前回は、戸建てに住んでいるいまだから思う戸建てのメリット1~5についてお聞きいただきました。今回は、その続きで、6~10についてお聞きいただきたいと思います。
→1~5はこちら。
6、自分の生活音に気をつけなくて良い

マンションに住むと、どうしても自分の生活音に気を使わなければなりません。特に、子どもがいる場合は足音や泣き声に注意しなければならないようです。実際、マンションを買った僕の友人は、階下の人から苦情をもらった経験があるそうです。
戸建てに住むとこういったことは起きにくいようです。僕は音楽が聴くのが趣味で、けっこうな大音量で聴いていますが、苦情をもらったことはありません。念のため家の外に出てどれぐらい音漏れしているか確認しましたが、あれだけの音量で聴いているにも関わらず通気口からわずかに聞こえてくるだけです。おそらく、隣の家のなかには、一切聞こえていないと思います。
7、近隣の方の生活音に悩まされない

自分の生活音に気を使わなくて良いということは、近隣の方の生活音に悩まされることもないということです。
以前住んでいたアパートでは、上の階の子どもが走る足音や親が叱る声、赤ちゃんの泣き声などの生活音に悩まされました。特に僕はフリーターで仕事をかけ持ちしていますから、朝方帰宅して眠るということも多くあります。そんなとき、上の階の子どもが起床して走りまわる足音を聞くと、本当にうんざりしました。
でも、いま住んでいる戸建てではこういったことは一切ありません。僕の家は旗竿地に建っていますが、隣接している家には小さな子どもや赤ちゃんがいます。でも、家のなかにいれば、泣き声や騒ぎ声は一切聞こえてきません。アパートに住んでいたときとは大違いです。ちなみにマンションはアパートとちがい防音性に優れていると思いますが、やはり大きな足音を立てると階下に響くことがあるそうです。
8、マンションと比べて窓が多い
これも戸建てならではのメリットだと思います。
マンションなどの集合住宅の場合、窓を作ることができるのは基本的に2面。角部屋でも3面だと思います。でも、戸建ての場合は4面に窓を作ることができます。それだけ多くの自然光と風通しを得ることができるので、非常に解放的で気持ちの良い住環境が作れると思います。
9、ペットを自由に飼うことができる
自由にペットを飼うことができるのも戸建ての魅力ですね。分譲マンションでも「ペット禁止」の規則のあるところは多いようです。
10、地に足のついて生活ができる
「コワ~い高層マンションの話」(宝島社)という本によれば、高層マンションに住むと、流産や神経症、アレルギーなど、健康状態に悪影響が出る場合があるそうです。著者は東海大学医学部の逢坂文夫氏。膨大なデータから現代日本の「家」と「家族」の問題を研究している方で、2002年には国土交通省シックハウス症候群対策委員も任されています。
この本の内容が嘘か本当かは僕には判断できかねますが、もしかしたら高いところに住むことで人間は無意識のうちにストレスを感じるものなのかもしれませんね。やはり、地面に近いところで生活するのが一番なのかもしれません。
以上、戸建てに住んでいるいまだから思う戸建てのメリットを、2回にわたり10個お聞きいただきました。これから住宅を購入する方の参考になれば幸いです。
今回もありがとうございました。
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