住宅ローンの頭金は「いくら入れるか」はNG! 大切な考え方は……。

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住宅ローンを組むとき、「頭金をどれくらい入れるか?」に頭を悩ませる人は多いのではないでしょうか。

実は僕が家を買ったときもそうでした。「今後のことを考えると、できるだけローンの負担を軽減したい……」と考え、貯金の全額を頭金にしようと思ったのです。

ところが、「貯金の全額を頭金に入れると、家を買った途端に破たんしますよ?」という記事にも書いたように、不動産仲介業者の人にいわれて思いとどまりました。

この経験からわかったのは、「頭金をいくら入れるか?」を考えてはいけないということ。では、頭金にする金額を考えるときに覚えておきたいのはどんなことなのでしょうか。

まず考えるのは、「なんのために家を購入するのか」ということ

頭金について考える前に、もう一度考えておきたいことがあります。それは「なんのために家を購入するのか」ということです。

生活する拠点をつくるだけなら、「持ち家」だけでなく「賃貸」という選択もあります。そうであるにもかかわらず、あえて家を購入する目的はなんでしょうか。そこをもう一度考えると、頭金をどうするかについて見えてきます。

あくまで一例ですが、僕が家を購入した理由を紹介します。

・子どもにふさわしくない施設がなく、近所にお年寄りから若者までさまざまな年齢の方が住んでいる環境で、良好かつ長期的な関係を築いていける子を育てたかった。
・人生を長期的な視点で見て、住宅にかかるトータルコストを削減したかった。
(※これについては、さまざまな意見があります)

こう考えたとき、駅前の賃貸マンションやアパートではいけないと考えました。

これはあくまでも僕が考えたことなので、すべての人にとっての正解にはなりません。100人いれば100人の考えがあると思います。

たとえば、「軽登山が好きだから山の近くに住みたい。60歳までは続けたいと思う。その後も山の近くで暮らしたい」と考える人もいるでしょうし、「小さなころから洗練された人のなかや空間で育てたい。そのためには、都心のマンションでなければいけない」という方もいるかもしれません。(想像で書いているので、貧弱だったら申し訳ありせん)

いずれにしても、こうして家を買う目的を再確認することが、頭金の金額を決めるのにとても大切です。

「いくら必要か」で頭金を考えないこと

僕のように「できるだけ頭金を多く出して、住宅ローンの負担を軽くするほうがいいのかな……?」と考える人は多いのではないでしょうか。

でも、頭金を多く入れるということは、手元のお金を減らすということでもあります。すると、家を購入することで実現したい生活の差しさわりになるかもしれません。

先ほどの例であれば、登山をする方は日本や世界の山にいくのにお金がかかります。頭金を多く入れることでその費用を捻出できなくなってしまうかもしれません。洗練された空間で子どもを育てたいのに、頭金を入れることでそのためのお金を出せなくなってしまうかもしれません。

家を購入する目的は人によってバラバラですが、共通しているのは「幸せに暮らしたい」ということではないでしょうか。それなのに、頭金を入れすぎたせいで手持ちのお金がなくなり、好きなことができないのは本末転倒です。

また、家を購入したあとは、いろいろとお金がかかります。僕の場合は、家具と家電だけで約110万円かかりました。それも、アンティーク家具や最高級家電でそろえたのではなく、ニトリやビックカメラで購入した金額です。

さらに、災害に備えたお金も必要です。日本では毎年のように地震や水害が起きています。自分が購入した家がいつこうした災害に巻き込まれるかわかりません。もちろん、火災保険や地震保険で対応できますが、手続きには時間がかかります。ひとまず、寝食に問題ない環境を取り戻すには、自分のお金が必要です。

こうして考えると、頭金の額を考えるときに大切なことが見えてきます。それは……

いくら入れるかではなく、いくら残すか

ということです。

本当はどっちが得かはっきりさせます!「頭金を貯めてから買う」vs「頭金ゼロで買う」』という記事にも書きましたが、住宅ローン金利の低いいまなら、頭金がなくても昔ほどリスクは高くありません。そうであれば、ひとまず頭金を入れずに家を購入してもOKなのです。

まとめ

・住宅ローンの頭金は「いくら入れるか?」で考えるものではない

・家を購入することでなにを実現したいのかを考えて、「いくら残すか?」で考える

・住宅ローン金利が低いいまなら、頭金を入れなくてもリスクはさほど高くない

「頭金をいくら入れるべきか……」と悩んだら、「いくら残すべきか?」という視点に切り替えてみてください。

今回も、ありがとうございました。

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