はじめての戸建てを検討|建築途中でも現地に行くのはやっぱり大事①

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前回は、マンションの資料と戸建ての資料はまったくちがうのだということについてお聞き頂きました。

僕は、まだ建築途中の現地に連れて行かれることになりました。正直、「なにを見るんだ?」と思っていたのですが、たとえ骨組みだけでも現地に行くのはやっぱり大事なんだな、と思うことがいくつかありました。

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現地を見てわかったこと

物件の資料を見たあと、役職男と若い担当者は会社の車で僕を現地まで連れて行ってくれました。ちなみに、この若い担当者もかなりの頻度で登場することになるので、若男(わかお)と命名しておこうと思います。

あとになって考えると、賃貸を借りるときも同じなので当然といえば当然なのですが、僕はまさか車でしかも高速道路まで使って連れて行ってくれるとは思わなかったので、ちょっと驚きました。

さて、現地に着くと周辺のことがよくわかります。そこはなかなかオシャレな家が並ぶ、いわゆる「閑静な住宅地」。物件前の道路からは街を一望する眺望が楽しめます。治安も良さそうです。

ただ、「眺望が良い」ということは、裏を返せば「坂の上に家がある」ということ。家に行くためにはかなりの高低差の坂道をのぼらなければならないのです。前に、「家が丘の上にあるということはメリットだと考えることもできる」ということを書いたと思いますが、それも程度によります。かなりの急斜面で、毎日のぼるのはさすがに辛そうだなあ、と考えてしまいました。

と思ったら、物件から駅までフラットで行ける道があることが判明。最後に、30メートル程度の階段を一気に降りる必要があるのですが、基本的にはフラットで約10分。これなら問題ないかなあ、と思いました。

この物件の問題点

とはいえ、この物件にはちょっと気になる問題がありました。

横浜市という場所は、基本的にどこに行っても坂だらけです。必然的に、段々畑のように土地を造成してい家を建てることになります。
この物件は、切り立った崖の上というわけではなかったので地震などで崩れるのではないかという心配は不要でした。

でも、段々畑の上部分が駐車場になっており、そこから段の下に2メートルほど降りたところに玄関&リビングという構造になっていたのです。段々畑の上部分は、玄関&リビングから見ると南側ですが、駐車場には当然車を置きますよね。そうすると日当たりはどうなのでしょうか?

また、段々を2メートル降りたところに玄関&リビングがあるわけですから、水はけの問題も気になります。もしも豪雨が起きたときに、浸水の危険性はないのでしょうか?

現地を見たあと、役職男が同じ内装仕様の別の物件に連れて行ってくれたのですが、この問題がどうしても頭から離れませんでした。

さて、こんなことを考えていると、役職男が言いました。

「で、どうします? 買いますか? 買いませんか?」

坂上忍、家を買うかよ!!

てか、早い! そんな即決で決められないよ!!
ってことで、僕は言いました。

「ちょっと、嫁にも見せないとなんとも言えませんね」
「そうですかー。わかりました。じゃあ、今日、さっそく奥さんにも見てもらいましょう! 奥さん、お仕事何時に終わりますか?」
「10時か10時半か……」
「じゃあ、そのあとまた見に来ましょう!!」

いやいやいやいや……どれだけ売りたいんだよ!!笑 と心の中でツッコミを入れつつも、その夜再び現地を見に来ることになったのでした。

次回は、「建築途中でも、現地に行くのはやっぱり大事!② 嫁の目線で見ると、ちがったことに気づく」についてお聞き頂きたいと思います。今回もありがとうございました!!

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