持ち家は負債|それでも僕が家を買ってよかったと思うこと。

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こんにちは、いつもお読みくださりありがとうございます。

家を購入して3年以上が経ちました。自分でも気づかなかったのですが、僕は「家」というものが大好きなようで、いまでもインターネットや書籍でいろいろな情報を調べる習慣があります。

そのなかで何度となく目にする(あるいは耳にする)論争があります。それは、「持ち家は得か損か問題」です。さまざまな意見が交わされていますが、僕の意見もまとめてみたいと思います。

持ち家は間違いなく「負債」

持ち家否定派でもっとも多いのは、「家は資産ではなく負債である」という意見です。もしかしたら、「え、家は資産ではないの?」と考える人もいるかもしれませんが、実は違います。

一時期流行した「金持ち父さん 貧乏父さん」では、資産と負債をこう定義しています。

資産…お金を生み出し続けるもの
負債…お金をなくし続けるもの

「資産」とは、「お金を生み出し続けるもの」です。もっと突っ込んで言えば、「なにもしなくてもお金を生み出し続けるもの(いわゆる不労所得)」です。

「金持ち父さん、貧乏父さん」では、不動産投資が挙げられていました。部屋を他人に貸すことで、毎月決まったお金を手に入れるビジネスモデルです。もちろん、完全に「不労」というわけにはいきませんが、お金を生み出し続けるものという意味では「資産」にあたります。

一方の「負債」とは、「お金をなくし続けるもの」です。僕もそうですが、多くの人は住宅ローンを組んで家を購入します。必ず発生するのが利息です。僕の場合、35年で500万円以上の利息を支払うことになっています。また、固定資産税や修繕費なども必要です。僕の家は、毎年10万円程度の固定資産税がかかっています。

こう定義した場合、家は資産と負債のどちらでしょうか?

残念ながら「負債」であることがはっきりわかると思います。

それでも家を買ってよかったと思うこと

お金持ちになるためには、「資産」を増やし「負債」を減らすことが大切です。そうだとすると、家の購入は本来やめるべきことだということになります。

それでも僕は、総合的に考えて持ち家にしてよかったと思っています。なぜでしょうか。

1、年収と貯蓄のペースが上がった

家を購入したことで変わったのは、「お金」というものに対する意識の変化です。賃貸に住んでいたころ、僕は「万一、年収が下がったら家賃の安い部屋に引っ越せばいい」と思っていました。これは賃貸のメリットです。

ところが、持ち家にしたことで、この考えが通用しなくなりました。その結果、僕は「どうすれば住宅ローンを短縮して返済し、老後も安心して暮らせるようになるか」を考えるようになりました。

方法は……

年収を上げる
コストを下げる
お金を増やす

この3つしかありません。ということで、すべてを実行することにしました。

以前から聞いていただいているように、僕はフリーランスとして働いています。家を購入する前、僕には収入の柱が2本あったのですが、まずはこの2本の収益のアップを目指し、1本の柱で成功しました(残念ながらもう1本の収入は増えませんでした)。

次に、柱をもう1本増やすことにしました。新しいものを生み出す作業は失敗が続くものなので歩みは遅かったのですが、現在はどうにか小さな柱として数えることができるようになりました。

コストの削減にも取り組みました。家にかかるコストといえば水道光熱費です。まずは、ここにメスを入れることにしました。ガス給湯器をやめて電気でお湯をわかすのエコキュートを導入したのです。これによりガス代は大幅に削減。電気代はわずかにアップしましたが、ガス代と電気代をトータルすると「毎月マイナス7,000円」ぐらいになりました。

僕は調査が足りず割高で購入してしまいましたが、エコキュートは50万円ぐらいで導入できるものです。最初に費用がかかりますが、6年もあればペイします。その後は、光熱費を抑えた生活が続くわけです。ちなみに、僕の家では夏でも電気代とガス代を合わせて、5,000円以下に抑えられています。

他にも、生活にかかるお金という意味では、格安スマホに乗り換えるなどコストの削減に努めています。

お金を増やすために利用しているのは「投資信託」です。現在、銀行の金利はわずか「0.01%」。定期預金でもこの程度です。詳しくはこちらの記事に書きましたが、銀行にお金を預けていても、長期的に見ればお金は減っていきます。でも、投資信託で積み立て投資をすれば、福利効果で数倍にもなって返ってきます。もちろん「投資」である以上、元本割れの可能性がありますが、長期で積み立てればその可能性は低くなります。投資信託については、大変参考になる素晴らしい本があるので紹介します。タイトルだけ見ると、投資信託を否定する本のようですが、逆です。投資信託を上手に利用して、資産を増やすための本です。


新・投資信託にだまされるな! —買うべき投信、買ってはいけない投信

こうした取り組みの結果、僕に年収と貯蓄のペースはかなり上がりました。これは、「お金」というものに対して真剣に考えるようになった結果だと思います。そして、お金について考えるようになったきっかけは、間違いなく家を購入したことです。

家は間違いなく負債です。しかし、家を購入しなければ、収入を上げる努力もコストを削減する努力もしなかったかもしれません。家自体にかかるお金はたしかに巨額ですが、それ以上のリターンを得たと思っています。

同じグレードの賃貸物件の半額ぐらいで住むことができる

僕が住んでいる家と同じ程度のマンションを借りようとすると、いま月々返済しているローンの倍ぐらいのお金が必要です。一方、いまの返済している金額で借りようとすると、かなりグレードの下がった部屋になってしまいます。

いま住んでいる家は……

・対面キッチンで妻が食事の支度をしているあいだも会話できます。
・キッチンのカウンターをバー代わりにしてお酒を楽しむことができます。
・広くきれいなバスルームで、気持ちよく入浴できます。
・同じ価格で借りられる賃貸よりも部屋数が多いので、書斎や図書室を作ることができています。
・南向きの窓から、部屋に日差しをたっぷり入れることができます。
・トイレが2つあるので、妻と僕とで使いわけています。

賃貸でも可能なことはあると思います。でも、現在支払っているローンの金額で借りられるような賃貸では不可能なことのほうが多いと思います。「家賃より安いから、という理由で家を買うな」とはよくいわれることですが、実際に家賃より安い住宅ローンで快適な生活ができているわけです。

好きなようにカスタマイズできる

「持ち家か?賃貸か?」が議論されるとき、どうしても「金銭的に得か損か?」という話になりがちです。でも、家というのは本来、住むための場所です。お金のかかり方だけで考えることはできません。

賃貸には通常、「原状回復義務」というものがあります。簡単にいえば、「カスタマイズするのはいいけど、部屋を出ていくときは元に戻してくださいね」ということです。

当然ですが、持ち家ならこんな制約はありません。購入後に和室がいらないと思ったら、リノベーションして洋室にしてしまえばいいのです。プロジェクターとスクリーン、スピーカーシステムを設置してシアタールームを作ることだってできます。先ほど書いたエコキュートや僕の家にある太陽光発電システムも、賃貸であれば絶対に導入することはできませんでした。持ち家だからこそできことです。「なにをやるにも自由」というのは持ち家の大きな魅力です。

繰り返しますが、一般的な考え方をすれば「持ち家は負債」です。しかし、生活は家を購入したあとも続いていきます。僕は家を購入することでお金に対する意識が変わりました。また、妻と一緒に快適な生活をしています。そう考えれば、決して「持ち家は負債」の一言で片づけるべきものではないのではないか、と思います。

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