住宅の購入を検討していると、わからない用語に出会う機会が多くあります。
ここでは、さまざまな住宅用語について説明していきたいと思います。
今回は、「旗竿地(はたざおち)」です。
旗竿地って?
聞きなれない用語ですが、いったいどんな意味なのでしょうか?
旗竿地とは、以下のような形状の土地のことです。
昔はあまりなかったのですが、現在、関東などではよくみかける分譲の形になっているようです。特に東京など土地の値段の高いところでは、もはや当たり前のものになっている感があります。
さて、この「旗竿地」にはデメリットがあります。
- 日当たりや風通しに問題が出る場合がある
- 土地が入り組んでおりリフォームや修繕などの工事がしづらい
- 防犯面に問題が出やすい
などの理由で、一般的に資産価値が低い傾向にあるのです。
でも、デメリットばかりではありません。当然メリットも存在します。
一番のメリットは価格が安いこと。
土地の値段が安いということは、その分だけ広い土地を購入することができます。そして当然、その分だけ大きな家に住むことができるのです。
これは大きなメリットだと思います。
実は、僕が購入した土地&家もこの旗竿地に建っているのですが、そのせいで不便な思いをしたことは一度もありません。
気になる防犯面ですが、まわりを家に囲まれているため逃げ場がなくなり、人の目も届きやすいので逆に安全なようです。(一応、暗がりになりそうなところにはセンサーライトを設置しています)
また、日当たりや風通しも良好です。夏も冬も、比較的快適に過ごせています。
インターネットなどで調べると、「買ってはいけない土地」としてあげられていることもありますが、旗竿地であることだけを理由に検討対象からはずすのは、少し早計なのではないかなと感じます。