【フリーランスの生き方】仕事がない時代でもこんな人からは請けてはいけない3つのパターン

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

僕はフリーランス歴13年です。いまでこそ「フリーランス」と名乗っていますが、最初は本当に仕事がなく困っていました。このブログをはじめた3年前の自称は「フリーター」。友人に「お前フリーターじゃなくてフリーランスなんじゃないの?」といわれてようやく、「そうか、おれってフリーランスなんだ」と感じたほどです。

仕事がないといろいろな人が「うまく使ってやろう」と近づいてきます。こういう人と仕事をするとろくなことになりません。今回は一緒に仕事をしてはいけない3タイプの人を紹介します。

スポンサーリンク

足元を見てくる人

今度仕事まわすから、今日中にこれやっておいて!

フリーランスとして活動している人なら、こんなことを言う人に一度や二度は会ったことがあるのではないでしょうか。

こういうことを言う人の思考回路はだいたいこんな感じです。

ああ、今日中に終わってないといけないことなのに目途がつかないな。

でも、これ自分でやるの面倒だな。

そうだ、あいつにやらせよう。

あ、でもギャラ払えないぞ。

でも、あいつ駆け出しで仕事に困ってそうだから、「今度仕事まわす」っていえばタダ働きするだろ

電話する「今度仕事まわすから、今日中にこれやっておいて!」

ポイントは「あ、でもギャラ払えないぞ」の部分。それでも自分の仕事を終わらせなければいけないからなんとか無料で働かそうという意図が、電話の「今度仕事まわすから」の部分に表れています。

僕も何度かこういう人と出会ったことがあります。こういう人の頼みを引き受けると最悪です。「今度仕事まわすから」の「今度は」はいつまで経っても訪れません。本当のタダ働きになってしまいます。

「こういうことを言う人とは仕事をしない」と決めておくといいと思います。

ギャラを払ってくれないor未払いになる人

ギャラを踏み倒す人も、意外なほど多くいます。「相手も自分もフリーランス」という場合によくあるようです。

フリーランスになって2年目か3年目のころ、僕も被害にあったことがあります。会社勤めをしていたころに出入りしていた専門職の方だったので大丈夫だと思っていたのですが甘く考えていました。

一緒に仕事をしたのは約半年。一般的には毎月締め日を設定してギャラを払ってもらうものだと思います。でも、相手を信用していたことや自分の立場が弱かったこともあり「いつでもいいですよ」としていたのが間違いのもとでした。累積していたギャラを1円も払ってもらえないまま連絡が取れなくなってしまったのです。

ギャラの金額は120万円。

他の仕事を断って彼からの仕事をやっていたので本当に大変でした笑

業界のツテをたどっていろいろと調べたり、実家まで直接行って話を聞いたりしてみたのですが、彼は妻子を残して行方不明になっていました。どうやらいろいろなところで同じようなことをしていたようです。踏み倒したギャラの総額はいったいいくらになるんだろ……。

ただ、この場合は足元を見てくる人よりはまだマシです。実際に仕事としては成立しているので、とりあえずは実績になります。別の機会にこれを営業ツールにすれば、元を取ることも可能です。

中途半端に大きい企業・大きいブランドに勤めている人

中途半端な大企業&大手ブランドの方は、「自分の立場は相手より上!」と考えている人がいるようです。(もちろん全員ではありませんよ)

こういう人との仕事も最悪です。「フリーランスにならなにを言っても大丈夫だろう」と思っているのかもしれませんが、非常に高圧的な態度を取られることがあります。その口調は、いまをときめくブラック企業もびっくりなほどです。

それでいてギャラが安いのも特徴的です。これは「うちと仕事をしたい人はいくらでもいるに違いない」というおごりからきているのではないかと思います。

僕が出会ったこの手の人には、「部長」や「課長」ではなく社内でだけ通用する「××長」のような肩書がついていました。

フリーランスの人が一緒に仕事をしてはいけない人3パターンを紹介しました。

大切なのは自分の直感を信じることです。

「この人と一緒に仕事していいのかな」「この人なんだかうさんくさいな」と感じたら関わらないようにするのがおすすめです。すでに関わってしまっている場合は、できるだけ早くギャラを回収して距離をおくのが正解だと思います(回収できそうにない場合は、潔くあきらめることも大切。「損切」の考え方を持ちましょう)。ただし、業界が狭い場合、逆に自分の悪評を流されるかもしれません。充分に注意してそっと離れていくのが得策です。

逆に、「短期的には危ないと思っても長期的視点で見ると大きなリターンになって返ってくる」という直感が働くこともあります。この場合はリスクを覚悟しつつ、あえて請けてみてもいいのではないでしょうか。

今回もありがとうございました。

スポンサーリンク
最下層