そこで今回は、家を買ったいまだからわかる、物件の価格を決めるポイントを7つまとめてみました!
目次
物件の価格を決めるポイント1 家のあるエリア
物件の価格を決める大きな要素の一つが、物件のあるエリアです。たとえば関東であれば、東京よりも神奈川、神奈川よりも千葉や埼玉の方が値段が安い傾向にあります。
また、ターミナル駅や急行が停車する駅のあるエリアよりも、1本の路線しか通っていない駅や各駅停車しかとまらない駅の方が価格が低めです。
特別な事情がない場合は、検討するエリアを変更するだけで、土地の広さや間取りの条件に合った家が簡単に見つかることがあります。
物件の価格を決めるポイント2 最寄り駅のブランド力
当然ですが、人気駅の近くは物件の価格が高い傾向にあります。たとえば神奈川であれば「横浜駅」や「たまプラーザ駅」、「武蔵小杉駅」などから徒歩圏内の物件は高めです。
また、よくある「住みたい街ランキング」などに名を連ねるような駅から徒歩圏内にある物件も、やはり価格が高い傾向にあるようです。
特にこだわりがないのであれば、ひと駅隣にずらすだけで、条件の合う家を見つけることができるかもしれません。
物件の価格を決めるポイント3 駅までの距離
これも当然ですが、駅から近い物件は価格が高くなります。特に徒歩10分圏内は10分圏外と比較してかなり高い場合が多いようです。
たとえば「最寄り駅から徒歩10分」を「徒歩15分」に変更するだけで、数百万円以上安く購入できる場合があります。
物件の価格を決めるポイント4 土地の広さ
これも当然ですね。基本的に土地が広い方が値段が高い傾向にあります。ただし、土地の形や向きによっても価格が変わってくるため、一概に言い切ることはできません。
物件の価格を決めるポイント5 土地の向き
土地について考えると、おそらく誰もが一番に確認するのが「土地の広さ」だと思います。しかし、「土地の向き」も価格に大きな影響を与えます。
一番人気が高いのが、東側と南側の道路に面した土地ですね。その理由は、東側と南側に道路があることで日当たりが確保できるからです。
ちなみに、僕の家は旗竿地に建っているため道路に面していません。それでも、昼間から夕方にかけては充分な日当たりを確保できています。冬の昼間は窓を閉めていれば、ガラスを通して日光が入るため非常に温かく、暖房は必要ありません。
このように、必ずしも東側と南側に道路がなければいけないというわけではありません。要するに日当たりが確保できれば良いのだと思います。
また、仕事などで昼間に家を空けることが多いのであれば、そこまで土地の向きにこだわる必要はないのかもしれません。
物件の価格を決めるポイント6 土地の形
土地の形も物件の価格を大きく左右します。土地は普通の長方形や正方形が好まれることが多く、僕が住んでいる旗竿地や三角形など特殊な形の土地は価格が安い傾向にあります。
こういった形の土地は、家の間取りを決めづらいですし、リフォームが必要になったときに重機が入れづらく余計なお金がかかることがあります。普通の4角形の土地に比べて価値が下がるのは仕方ないことだと言えるでしょう。
物件の価格を決めるポイント7 坂の上の物件か? 坂の下の物件か?
坂の多い地域に家を買うのなら、これも重要なポイントです。
高級住宅街は坂の上(山の手)にあるイメージがありますよね。これは、お城や武士の屋敷が高台にあった江戸時代の名残だといわれています。でも、現代でもゴミゴミした駅前よりも、静かで風も通りやすく快適に暮らす方が快適ですよね。お金を持っている方々が、坂の上の住宅地に住みたいと考えるのもよくわかる気がします。
しかし、こうした一部の高級住宅地を除き、基本的には坂の下の方が値段の高い傾向にあります。
たとえば、僕は坂の上に約3,000万円で約30坪の土地に家を買いました。仮にこれと同等の物件を坂の下に買おうとすると、約1,000万円高くなることがあります。
約1,000万円の差というのは、仮に30年住むと考えると1年間で約30万円です。毎日坂をのぼるのはなかなか大変ですが、これだけ価格が変わるのであれば、多少大変でも坂の上の物件を考えても良いかもしれませんね。
もちろん、今回ピックアップしたものだけが物件の価格を決めるポイントではありません。しかし、大きな要素であることはまちがいありません。これから、家を購入しようと考えている方のなにかの参考になれば幸いです。
今回もありがとうございました!!
【家を購入するなら、こちらの記事を読んでから】