はできても、即効性はないのかな……というのが私の実感です。

私がどのように便秘を解消したかというと、ズバリ、医師に便秘薬を処方してもらいました!笑 とにかく即効性があるものが欲しかったのです。定期健診の時に、救急車を呼ぼうかと思ったほど、便秘に苦しめられた旨を先生に伝えました。

先生は妊婦でも飲める便秘薬として「酸化マグネシウム」を処方してくれました。酸化マグネシウムは、体内の水分を吸収する働きがあるそうです。その水分で便を柔らかくしたり、便の容積を増やしたりすることができるということでした。

妊娠中期は羊水を貯め込むために、水分がそちらに取られ、便が固くなってしまうことが多いとのこと。なので、酸化マグネシウムとともに水分をたくさん摂るようにするとよいと言われました。

1日に朝昼晩3回、薬を飲み始めてから3日目あたりで効果が出始めました。健康的な便がほぼ毎日出るようになったのです。たまに緩くなりすぎるときもあるので、その時は薬の回数を減らして、調節しながら飲みました。

食事で食物繊維をきちんと摂っているのに便秘が治らない! とお悩みの妊婦さんは、医師に相談の上、薬を処方してもらうといいかもしれませんね!

今回わかったこと

妊娠中は便秘になりやすい。バランスのよい食事を心がけよう。それでも治らない場合は、医師に相談の上、薬を処方してもらう方法もあり。

今回もお読みいただきありがとうございました! 恥ずかしい告白をしてしまいましたが、同じお悩みをお持ちの方の、お役に立てれば嬉しいです!

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