家を購入するとき、「どんな会社が」「どんなふうに建てた家」なのかを気にする人は多いと思います。僕も自分が購入を検討する物件を建てた会社の評判が非常に気になりました。そこで今回から、日本の主なデベロッパー（不動産開発業者）について書きたいと思います。
今回ピックアップするのは、「アーネストワン」です。
目次
アーネストワンの概要
アーネストワンは「飯田グループホールディングス」の一員です。飯田グループといえば、市川海老蔵さんが出演する「すまいーだ」のCMが有名ですね。首都圏を中心に、マンションシリーズの「サンクレイドル」や戸建住宅の「クレイドルガーデン」を展開しているデベロッパーです。規格注文住宅の「クレイドルパレット」も手掛けています。
経営理念は、
お客様に最高の満足を提供したい、
アーネストワンの目指す最先端の<生活演出空間>です。
オフィシャルサイトによると、「家は住む人の心のあり方まで左右してしまうからこそ、常に客を主役にした仕事をしなければならない」と考えているようです。
2016年3月期（2015年4月～2016年3月）の実績は、戸建分譲が10,064棟、マンション分譲が631戸にも上ります。戸建住宅だけを考えても、1日27件以上を引き渡している計算です。売上高が2,639億円、経常利益が232億円であることを考えても、かなり規模の大きなデベロッパーだと考えていいのではないでしょうか。
アーネストワンの強みは？
アーネストワンの強みは主に2点あります。
アーネストワンの強み1 リーズナブルな価格設定
飯田グループでは、まとめて仕入れた木材を大規模な工場で効率的にカット（木の切断）しています。これにより大幅にコストをカットできるため、リーズナブルな価格で家を販売することができるのです。
実際、「土地面積30坪（100㎡）ぐらいの」「土地付き一戸建て」を「合計2000万円～3000万円」という価格で販売しています。他社の物件と比較して500万円～1000万円程度安い印象です。いわゆるパワービルダーでないと、これほどの低価格を実現することはできないのではないでしょうか。
アーネストワンの強み2 地震に強い家であること
アーネストワンの住宅ブランド「QUIE（クワイエ）」には、建築基準法で定められた強度をはるかに超える強度があります。これは阪神淡路大震災の1.5倍の地震にも耐えられるということです。また、制御装置「SAFE365」を独自に開発。これまで高額だった制振住宅のコストの下げることに成功しました。
アーネストワンの口コミは？
では、アーネストワンの評判についてはどうでしょうか。インターネットで「アーネストワン」と検索すると、非常に多くの口コミが出てきます。
アーネストワンに肯定的な口コミ
まずは、アーネストワンに肯定的な意見から
１月からアーネストのクワイエを購入後
住んで居ます
2ヶ月経った時点で、とても満足しています！！
（引用元：e戸建て）
アーネストワンの建売に引っ越して約８ヶ月近く経ちました！
我が家は、契約前に１級建築士に耐震診断してもらったり、赤外線サーモグラフィーで壁とかの断熱材状況を見てもらいましたよ！
僕も一緒に赤外線サーモグラフィーの画像を見せてもらって壁の中の柱とか断熱材がある部分や無い部分なんかも建築と縁遠い職業の僕でも一目わかりました！
耐震診断１．９８という数値で震度６強でも大丈夫って耐震診断報告書ももらったんでアーネストワンの安い家でも僕は十分安心して住んでますよ！
（引用元：Yahoo!不動産）
アーネストワンに否定的な意見
続いて否定的な意見です。
引越して次の日に水漏れ。
引越して１週間でドアと窓が閉まらなくなって、階段がギコギコ音が鳴って沈む感じがする。
クレーム連絡しても約束の日時をすっぽかされて次の日に来る。
職人と監督が不平不満を言いながら修理して、それでも直らない。
最後には「しばらく様子見てください」「また来ます」と言って二度と来ない。
買う前に、ここのサイトでアーネストワンの口コミや評判を読んで「まさかそんな酷いわけないでしょ」と思って安いからアーネストワンの家を買ったけど、まさに悪い評判どおりだと思います。
（引用元：マンションコミュニティ）
アーネストはハードである建物の品質も、ソフトである営業の
対応も当たり外れが大きいです。
（引用元：Yahoo!知恵袋）
アーネストワンについて紹介しました。「安くて強い家」が売りの会社で、評判はいいものも悪いものもあるようです。ただ、インターネットでの評判はあくまで匿名によるものです。もし近くにアーネストワンの物件について住んでいる方がいれば、率直な感想を聞いてみるといいかもしれませんね。
※この記事は、アーネストワンが関わった物件の購入を勧めるもの（あるいは勧めないもの）ではありません。ご購入するかどうかの判断はご自身の責任にてお願いいたします。また、アーネストワンの営業活動を推進するもの（あるいは妨害するもの）として書いたものではありません。