新築の家を建ててから支払うお金・貰えるお金について【第38回】

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こんにちは、カオリンです。いつも、お読みくださり、ありがとうございます!

家を建てたらいよいよ夢の新生活が始まります。しかし、同時に住宅ローンの支払いも開始するので、浮かれてばかりもいられません。今回は、家を建ててから支払うお金と、逆に増税に対する制度などで戻ってくるお金についてお伝えしたいと思います。

画像③お金

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支払うお金…住宅ローンと固定資産税・都市計画税

我が家の住宅ローンの支払いは、引き渡し日の翌月から開始されました。住み出したらすぐに返済が始まります。この時期は、家具や生活雑貨などなにかと買い物が多いので、余裕をもってお金の準備をしておいた方がいいと思います。

住宅ローンの借入額は、工務店への支払額より少し多めなことが多いと思います。数万円~数十万円と場合によって差はありますが、たいてい余裕をもって借りることを勧められます。我が家の場合も数十万円多めに借りたので、とりあえず初めの支払いはその余剰金でまかないました。もちろん、多く借りればその分返す額や期間が長くなるので、決してお得なわけではありません。ただ生活が落ち着くまで不安なことも多いと思うので、多めに借りておくのもアリだと思います。

新築を建てると住宅ローンの他に、固定資産税と都市計画税の支払いも始まります。固定資産税と都市計画税は、毎年1月1日時点の登記に対して課税されます。したがって、新築を建てたその翌年から支払うわけです。固定資産税は基本的には「固定資産税課税標準額」の1,4%、都市計画税は0.3%(我が家の地域では0.2%でした)です。この「固定資産税課税標準額」を決めるために、市の職員が家屋調査に来ます。

新築に住み始めて1か月くらいたった頃、市役所から調査依頼の手紙が来ました。電話をして希望日を伝えると、男女2人組の職員の方が訪問。素人にはわからないのですが、クローゼットの天井やお風呂・トイレの設備などくまなく見ては、書類に書き込んでいました。家の不動産価値がどれくらいかということを調べているのですね。ちなみにエアコンは取り外しできるので不動産の評価に含まれませんが、床暖房は備え付けなので評価されるようです。家を建てるときは、設備によって固定資産税も上がってしまうことも知っていたほうがいいようですね。

ちなみに新築の場合、申請すれば3年間(長期優良住宅だと5年間)減税してもらえるとのことでした。1.4%が0.7%になるので、手続きばかりでうんざりしてしまいますが、きちんと行うほうが得策です。

もらえるお金・すまい給付金

家を建てるともらえるお金もあります。「すまい給付金」といって、消費税率引き上げ後に家を建てた人へ、5%以上払った分の一部を補助してくれるというものです。ホームページに詳細が載っており、必要な書類をダウンロードすることもできます。

工務店で代行してくれることもあるようです。我が家は自分たちで行いました。期限は引き渡し後1年なので、忘れないうちに手続きを進めましょう。消費税8%の時に建てた場合は最大30万円、10%の場合は最大50万円返ってきます。振り込みには2~3か月かかりますが、ローンの返済や家具や家電の購入にあてることができます。あまり大々的に言われていないので、もしかしたら知らない人も多いかもしれません。提出する書類が多いので少し面倒なのですが、返ってくる額は大きいのでぜひ活用してください!

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(家を建てるときは手続きばかり……すまい給付金もこんなに書類が必要です)

ざっくりとですが、新築入居後のお金の話をさせていただきました。支払いが増えていろいろと大変ですが、新築住宅での生活は、お金には代えられない価値があると思います。無理せず自分たちのペースで、支払っていきたいですね!

今回わかったこと

・住宅ローンの返済は引き渡しの翌月から。固定資産税と都市計画税は家が建った翌年から始まるので、余裕をもって用意しておく。

・減税やすまい給付金はしっかり活用しよう。

今回もお読みいただきありがとうございます。次回は、半年暮らしてみてわかった我が家の反省点についてお伝えします。

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