【投資初心者向け】株が生活に活きているなと思うこと3つ|生きづらさを感じる人ほど株の考え方を取り入れてみては?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

こんにちは、サラリーマンではない僕です。

僕は2016年10月に株式投資をはじめました。途中、勝ったり負けたりを繰り返しながら勉強を続けて、凡人並みの利益は得ているのではないかなと思います。

2018年1月20日現在、「北の達人(2930)」という銘柄でまずまずの確定利益と含み益を得ています。現在の価格は2,410円。800円台のときから手を出していますので、僕が手にした利益(含み益分については手にするだろう利益)は、株をはじめてから最高の額になる予定です。「北の達人」については、いずれ別の記事に書こうと思っています。

こうした直接「お金」に結びつくこと以外に、「株をはじめてよかった!」と思うことがいくつかあります。「株は恐い」や「投資なんてしても損するだけ」という言葉を聞くことがありますが、本当にそうでしょうか?

スポンサーリンク

ポートフォリオの考え方が身についた

「ポートフォリオ」とは、株式や債券、預金、不動産といった保有している資産の一覧やその組み合わせを意味しています。僕の場合は「株式20%:現金80%」ぐらいの割合で保有。また、株式は1つの銘柄に投資しているわけではありません。短期的に利益を確定しつつ、常にいくつかの銘柄を持っています。この一覧をポートフォリオというわけです。

資産を分散して保有する目的は「リスクを分散すること」です。たとえば、Aという株が価格を下げても、分散して保有していればダメージが少なく済みます。また、Bという株の価格が暴騰すれば、全体として利益が出るかもしれません。いずれにしても、分散投資することで安定性が増すわけです。

ポートフォリオの考え方を手に入れたことは、株をはじめてよかったと思うことに一つです。僕はフリーランスとして活動していますが、僕には(株も含めて)4つの収入源があります。株を除けば、いずれもこれまで培ってきたスキルを活用して運用。それぞれに直接的な関係性はないため、どれか1つが倒れても残りの収入源で生活をカバーすることができます。つまり、「収入源AもBもCもDも、すべては僕の人生のポートフォリオの一つ」ということです。この考え方をすることで、僕の生活は本当に楽になりました。

政府は2017年、モデル就業規則を改定して副業を解禁する方針を打ち出しました。これが実際に機能するためにはまだまだクリアにしなければいけないことがたくさんありそうです。ただ、これは大きなチャンスなのではないでしょうか。フリーランスの方がポートフォリオ的な考え方をするのは、ある意味で当然のリスク管理かもしれません。副業の解禁によって、会社員の方も同じようなリスク管理をできる時代がやってくるのです。お給料のほかにもう一つ収入源を持っておくと、生活の安定性がグッと高まるのではないでしょうか。

1点集中の考え方が身についた

僕は基本的にどれか一つの銘柄に集中して投資することはありません。常に3~5個の銘柄に分散して投資しています。これはフリーランスの仕事についても同じです。収入源は4つありますが、常にバランスを考えてかける時間や労力、お金を分散しています。これはこれで正解であることに間違いはなさそうです。

一つ問題があるとすれば、株にしても実生活の仕事にしても成長スピードが遅くなってしまうことです。

仮に300万円の資金があったとします。これをABCという3つの株に100万円ずつ投資したとしましょう。もしA株が20%成長したとしたら、増える資産は20万円ですね。もしA株に全額の300万円をすべて投資していたらとしたらどうでしょうか。20%の成長で資産は60万円増えることになります。つまり、分散によって安定を目指すと、スピード感ある成長が犠牲になってしまうということです。

でも、実際に仕事をしていると「ここが勝負所!」という状況になることがあります。こうしたときに分散の姿勢を崩さないでいると、大切な勝負に負けてしまいます。「要所で1点集中することが大きな成長につながる」という考え方は、株をやることでよりクリアになりました。

損切りの考え方が身についた

「損切り」とは、損が広がりそうな銘柄を早めに売却することで、結果的に損失を最小限に抑える方法です。これも仕事や私生活でかなり役に立っています。

仕事をしていると、「時間や労力、お金、精神の擦り減らしといったコストがかかる割に、さほど利益が出ない案件」に当たることがあります。こういった仕事は特に精神面を蝕むことがあり、将来的に大きな徒労感に襲われる可能性があります。うっかりするとうつやパニックにもつながりかねません。一番大切なのは健康と時間ですから、こうした仕事は早めに“損切り”してもいいのではないかと思います。一時的に収入は減ることになりますが、空いた時間と労力、お金を別の仕事に投資すれば長期的にはプラスにできるはずです。ただ、こちらの記事に書いたように、なんでもすぐにやめればいいとは思っていませんが……。

【フリーランスの生き方】20代でやってよかったこと、やっておけばよかったこと|38歳おっさんフリーランスの本音
こんにちは、サラリーマンではない僕です。 このブログでは、主に住宅について書いていますが、時々、仕事に関しての記事もア...

さて、もう一つは読んでくださる方に受け入れていただけるかな……と心配なことです。損切りの考え方は、私生活でも役に立っています。友人だと思っていた相手でも、環境の変化などにより一緒にいるのが辛くなってくることがあります。僕の場合は、「オレ自慢」の傾向のある人や「マウンティング癖」のある相手と一緒にいると、こちらの精神までやられてしまいます。

そこで最近は、フェードアウトすることで人間関係の損切りをすることに。(忙しくて会えていない友人がいますが、それは損切りしているからではありません! このブログをやっていることを知っているリアル友人の皆さま、どうか勘違いなさらぬよう……)

そうだとは言え、そのまま友人関係をバッサリ断つわけではありません。再び気が合うようになってきたら、また友人関係に戻ればいいのです。そのとき、相手がこちらをどう思うかはわかりません。相手の出方を受け入れればいいだけの話です。

ただ「最近、あの友だちといるのが辛い……」といったことがある場合、無理する必要はありません。損切りの考え方を活用することで、きっと気持ちが少し楽になると思います。人間関係で生きづらさを感じたら、ぜひ損切りの考え方を思い出してください。

お金のためにはじめた株ですが、当初考えてもいなかったメリットがありました。僕にとって株はすっかり生活の一部です。株をはじめて本当によかったと思っています。

筆の進むまま……というかキーボードを叩く指の進むままに書いてしまいました。それこそ“オレ自慢”になっていたらすみません。今回もありがとうございました!

スポンサーリンク
最下層