新築戸建てでも新築マンションでも! 内覧会ではしっかりチェックしたほうがいい理由

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内覧会_虫眼鏡

先日、Yahoo!をチェックしていると『新居の入居前チェックは「ほどほど」が正解!?』というタイトルの記事が流れてきました。

「家を購入する前はしっかりチェックすべき」というのがある意味常識。こんな不思議なタイトルの記事ははじめてです。気になったので、すぐに読んでみました。

……その内容に驚愕!

とんでもない記事だったので、僕の思うところをまとめてみようと思います。

 

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まずは記事の内容をざっくりまとめます

この記事の配信元は「朝日新聞デジタル」です。こういったものは早いうちに削除されてしまうことが多いので、まずは記事の内容をざっくりまとめようと思います。

・内覧会は大切なイベントだ

・このときキズや汚れをチェックしまくる人が多い

・だが、家は大勢の職人が出入りして作られるものだから、傷が多いのは当たり前

・実際に生活すれば、キズや汚れがつく

・そうであれば、内覧会であえてキスや汚れを必死に見つけて気落ちするのは無意味

・普通に眺めて誰もが気づくキズや汚れだけ、機能的な不具合だけを直してもらう

・そのほうが結果的に幸せだ

この記事を執筆なさったのは、「SUUMO(スーモ)」の元編集長でいらっしゃる山下伸介とのことです。有益な情報を無料で配布しているリクルートの「SUUMO」。僕は家を買ったあとも毎週のようにいただいて読んでいるのですが……。

その元編集長が書かれたこの記事を読んで、正直「はあ!?」と思いました。

内覧会_は_

内覧会ではしっかりチェックしたほうがいい理由

この記事は、どこかのビルダーからお金をもらって書いたものなのでしょうか……。あまりにも現実をわかっていないような気がします。

僕が購入した家で見つかった不具合

内覧会とは、売主と仲介業者、そして買主が一緒に家のなかをチェックして、キズや汚れ、設備の不備がないか確認するものです。

設備の不備に関しては内覧会以後でも対応してもらえるのですが、キズや汚れに関してはそうではありません。これ以降はすべて買主の責任とされるのです。

僕の家の場合ですが、大小合わせて40ヶ所以上の傷を発見しました。もっとも多かったのは玄関のドアをつける木製の枠で、謎の傷が無数についていました。どうすれば、あんなにキズがつくのか。おそらく作業の途中で一時的に地面になにも敷かずに置いたのではないでしょうか……。

そして、もっともひどかったのはこちらです。

ドアの欠け 拡大

これは、トイレのドアです。ご覧の通り、角の部分がごっそり欠けてしまっています。幸い内覧会で気づいたので、売主に指摘して修復してもらいました。

運搬の途中で道路や地面にぶつけなければできるはずのないキズです。また、これだけ大きなキズですから、作業中の職人はこれに気が付いていたはずです。それにもかかわらず、交換や修復することなくそのまま取り付けたと考えられます

さて、ここで大切なことです。

先ほどの記事には、こう書いてあります。

家を買った人の気持ちを察すれば、一生ものの買い物にキズがついていたら心中穏やかではいられないのはよくわかる。だから、内覧会では普通に眺めていたら気づかないようなささいなキズも、目を皿のようにして見つけようとする。

このように一定の理解を示したうえでこう書いてあります。

普通に眺めて誰もが気づくキズや汚れ、機能的な不具合はしっかり直してもらう。

いやいやいやいや……。

僕の家で見つかった玄関のドア枠のキズやトイレドアの欠けは、「目を皿のように」しなければ絶対に見つかりませんでした。特にトイレドアは床から180センチ以上の高さにあるのです。また、ドア枠にしてもトイレの扉にしても、こんなところにキズがあるとは考えづらく、しっかりチェックしたからこそ見つけられたのだと考えられます。

この記事の筆者である山下伸介氏のいうように「普通に眺めて」いるだけでは、絶対に見つけることはできなかったでしょう。

あとからキズや汚れに気付いてしまったほうがよっぽど不幸

山下伸介氏は、記事をこのように締めくくっています。

 今思うと、わずかなキズや汚れを必死に見つけておいて気落ちするというのは、ある意味、自傷行為みたいなものだ。どうせ生活が始まればどこにあったかもわからなくなるようなキズや汚れにすぎない。その程度のものをわざわざ見つけて、人生で何度もないマイホーム購入のせっかくのワクワク気分に自ら水を差すなんて、いかにも残念な行為だ。

住宅とは新築でも多少のキズや汚れはあるもの。そう理解したうえで、普通に眺めて誰もが気づくキズや汚れ、機能的な不具合はしっかり直してもらう。それ以上でも、それ以下でもない。内覧会にはそんな心持ちでのぞむのが、結果的に幸せなのではないかと思う。

いやいやいやいやいやいやいやいや……。

僕はまったくそう思いません。

「どうせ生活が始まればどこにあったかもわからなくなるようなキズや汚れにすぎない。その程度のものをわざわざ見つけて……」というのは、あくまで「その程度」のものしかなかったことが前提です。

しかし、はじめて家を買う人にとっては、“なかなか気づきづらいけど大きなキズ”というものも存在します。目を皿のようにしてチェックしなければ見つからない重大なキズというのもあるのです。

また、「せっかくのマイホームのキズをわざわざ見つけて楽しい気分に水を差すのは残念な行為だ」という旨のことも書かれていますが、僕としては実際に住んでから大きなキズを見つけてしまったときのほうがよっぽど不幸だと思います。

この記事がどのような経緯で書かれたものなのかは不明ですが、本当に納得がいきません。戸建てでもマンションでも、家を購入するときはしっかりとチェックする。あとで後悔しないためにも、この意識は持っていたほうがいいと思います。

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