元が取れるのはいつ?太陽光発電の売電価格や明細書を公開します!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
以前からお聞きいただいているように、僕が購入した家には太陽光システムが装備されています。これは、この家の購入を決意するうえで非常に大きなポイントでした。

では、売電開始から1年経って、実際にどれぐらいの利益になっているのでしょうか? 実際の明細を大公開します!!

スポンサーリンク

僕の家の太陽光発電システムのスペック

まずは、僕の家の太陽光発電システムのスペックを明記します。

パネル数:14枚(屋根東側7枚+西側7枚)
発電出力:2.8kW
売電価格(東京電力の買取価格):38円

家庭用としては、たぶん普通なのだろうと思います。

ただしスペック上は「2.8kW」の発電能力がありますが、実際にそこまでの出力されてはいません。モニターなどで確認した結果、最大でも「2.3kW」ぐらいだったような気がします。

このあたりは、車などと似ていますね。たとえば「30キロ/1L」というスペックになっていても、実際に道を走るとこの数字通りにならないことはよくあります。

太陽光発電システムも、これと同じだということです。

実際の売電明細書

このシステムでどれぐらいの収入になっているのでしょうか? これが、実際の売電明細書です。

太陽光発電システム売電明細

2014年5月分の記録では、東京電力に売った電気は308kWhで収入は11,704円です。

ちなみに、売電開始から1年間で僕の口座に振り込まれた収益は約92,000円です。

これはなかなかの金額だと思いませんか?

元が取れるのはいつ?

改めて調べたところ、僕の家の太陽光発電システムの価格は950,000円です。年間約92,000円売電したわけですから、約10年でペイする計算ですね。

これをどうみるかは個人の考えによって異なると思いますが、僕としては決して損な買い物だとは思っていません。

10年後のことを考える意味はない

では結局、太陽光発電システムは得なのでしょうか、損なのでしょうか。

よく、こんなことを聞くことがあります。

「太陽光発電のシステムは10年後には壊れる」
「10年後には法律が変わっているかもしれない。あまった電力を売れるかどうかはわからない」

でもはっきり言って、こうした言葉はまったくの意味がないと思います。

当然10年後にはシステムに不具合が起こる可能性はあります。しかし、数万円のメンテナンス費用でその後も利用していけます。数万円であれば、その後1年以内で元が取れる計算です。

また、僕の家の現在の売電価格は1kWhあたり38円で、10年間固定されています。これは法律により定められています。でも、その後は法律が変われば東電がいくらで買い取ってくれるかわかりません。

ただ、それでも自分の家で消費する電気量は充分太陽光発電でまかなえますし、そのころには東電ではなく別の電力会社が買取に参入しているかもしれません

いずれにしても、この家には30年は住むつもりでいます。そんな未来の損得を見極めるのは非常に難しく、素人の僕にはわかりません。それでも、太陽光で発電した電気を自分の家で利用し余った電気を売り続ける限り、大きな損にはならないのではないかと思います。

そもそも、10年後にシステムの修理を行うことで損になりそうだと思ったら修理を放棄すれば良いだけの話です。基本的には約10年使えば元は取れるわけですから(笑)

太陽光発電の導入はいまがベスト

今回は、太陽光発電システムについて書いてみました。導入するかどうかはそれぞれの考え方によってちがってきますが、毎年約10万円の現金を手にしながらクリーンエネルギーを利用できる太陽光発電は、なかなか優れたシステムだと思っています。

2015年1月現在、太陽光システムを導入すると10年間固定で1kWhあたり37円で売電できることが決まっています。これは、電気を買う場合が1kWhあたり24円程度であることを考えると、かなり高く売電できるということです。一方、システムの導入費用は以前と比べて格段に安くなっています。

つまり現在は、「安い値段でシステムを導入でき、高い値段で東電に売電できる」時期なのです。来年度以降、10年間固定の売電価格は下がる見通しになっています。もし太陽光発電の導入を考えていらっしゃるなら、早い方が良いと思います。

また、下のような無料一括見積もりサイトを使えば、さらに安くシステムを導入できるかもしれません。

■タイナビ(太陽光発電導入ナビゲーション)
産業用
「リフォーム産業新聞 リフォームマッチングサイトランキング2014 太陽光発電部門」で利用者数第1位を獲得した無料一括見積もりサイトです。全国350社以上の提携企業から最大5社まで見積もりでき、利回り10%の事例もあるそうです。利用者は100万人を突破したとのことです。

太陽光発電には賛否両論ありますが、僕はこれからますます期待されるエネルギー源だと思います。こうした見積もりサイトを使って、できるだけ安く導入したいですね。今回もありがとうございました!

【家を購入するなら、こちらの記事を読んでから】

スポンサーリンク
最下層