「貧乏は必ず治る。」を読んだ感想(レビュー)|貧乏人とお金持ちの生活習慣の違いがよくわかる本

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 3

先日、「お金持ち 友達」というキーワードでインターネット検索をかけました。なぜこんな恥ずかしい検索をかけたのかというと……。

僕はある友人に「お前の趣味、貯金だろ?」と悪意に満ちた言葉を投げつけられたことがあります。その友人は友達が多いのがなによりの自慢。毎晩のように彼女や友人と飲みに行き、時にはお酒のにおいをさせたまま出社することもあるようです。

彼は(おそらく)僕よりも年収が高く、「金があったら彼女や友人や先輩、後輩と使うものだ」というスタンス。その言葉通り彼女にブランドものをバンバン買い与え、毎日が外食で自炊は気が向いたときにしかやらないという生活です。インスタグラムを見ていると、いまどきこんなにもバブリーなお金の使い方をする人がいるのか……と驚いてしまいます。

先ほどの「お前の趣味、貯金だろ?」という言葉の背景には、「おれみたいに身のまわりにいる人のために金を使わないお前はバカ」という気持ちがはっきりと見て取れます。

確かに、僕はほとんど飲み会に行きません。基本的には仕事ばかりしています。「年収200万円台の低収入だった僕が6年間で650万円を達成した、たった一つの貯金の仕方」に書いたように、本当に意味があると思う飲み会にしか参加しないと決めたからです。そうした様子を見て、彼は「あいつは友達を大切にしない」と感じるのかもしれません。(僕としては、妻や友人のためにそれなりのお金を使っているつもりなのですが……汗)

僕は数年前から、お金をしっかり稼ぐことに照準を絞っています。それに対し、彼は友達と飲みながら一緒に時間を過ごすことが大切だと考えているようです。それぞれの目指すものが異なるのであって、個人的にはどちらのほうが正しいとかどちらのほうが間違っているとかいうつもりはありません。

ただ、気になることがあります。「じゃあ、お金持ちは友達についてどう考えるのだろうか」ということ。そこで最初に紹介したワード「お金持ち 友達」で検索したというわけです。

このときに「貧乏は必ず治る。」という本に出会いました。あまりにもキャッチーすぎるタイトル笑 今回はこの本を読んだ感想を紹介します。お金持ちが友達についてどう考えているのかもわかりますよ!

「貧乏は必ず治る。」ってどんな本?

「はじめに」に非常に破壊力のある一言がありました。

貧乏は生活習慣病です。

貧乏は生活習慣病……!? この言葉は本当に衝撃的でした。さらにこう続きます。

食事を変え、生活のリズムを整え、運動をすることで体調が改善するように、貧乏も生活を変えることで必ず治るのです。

筆者は、生活を変えること貧乏は必ず治ると言い切ります。では、どう改善すればいいのでしょうか。この本では貧乏人とお金持ちを全部で40の項目で比較しています。つまり、貧乏の生活習慣を改めて、お金持ちの生活習慣を真似すればいいわけです。

「貧乏は必ず治る。」を読んで印象的だったこと

「忙しい貧乏人 マイペースなお金持ち」。この見出しを読んで、あなたはどう思いますか?

僕は「いや、それはお金があるからマイペースで生活できるのであって、お金持ちになるための方法ではないだろ」でした。ところが、ここでいうマイペースの意味はこれとはまったく違います。

この本でいう「忙しい人」は会社やまわりの都合に踊らされている人という意味です。会社や誰かがが得をするために、自分を犠牲にしてしまっている人という意味です。

一方、この本でいう「マイペースな人」というのは、自分が成功するためのペースを知っている人という意味です。決して「のんびり」ということではありません。

つまり、「忙しい貧乏人 マイペースなお金持ち」という項の本質は、「自分の人生を自分の責任で生きてみよう」ということになります。

このほかにも、「わり算で考える貧乏人 かけ算で考えるお金持ち」、「自分の感覚を信じる貧乏人 自分の感覚を疑うお金持ち」、「夢に生きる貧乏人 夢を活かすお金持ち」など、世の中でいわれていることとは一味違う項目が並んでいます。

筆者の桜川真一さんってどんな人?

桜川真一さんは、お兄様の会社倒産に伴う借金3億円から復活した人物。この本の執筆時点では、不動産や株などで3億円のしきんを手にしているそうです。

この手の本の筆者としてはある意味お馴染みのキャラクター像ではあります。でも、借金で溺れそうな状態で逆にお金持ちになる方法を考え、「自己破産はしない」という方針から資産を築いた点は素直に素晴らしいのではないでしょうか。

お金持ちは友達についてどう考えているのか?

「友達の少ない貧乏人 友達の多いお金持ち」という項目に、筆者の知り合いであるYさんが登場します。

Yさんは誰とでもすぐに友達になれるタイプ。その人柄から同期のなかで一番早く出世したものの、その後は出世競争に敗北し間もなく定年を迎えるといいます。目下の悩みは老後の蓄えがないこと。付き合いの良さからくる飲み代にお金が消えてしまったのです。さらに心配なのは、退職と同時に切り出されるかもしれない奥様からの離婚の申し出だとのこと。これまでどんな接し方をしてきたのかはわかりませんが、ちょっと寂しいですよね。

一方、筆者が成功した経営者から話を聞くと、必ず「盟友」と呼ぶべき「真の友達」の話が出てくるそう。その人がいなければ成功できなかったというような友達です。成功する経営者は仕事を通して人脈をつくるのですね。

そのうえで筆者はこうまとめます。

私は、友達をつくるなとか、知り合いを増やすなと言っているのではありません。
ただ、友達を増やすことや知り合いが多いことを目的にしてはいけないと言いたいのです。
(中略)
信頼を軸にしっかりとした関係を築く。これが、いざというときに本当にあなたを助けてくれる友情・人脈なのです。

「貧乏は必ず治る。」を読んだ感想 まとめ

・「貧乏は生活習慣病」という言葉に衝撃を受けた。
・一般的なお金関係の自己啓発本とは少し異なる内容。
・貧乏人の生活習慣とお金持ちの生活習慣の違いを知ることで、お金が出ていくのを防ぎながらお金が入って来るようにする考え方を学ぶのに役立った。
・この本を読むきっかけとなった、「お金持ちは友達について考えているのか」についてよくわかった。

僕は現在、家族や(これから生まれてくる)子どもを守るために、「お金を稼ぐ」「お金を増やす」ということに照準をしぼっています。「貧乏は必ず治る。」は、そのためのヒントがたくさんある本でした。興味のある方は、一度読んでみてはいかがでしょうか。


貧乏は必ず治る。

スポンサーリンク
最下層