共働き夫婦の家計管理は妻or夫?|僕が妻に家計の管理を任せなかった理由

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 3

先日、こんな内容のネットニュースを読みました。

・女性Aさんは、婚約者である男性Bさんと結婚後の生活について話し合った。
・AさんはBさんに「あなたの給料は全部自分に預けてほしい」と伝えた。

元記事を見つけられないのではっきりと確認することはできないのですが、ざっくり書くとこんな感じでした。

これを読んだときの僕の感想は「え、嘘でしょ!?」でした。「給料を全額預けてほしい」なんて、うさん臭さを感じずにはいられません。案の定、Bさんの反応はこうでした。

「結婚前にそんなことを言うなんて、なんだか詐欺みたい……」

女性の立場からはどうなのかわかりませんが、男性の皆さんはある程度理解できるのではないでしょうか。

記事はさらに続きます。

・その後、AさんはBさんを根気強く説得。
・最終的には当初の提案通り、家に入って来るお金をすべてAさんが管理することに決まった。

「こんなことをいう女性とはとてもじゃないけど結婚できないな……」と驚愕の思いで、しばらく記事を読み返してしまいました。でも、そのうちに気づいたんです。よく思い出してみると、うちも結婚前に同じようなことがあったということに……笑

今回は夫婦の家計管理法をパターン別にまとめるとともに、僕の家がどのように家計を管理しているかを紹介します。

お金が貯まる口座の作り方は?

夫婦の家計管理方法には、主に4つのパターンがあります。

パターン1 夫婦の収入を全額共通の口座で管理する

夫婦2人の収入を全額共通の口座に入れて管理する方法です。生活費や住居費、貯蓄などを同じ口座から捻出するので、お金の管理が単純でわかりやすいメリットがあります。

パターン2 完全に別の口座で管理する

夫婦2人が完全に別の口座をつくって管理する方法です。たとえば、「夫は住居費を払い、妻は生活費を払う。それぞれしっかり貯金すること」などのように決めて、各自の責任で生活します。お互い自由に使えるお金が増える一方、相手のお金を把握できないデメリットもあります。気づけばどちらにも貯金がなかった……なんてこともあるかもしれません。

パターン3 夫婦別口座と夫婦共通口座の両方をつくって管理する

共通口座に毎月定額のお金を入れ、住居費や生活費を支払います。共通口座に入れない分のお金を自分で管理できるので、ある程度の自由が利くメリットがあります。

パターン4 どちらか片方が全額負担して管理する

夫婦どちらか片方の収入で住居費から生活費まで負担する方法です。仮に夫の収入でこれらを賄うとしたら、妻の収入は全額貯蓄にまわすことになります。

僕が愛してやまない「SUUMO」が2016年2月におこなった調査によると、以下のような結果が出ています。

・世帯年収1,000万円未満…全額共通の口座で管理(パターン1)が28%
・世帯年収1,000万円以上…完全に別の口座で管理(パターン2)が30%

2017年11月7日号ではそのうえで、「貯蓄が貯まりやすいのは、“全額共通口座型”」と結論づけています。

僕の家ではどのように家計を管理しているか

単純に一つの例として、僕の家の場合を紹介します。

結婚前、僕と妻のあいだでも「家計の管理をどうするか」について話合ったことがあります。最初に妻が提案したのは、「お小遣い制」でした。二人の収入を全額一つの口座に入れて、それぞれが毎月のお小遣いをもらう方法です。上の分類では「パターン1」に当てはまります。

僕はこれに対し、激しく反発しました。その理由は、主に以下の3つです。

1、自分の収入を妻に把握されるのは精神的に耐えられない

僕はフリーランスです。収入が100万円近い月になることもあれば、10万円しかないこともあります。こういう数字を妻に把握されるのは、プライドの問題で耐えられません。女性からすると「ちっぽけなプライド……」と感じるかもしれませんね。でも、男性は基本的にプライドの生き物です。(最近の若者には当てはまらないともいわれていますが、実は結構あるのではないかと思っています)

2、余計な不安を生み出したくなかった

フリーランスとして10年生活してきた自分としては、毎月の収入に変動があるのは当たり前のことです。でも、妻は普通の会社員。毎月定額の収入があることに慣れています。妻が僕の収入を把握することで余計な不安を生み出し、トラブルのもとになるとも考えました。

3、お金の管理は絶対に自分のほうが向いているという自信があった

僕が結婚したとき、フリーランスとして生活しながら毎年数十万円~100万円レベルの貯金をしていました。年収は200万円代~400万円代で変動がありましたが、まずまず悪くはないレベルだと思います(貯金の仕方はこちらの記事をどうぞ)。また、フリーランスという立場上、お金の管理には慣れているという自信がありました。

一方の妻は、一人暮らしをしたこともありませんでした。家賃や光熱費でどれだけのお金が消えていくかを実感したことがなかったわけです。こういうこともあって、「絶対に自分が管理したほうがいい」と考えていました。

こういった理由を踏まえて話し合いを続けた結果、妻の再提案によって「パターン3 夫婦別口座と夫婦共通口座の両方をつくって管理する」を選びました。僕と妻のそれぞれが共通の口座に定額を振り込み、生活に必要なお金を賄う方法です。夫婦の手元に残ったお金は、それぞれがそれぞれの裁量でやりくりしています。

貯金については、「夫婦共通の貯金」「僕個人の貯金(投資含む)」「妻個人の貯金」の3種類。合計すると、夫婦が2年間まったく働けなくなっても生活できる水準までは貯まっています。まずまず順調といえるのではないでしょうか。

僕はフリーランスなので、夫婦ともに会社員の方の家庭とは事情が異なるかもしれませんが、これから結婚する方や家計管理を見直したい方の参考になればと思います。

結局、夫婦のどちらが家計を握るべきなの?

「男性にお金を持たせるとろくなことがない」というのは、いったいなにを根拠にしているのでしょうか。その後、いろいろな人に話を聞いてみたところ、「パチンコや競馬などのギャンブル」「お酒」「たばこ」「女性関係」を危惧する方が多いようです。うーん……。

家計の管理は、夫婦そして子どもの将来にダイレクトに関わる重要な問題です。「夫が管理する」「妻が管理する」というように性別で決めるのではなく、「どちらがお金の管理に向いているか」という観点で決めるのがもっともいいのではないかと思います。逆に、どうしてもお金を自分で管理したい場合は、「自分のほうがお金の管理に向いている」ということを客観的な事実と一緒に証明すればいいのではないでしょうか。ただ、相手の気持ちにはくれぐれも配慮した話し合いをしてくださいね! 今回もありがとうございました!

スポンサーリンク
最下層