マンションのモデルルームはとにかくおしゃれ!見学にいったときの体験をまとめます

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レリアモード豪徳寺

※この画像はイメージです。僕が見学したモデルルームではありません。
レリアモード豪徳寺様のモデルルーム画像を拝借致しました。

前回は、マンションを購入する地域の検討から決定までについてお聞き頂きました。今回は、はじめてモデルルームを見に行ったときのことを紹介したいと思います。

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とりあえずインターネットで物件を探す

嫁の実家に近くにマンションを購入することを決めた僕は、とりあえずインターネットでこの地域に販売中あるいは販売をはじめるマンションがないか探しました。特に「suumo」と「Home’s」には、大変お世話になりました笑

ちなみに検討物件は、満場一致(といっても僕と嫁だけですが笑)で「新築」のみです。実は僕と嫁は、入籍する前からマンションの購入を検討していました。つまり、順調にマンションを購入できたとすると、一緒に住み始めるときは、いわゆる「新婚」の時期にあたります。そこで、基本的には誰も入ったことのない新しい部屋に住みたいと考えたわけです。(恥ずかしい話です笑)

さて、インターネットで検索を始めると、該当地域に1件だけ建設中のマンションを発見しました。売主業者も施工業者も誰もが知っている会社でした。また、その街は何度か嫁と訪れたことがあり、見晴らしの良い公園と昔ながらの商店街が気に入った地域でした。

モデルルーム見学の予約は、とにかく緊張した

僕も嫁も気に入った場所に新築のマンションを見つけたことを「運命」だと感じた僕は、さっそくモデルルームを見学しようと考えました。マンションのHPを確認すると、直近の週末にモデルルーム見学会が行われるとのこと。ちょうど、見学会の時間はスケジュールが空いていたため、すぐに参加予約を入れました。

予約の電話をかけるときはとても緊張したのを覚えています。

なんといってもこちらはフリーターです。「そういう方はちょっと……」ならまだしも「この貧乏人がっ! 2度とかけてくるな!!」などと言われるのではないかと思ったのです。

恥ずかしい話ですが、もともとチキンな僕は、声も足もちょっと震えていました(笑)

でも、実際には完全な杞憂でした。感じの良い女性の方に、名前と電話番号だけ伝えると簡単に見学の予約ができたのでした(笑)

 レーベン立川Embellir

※画像はイメージです。レーベン立川Embellir様のモデルルーム画像を拝借致しました。

「モデルルーム見学会」と聞いた想像するものは?

恥ずかしながら僕は、予約した人が集まってみんなでゾロゾロとモデルルームを見学するようなものを想像していました(笑) 最近、お墓の見学ツアーがあるらしいですが、あれに近いものを想像してしまったのです。万一遅刻したら他の方々に迷惑がかかると思い、仕事と同じように数分前の行動を心がけてしまったぐらいです(笑)

でも実際は、パーテーションで区切られたブースで担当者と個別に話をすることができるようになっていました。隣のブースの声がまったく聞こえないかというとそうでもありませんが、一応のプライバシーが保てるように配慮されているようです。

知らないって、本当に恥ずかしいですね……(笑)

もちろん、これは僕が見に行ったマンションのモデルルームなので、ほかのところはわかりません。もしかしたら、完全個室のところもあるのかもしれません。

アンケートの内容はどこまで正直に答えればいいの?

ブースに通されたあと、まずはアンケートの記入を求められました。その内容は、だいたい以下の通りです。

■名前
■年齢
■職業
■住所
■電話番号
■年収
■希望の間取り(3LDK or 4LDK)
■予算
■保有財産
■残債のあるローン
■車の所有台数と車種
■モデルルーム見学にきたきっかけ(見た広告)

ところで、これ、どれだけ正直に書けば良いのでしょうか。そもそも、アンケートが存在する理由は2点あります。

1つは、マンションの営業マンが顧客の情報を正確に把握するため。もう1つは、後日顧客に改めて営業をかけるためです。

この2つめの目的でもある営業電話などが結構わずらわしいのですよね。また、マンション側に個人情報を握られるのも嫌で、嘘を書いてしまいたくなる気持ちもわかるのですが、僕としては正確に記入することをオススメします。

モデルルームに入った瞬間に「あ、このマンション買わないや」と思った場合は別として、基本的には購入する可能性がわずかでもあるからこそ、モデルルームを見にいったはずです。最初のアンケートの記入に嘘があると、その後の商談でつじつまが合わないところが出てくることが予想されます。これも結構面倒です。

そうであれば、最初から正確に記入しておくにこしたことはありません。

やっぱり僕はビビっていた

……と、いまでこそ冷静に書けるわけですが、チキンな僕は実はこのときも相当ビビっていました(笑)

以前も書いたように、僕はフリーターで年収は350~400万でした。「あんた、どの面下げてやってきたんでぃ! ひやかしなら帰ってくんな!!」などと罵倒されるのではないかと思っていたのです。

ところが、アンケートの記入内容にさっと目を通した担当者は顔色一つ変えずに物件の説明をはじめたのでした。これでホっとしたのですが、逆に少しこわいような気がしてきました。なぜ、年収の面についてなにも言わないのだろうか、と……。

そこで、僕は自分から聞いてみることにしました。
「あの~、年収が400万円しかないのですが、買えるものなのでしょうか……」

すると担当者は笑顔で言いました。
「大丈夫です、ローンの審査は必ず通します!」

担当者が満面の笑みでいることが逆にこわかったりもしたのですが、これでとりあえずは安心して説明を聞くことができました。

現在は、かつてより100万円以上も平均年収が低い時代だといわれます。年収の問題で住宅の購入をあきらめている方もいるかもしれません。もちろん年収が低いことは問題にならないとは言いませんが、必要以上に心配する必要はないかもしれません。少なくとも、年収のせいで門前払いされるというようなことはないと考えてOKです。

 サンウッド東中野 モデルルーム

※画像はイメージです。サンウッド東中野様のモデルルーム画像を拝借致しました。

モデルルーム見学会は一つのストーリー

モデルルームを見に行っても、いきなり見せてくれるわけではありません。アンケートの記入、マンションのコンセプト、立地や地盤、地域、お金などさまざまな説明が先にあります。(これらについては次回以降に書きたいと思います)

そして、一通りの説明が終わってからやっと「では、モデルルームへ行きましょう」ということになります。

しかし、それでもまだ見せてもらえるわけではありませんでした。モデルルームに入る前に、マンション完成後の予想模型のようなものがあり、これを見ながらの説明があったのです。

この説明を聞きながら気付いたことは、これは販売側の一つの戦略なのだということです。
モデルルームに入る前に待たされることで、客側としては「どんな部屋だろうな、早く見たいな」という欲求や期待感が高まってきます。つまり、見学会自体が一つのストーリーになっていて、クライマックスに実際にモデルルームを見学するというイベントが待っているのだと思います。

これは、考えて見れば当然の戦略なのかもしれません。マンションの一番の売りは部屋であるべきだと思います。でも、販売側としてはほかに聞いてもらいたい情報があるはずです。たとえば、いかに子育てに向いた地域であるか、いかに通勤に便利であるか、いかに暮らしやすい町であるかなどがこれにあたるでしょう。

こうした情報を聞いてもらえれば、部屋そのものだけでなく総合的にマンションをアピールすることができます。もしも、最初にモデルルームを見てしまうと、客はほかの情報を聞かなくなってしまうかもしれません。極端な場合、説明を聞かずに帰ってしまう人も出てくるでしょう。これでは、マンションの良さをあますところなくアピールすることができません。そこで、実際にモデルルームを客に見せるのは最後のイベントとしてとっておくのだと思います。

……というわけで、僕は見事に術中にはまり、期待に胸を高鳴らせながらモデルルームに足を運んだのです(笑)

Brillia本郷弓町

(※画像はイメージです。Brillia本郷弓町様のモデルルーム画像を拝借しました)

モデルルームに宿る魔力

一言で表すと、モデルルームには魔力が宿っています

前回の記事で、モデルルーム見学会は一つのストーリーになっているのではないかと書きました。つまり、事前に、さまざまな説明をすることで客の期待感をあおっておき、クライマックスで自慢のモデルルームを見せるという手法です。

ここで大切なのは、実際のモデルルームが誰もが声をあげるような素晴らしいものでなければならないということです。どんな物語も、クライマックスが面白くなければ失敗です。クライマックスまでにあおられた分だけ、客の落胆は大きくなります。

この日、僕が見学したモデルルームは本当に素晴らしかった!!

ホワイトとダークブラウンやウッドブラウンを基調とした上品で高級感のある空間のなかにあったのは、
明るくて解放感のあるリビング。

余計な柱のない対面カウンターでつながれたキッチン。
女性の使いやすさを追求し大容量の収納を完備したパウダールーム。
湯温が下がりにくいなど機能的なだけでなく品のあるバスルーム。
広く収納能力のあるウォークインクローゼットやシューズボックス。
もちろん、24時間セキュリティシステムなど安全面にも充分配慮されています。

とにかく、どれをとっても素晴らしく、そこに住んでいる自分を想像するだけで表情が崩れてきそうなほどでした。これこそが魔力。特に僕のように、家賃6万円の安アパートに住んでいるような免疫のない人間ほど、この魔力にすっかりやられてしまうことでしょう。

……というわけで、僕は担当者にこう言ったのでした。

「それで、実際に購入するにはどうすればいいんですか?」

ええ、完全に術中にはまってしまったというわけです(笑)

僕がはじめてマンションのモデルルームを見学に行ったときのことを紹介しました。いま思えば、本当に恥ずかしいことばかりです。皆さんはぜひ、冷静に冷静に冷静にモデルルームを見学してくださいっ!

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