町内会(自治体)の班長になって半年、いま感じていること&わかったこと

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町内会の班長になって半年が経ちました。最初は不安だった班長会への出席も当たり前になり、回覧板の作成やポスティング作業にもだいぶだいぶ慣れてきました。

仕事でもプライベートでもそうですが、余裕が出てくるといろいろなことを考えるもの。1年の人気の半分を終えたいま、感じていることを書いてみたいと思います。

防犯パトロールに意味はないが、やらなければいけない事情がある

僕が所属している町内会では毎月1回、夜間の防犯パトロールが実施されています。サッカーの練習のときに使うビブスのような服に反射テープを貼ったような大人が数人で歩くのを子どものころに見たことがありますが、大人になって自分がやるようになるとは思っていませんでした。

ただ「防犯パトロール」といっても、たいしたことをやるわけではありません。当番になった班長が数人集まって町内を1周する……それだけです。

ここで疑問がわいてきます。「この防犯パトロール、意味あるの?

月に1度たった30分ほどダラダラと大人が練り歩くことに、正直言って防犯効果は感じられません。30年前と違って働き方も生活の仕方も多様化したいま、当番になった人はスケジュールを調整するのもちょっと大変です。僕の町内会では、班長会でも話題になるほどでした。

こんなに無意味なことはやめてしまえばいいのでは……? と思うのですが、よくよく事情を聞いてみると、そう簡単に片づけらえれることではないらしいのです。

実はこの防犯パトロールを行うことで、行政から助成金をもらえるのだとか。これは初耳です。「防犯パトロール 助成金」や「防犯パトロール 補助金」で検索していみると、かなり多くの自治体が助成金を出していることがわかります。たとえば、東京都大田区の場合は以下のように定められています。

安全で安心して暮らせるまちづくりのために、「防犯パトロール活動」をしている自治会、町会、PTA等の団体に対して、経費の一部を助成します。

■助成の概要

対象団体

定期的に「防犯パトロール活動」をしている、またはこれから始めようとしている自治会、町会、PTA等で、次の要件を満たす団体。

1.初めて申請する団体。
2.以前に助成を受けてから、3年以上経過した団体。
3.着脱式の青色回転灯を装着した車両により、防犯パトロールを実施する団体。

対象活動

年間を通じて月1回から2回以上の、定期的な防犯パトロール活動。ただし、自治会、町会、PTA以外の団体の場合は、6ヶ月以上の活動実績が必要です。

対象経費

1.防犯パトロール活動に使う物品等(パトロール用ジャンパー、帽子、腕章、パトロールライト、ステッカー、のぼり旗、防犯ブザー等)の購入費。

2.車両に装備する着脱式青色回転灯の購入費。及び、パトロールに使用した青色回転灯装備車両の燃料費。

助成額

1. パトロール物品等購入費(初めて申請する場合)
1団体につき1回限り、上限10万円(千円未満端数切り捨て)。

2. パトロール物品等購入費(以前にも助成を受けている場合)
1団体につき前回助成を受けてから3年以上経過で上限3万円(千円未満端数切り捨て)。

3. 着脱式青色回転灯購入費用
1団体につき1回限り、上限1万5千円(千円未満端数切り捨て)。

4. 青色回転灯装備車両燃料費
1団体につき、年1回上限3万円。

町内会には基本的に、町内会費しか財源がありません。助成金は決して大きな額ではありませんが、町内会の運営を支える貴重なお金になると思います。これは実質的には無駄に思える防犯パトロールでもやめられないわけですね。

班長の決め方は不平等

いまの家を買って3年半。今年ついに班長の役目がまわってきたわけですが、実は明確な順番が決まっているわけではありません。僕が住んでいるエリアはお年寄りや小さいお子さんがいる世帯が多いエリア。ちょうど世代交代の過渡期なのかもしれません。うちはまだ子どもがいないため、適任だと判断されたようです。

実際に班長になって地域の人と話していると、班長の決め方はかなり不公平だということがわかります。町内会費を集めに各家庭をまわっているとき、こんな話を聞きました。

班長って大変よね? うちもね、やったことがあるのよ、30年前に。

えっ!? 30年前に1度やったきり……? 僕が住んでいるエリアには、何度も班長を引き受けてくれたことがある方が数名います。それなのに、この人はたったの1回ですと……!?

その場ではニコニコと「そうなんですか、大変でしたね~~~」と返しておきましたが、あまりにも不公平というか……。その時々の事情で班長ができないこともあると思いますが、やっぱり明確なルールに基づいて順番を決めておいたほうがいいのではないでしょうか。

……というか、半年後までに次の班長を誰かにお願いしなければいけないのだけど、無事に見つかるのかな……。

班長会は実質的に形だけ……でも不満はありません。

僕が所属している町内会では、毎月1回の頻度で班長会を開いています。「班長会」というと大人が集まってなにやら地域に関する重要な話をしていそうですが、まったくちがいます笑

やることは、主に以下の3点です。

・各担当役員(防犯や会計など)からのお知らせ
・集金(旅行やイベントの代金を班長が家庭から集め、班長会で納入)
・回覧資料やポスティング資料の受け渡し

毎回15分程度で終了となります。

ところで、前回と前々回、うちの町内にあるちょっとした問題(本当にたいしたことではありません)について、役員の方からお願いがありました。「~~~なのでお願いします」と言われるわけですが、この内容は回覧資料には書かれていません。そうかといって、僕が勝手に回覧資料を作ってまわせば角が立ちますし、そもそも回覧板がどれだけしっかり読まれているかが疑問です。

つまり、このお願いは「役員→班長」でストップし、「班長→各家庭」にまで流れていないことになります。

「じゃあ、お前が役員になって周知徹底するように動けよ!」という声が聞こえてきそうですが、それはちょっと……。その場にいた班長さんたちも同じように考えているようで、意見を言う人は誰もいませんでした。このほかにも実質的に形だけ……ということが多くあります。

ただ、僕としては特に不満はありません。そもそも積極的に運営に関わる気がない人間が不満を持つのは筋違いですし、いまのところ大きな不都合はないからです。何事もなく僕の任期が終わればいいな……と。なんだか書けばかくほど、自分が最低な人間に思えてきました笑

班長として仕事をはじめてから半年たったいま、感じていることやわかっていることをまとめてみました。任期はあと半年。毎月なにかしらの作業がありますが、僕なりにがんばってみたいと思います。今回もありがとうございました。

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